【対策のコツ】慶應看護医療学部/総合型選抜(AO入試)
【受験生必見】慶應義塾大学看護医療学部の入試情報(総合型選抜(AO入試))まとめました
はじめに
看護医療学部は主に看護師や保健師を育成する学部です。
1,2年次は湘南藤沢キャンパスで、3,4年次は信濃町の慶應病院を軸にして学んでいきます。医学部と薬学部と併設されている看護系学部は日本にそこまで多くないことから、メディカル系志望者にも人気の学部となっております。
また卒業後も7~8割が慶應病院に就職する安定さから、私大看護系トップの偏差値を誇っています。このページでは慶應義塾大学看護医療学部の入試情報についてわかりやすくまとめています。
入試情報の概要 | 令和4年度
【試験内容・科目】
一般入試 | 外国語+選択科目(数学/化学/生物)+小論文+面接 | |
---|---|---|
総合型選抜(AO入試) | 出願書類 | A方式:志望理由書、活動報告書 |
B方式:志望理由書、学習計画書 | ||
二次試験 | 面接 |
看護医療学部の入試は総合型選抜(AO入試)と推薦入試を併願することの親和性が高いと言えます。どちらの入試でも「キュア」と同様に「ケア」の重要性を理解している受験生を求める入試体系が実施されています。
一般入試の小論文では例年、ケアや医療にまつわる出題がなされることから、現代社会における看護事情を把握しておくことは不可欠です。また総合型選抜(AO入試)一般両方で面接試験もあることから、しっかり志望理由等を考えておくことも必要となります。
【試験日程】
総合型選抜(AO入試) | 出願期間 | 2021年9月22日~9月27日(締切日消印有効) |
---|---|---|
第1次選考合格発表 | 2021年10月18日 | |
第2次選考 | 2021年10月23日 | |
第2次選考合格発表 | 2021年11月1日 | |
入学手続〆切 | 2021年12月10日 | |
一般入試 | 試験日 | 1次:2022年2月11日 2次:2月20日 |
合格発表日 | 1次:2022年2月17日 2次:2月25日 | |
入学金等振込期限 | 2022年3月4日 | |
入学手続書類提出日 | 2022年3月14日 |
慶應義塾大学 「看護医療学部 総合型選抜(AO入試) 募集要項」
慶應義塾大学 「学部入学案内 - 一般選抜」を参照
【求めている人材】ポイント解説
慶應義塾大学看護医療学部公式のアドミッションポリシー
看護医療学部は、「人の健康と生命、看護への関心をもち、他者の苦痛や悩みを理解しようとする人」、「人を尊重し自分とは異なる立場や文化、価値観を持つ人々とコミュニケーションでき、関係を築いていこうとする人」、「ものごとを多角的にとらえ、そこにある問題に気づき、解決の方向性と対策を考え出し、それを実行する意志と行動力がある人」、「自らやると決めたことをやり遂げようとし、失敗の経験から学び、自身を成長させようとする人」、「自分の行いが人々や社会に役立つことを望み、人々や社会のよりよいあり方を追求しようとする人」を求めている。学部開設の目的である、人々と社会のため看護医療の先導者となる意欲ある人材を、一般入試、AO入試、第2学年学士編入学試験という多様な方法により選抜している。
ポイント:看護医療の先導者を求めている
アドミッションポリシーにも記述されている通り、慶應義塾大学の看護医療学部は看護医療の先導者を求めています。一般的な看護系の学部のミッションは、看護師を輩出することですが、慶應はそれに留まらず、その業界を導ける人材を育成することを目指しています。
だからこそ「これまでとこれからの看護」という視座を持ち、それを小論文や面接、出願書類でアピールすることが重要となります。例えば総合型選抜(AO入試)においては、一人の看護師となるよりも、看護師や保健師となって、どんな社会の問題に挑みたいかと書くことが重要となるでしょう。
総合型選抜(AO入試)についての情報まとめ
概要(看護医療学部の総合型選抜(AO入試)とは?)
医療・看護系の学部ではそこまで総合型選抜(AO入試)は実施されていないことから、比較的珍しいと言えます。ただ募集枠が若干名であることから例年倍率が高騰する傾向にあり、しっかりとした対策が必要と言えるでしょう。
看護医療学部の総合型選抜(AO入試)の対策とポイント
ポイント①自分の強みを活かして受験できる
看護医療学部の総合型選抜(AO入試)には、A方式とB方式の2種類が用意されており、それぞれ特徴が異なります。A方式は誰でも出願が可能であり、またA方式独自で「活動報告書」の提出が求められています。学校の勉学に自身がない/活動実績に自信のある受験生はA方式を受験すべきでしょう。
B方式は評定平均4.5以上が基準となっており、B独自で「学習計画書」の提出が求められます。自身の活動もさることながら、学校の成績や将来のビジョンに自信のある受験生はB方式を受験すべきだと言えます。
ポイント②理系科目が苦手でも合格できる
基本的に看護・医療系の学部へ進学するためには理系科目で受験することが必要ですが、看護医療学部の総合型選抜(AO入試)は書類+面接で合否が決まるため、学科試験は不要です。理系科目は苦手だけど、医療系に進みたい受験生にとっては狙い目となるでしょう。
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看護医療学部の一般入試について
一般入試の特徴
①受験科目を選択できる
選択科目が数学/化学/生物から選択が可能です。自分が得意なものを選択することができるので、受験を有利に進めることができます。
②小論文が必須
慶應義塾大学の特徴とも言えますが、小論文が必須科目となっています。ケアや医療にまつわる出題がなされる傾向にあることから、ただ英語や理系科目の勉強をするのみに留まらず、看護界隈の情報収集も不可欠となります。
③2次試験に面接がある
医療・看護系学部全般に言えることですが、2次試験に面接があります。ここでは看護医療学部のアドミッションポリシーを元に、志望理由などを聞かれることから、総合型選抜(AO入試)と同様になぜ看護医療学部に進学したいのか、なぜ慶應なのか、などを考えておく必要があります。
以上の特徴があるため、総合型選抜(AO入試)と両立させやすい学部といえます。
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