【プロが解説】上智大学総合人間学部心理学科 公募推薦入試に合格するための対策法
はじめに
初めまして。みなさんこんにちは!
ルークス志塾の松崎です!ルークス志塾では上智公募制推薦入試の対策を担当しています。
心理学科の公募推薦入試について、
「面接ではどのようなことを聞かれるの?」
「そもそも心理学部はどんなことが学べるの?」
など、わからないことが多いのではないでしょうか。
このコンテンツでは、上智の受験生を数多く指導してきた筆者が、上智大学総合人間科学部心理学科を公募制推薦入試で受験する時のポイントをご説明します!
上智大学総合人間科学部とは?
上智大学総合人間科学部には、教育、心理、社会、社会福祉、看護の5つの学科が所属しています。そして、各学科の定員は60名程度と、教授との距離が近い環境が整っています。また、少人数であることからゼミ等での活発な議論も展開されています。
それでは以下に心理学科の説明を述べていこうと思います。
心理学科での学びとは?
心理学科では、心理学の歴史的な経過や思想的な背景を学び、統計学やデータ処理法を学びます。まず、1年次の「演習」では心理学の英語原書を読むことで心理学に対する理解を深めます。そして、2年次からはデータの収集、分析、解読を行いながら、「演習」で心理学と社会の関わりを学びます。特に、深層心理学や認知心理学など数多くの心理学の講義が開講されているのも上智大学の特徴です。
ここからは、公募制推薦入試を受けるに際して、対策の概要を説明していきます。
心理学科の入試概要とポイント
出願要件
評定平均:全体の平均4.0以上
外国語資格:以下のいずれかを満たしていることを証明できる書類を1つ提出する
英検2級、TOEFL42、TOEIC LR550,SW240、国連英検C級、IELTS4.0、TEAP220(各50)、TEAP CBT325
試験内容
提出書類等
①自己推薦書:志望動機、学力、学業成績以外の卓越した能力、課外活動・社会活動の実績、特技等を記述し、自己を推薦する内容であるもの(1000字程度)
② 課題レポート:「自分にとって心理学を学ぶことの意味」を述べなさい。(A4用紙1枚)
☆求められること:課題レポートについては、テーマがはっきりと示されていることからわかるように、心理学について多くの本を読み、深い理解を持っていること、さらに、そこから多角的な視点を持って自分や社会と結び付けされていることが求められます。
2次試験
① 課題文に関する論述試験 (90分)
問題の内容は様々ですが、心理学に関する文章を読んだうえで、現代文の記述問題に類似した問題が多く出題されます。また、長文を読みながら、部分の内容理解を詳しく聞く問題の年度もあります。文量が多いことから、普段からの訓練が大切です。
☆求められること:かなり長い文章であるため、速読力が必要です。記述式の問題なので、文章を理解した上で、正確に考えを表現する力が求められます。対策においては、塾や学校の先生に採点してもらうことをお勧めします。
② 面接試験(10分程度)
質問内容は、志望理由、高校生活について、なぜ上智なのか、上智の印象などについてです。
※求められるもの:過去のデータから、面接の重要度は他学科と比べて比較的高いとされています。課題レポートのテーマからもわかるように、心理学科を選んだ理由を深く語れるようにしておく必要があります。
直ぐに始められる対策とは?
以上が総合人間科学部心理学科の公募制推薦入試のポイントについてでした。各学科で論述試験は異なりますが、何ページにも渡る文章を読み込む鍛錬が必要となるのが心理学科だと私は感じています。よって、長文読解の対策はとてもハードなものになりますが、特徴がはっきりしているので、完璧な準備をすれば合格を掴みやすい学科だともいえます。
上智の公募制推薦入試では、合格者数が募集人数を下回ることも度々あります。
なぜ上智大学で学びたいのかを示せなかれば、倍率に関係なく合格できません。
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