どんな高校生活を送っていましたか？

英語イマージョン学校であるため、日常的に英語を用いて授業を行っていたほか、IBコースを受講していたため多くのレポートや課題をこなしつつ志望理由書を考えたり英語資格や留学などの実績づくりを同時並行で行っていました。学校では委員会に所属し、学校行事のサポートを行っていました。

また法学部教授との再犯防止制度についての対談、職親活動に取り組む会社とのインタビュー、衆議院議員との対談。そこに国際性として、マラウイ共和国へのボランティアなども行いました。

総合型選抜を受けようと思った理由はなんですか？

私は中学、高校とMYPやIBコースという特殊な状況に置かれていたため自分自身を分析しそれを他者にアピールする機会が多く、総合型選抜の対策のほうが共通テストの勉強よりも自分に合っていると思っていたことが大きな要因です。さらに、志望校である慶応法学部が高1の段階で定まっていたので、早めに対策することができたのでより時間もお金も必要な「推薦」に挑戦できたと思いました。

志望校はどのように決めましたか？

私はもともと理系でしたが高校１年生の化学や物理で挫折し文系に移りました。その中でも一番興味のあった法学部に進学したいと思い、数多くある大学の中でOBとの絆が強固かつ、就職活動にも法曹世世界おいても有利な慶應義塾大学を第一志望にしました。

Loohcs志塾を選んだ理由を教えてください。

自分は英語よりも日本語のほうが苦手で漢字や日本語の文法がわからないことが多く塾に通って改善したいと思っていました。加えてLoohcsにはFIT合格者数がとても多く、実績にも惹かれました。また自分は群馬に在住しているのですが、オンラインで授業も受けられ時間もシェルパと相談して決められるのでそこまで身体的負担が多くないというのも魅力でした。

Loohcs志塾で実際に受講していた総合型選抜対策はなんですか？

自己分析、志望校選び、志望校分析、小論文、面接を対策していました。また斎木道場という講座にも参加しました。

志望校分析や志望理由書の添削はとても役に立ちました。私の担当シェルパはFIT経験済みで自分の志望理由書も提示しながら、ロジックや文法を直していただき、合間に法学の知識をインプットしてくれるので私は大学の授業のようで楽しかったです。ただ初めての面接はとても怖く、自信のあった文章が添削されていくのを見ると心が折れるときもありますが、高圧的ではなく親身になって「指導」していただくので自分のミスも納得して受け入れられました。さらに多くのシェルパに書類を見ていただくと自分も客観的に書類を見つめられ、自分では気づかない穴や改善点に気づけるので非常に助かりました。

対策や総合型選抜入試を通じて成長を感じたことを教えてください。

Loochsに通い始めてから友達に「正論がうざくなった（笑）」と揶揄されるほどロジックにうるさくなったと感じます。従来までは多少ロジックがつながっていなくても勢いでごまかしていましたが、志望理由書を作成していくにあたってそういった「ごまかし」は容易に見破られることを知り、論理の詰め方を学びました。また文章を書く際でも他者にわかりやすく伝える方法として、「結論」を最初に述べたり、平衡感覚、序論本論結論、といった小論文や面接のコツを学びました。

これからの目標を教えてください！

せっかく掴んだ合格ですので「慶應義塾大学法学部」という肩書を存分にいかして多くの学生や先輩、卒業生とつながっていきたいと考えています。またこの成功体験を武器に、多くのことにチャレンジしていこうと思います。当然、「これだから推薦組は」と言われないように勉学に励みつつも、高校ではあまりいなかった友達やライバルも見つけていきたいです（笑）。