2025年度/大阪芸術大学映像学科/人々が笑顔になる作品を作れる脚本家or映画監督になりたい
2025年度【合格体験記】赤嶺瑞起さん

人々が笑顔になる作品を作れる脚本家or映画監督になりたい
大阪芸術大学映像学科
赤嶺 瑞起さん
受講校舎: 名古屋校
出身高校: 首里高等学校
合格大学: 大阪芸術大学
高校生活について
どんな高校生活を送ってた?
部活中心の生活で、放送部に所属してアナウンスや朗読のための発声練習したり、動画編集をしてました。最後の1年間は映像制作もしました。
首里高校は放送部って強い?伝統があったりするの?
部室に朗読やアナウンス、もちろんテレビ部門の賞がたくさんあるので、沖縄県では強いと思います!
そもそも放送部に入った理由は?
軽音部の友達が放送部にも入ってて、最初はその部員集めの為だけに呼ばれて。放送部なら映像編集もできるって聞いて。そのとき、バラエティ番組が好きだったし、テレビの編集に興味があったから「編集やってみたい」と思って入りました。
赤嶺さんの放送部での活動実績は?
NHK杯全国高校放送コンテストで、沖縄県で最優秀賞を取りました。
最初は慰霊の日が近かったので、「平和学習で寝る人が居るのは問題だよね、それでいいの?」っていうのをテーマにしようと思っていて。そしたら首里高校のダンス部が、沖縄戦をテーマにした創作ダンスをやってるってのを聞いて、「なんでそんな難しそうな題材でやったんだろ?」って興味を持ったのが作品を作ろうと思った理由です。
作品は、今の沖縄戦の伝え方について先生方にこれまでどんな平和学習をしたか聞いたり、教科書での沖縄戦の記述が変わっていることを伝えたりして、自分たちから学んでいく姿勢が大事だよっていう内容にしました。
平和記念公園とか沖縄県糸満市の自治会、ガマの協会だったりに取材をしました。
総合型選抜を受けようと思った理由
総合型選抜を受けようと思った理由は?
早く合格して自分が安心したいっていうのと、行きたい大学が特殊な芸術系だったので、映画とかアニメとか見てない作品も多かったから、早めに合格を決めて勉強しながら映画とかの作品を探求して、将来につなげたいなと思ったからです。
志望校を選んだ理由
志望校はどうやって決めた?
最初は学費で親に迷惑かけたくなかったから、愛知県立芸術大学を志望していて。その中で沖縄県でいろんな大学が集まる説明会に参加して、他の大学の情報も集めてました。
そのときに奨学金を利用すれば、私立大学でも県立大学と同じくらいの学費になるって聞いて、私立大学も視野にいれようかなと思いました。それから私立大学も含めていろんな大学について調べていくうちに、「ちょっと愛知県立芸術大学じゃないかも…」って思うようになって。
大阪芸術大学はパンフレット見たときに楽しそうだったし、教授たちの実績も違っていて。愛知県立芸術大学は真面目な映像系って感じで、大阪芸術大学は自分がやりたい事ならどうぞみたいな感じで、そういうところが面白いし、個性が伸ばせそうだと思って大阪芸術大学にしました。
確かに大阪芸術大学は実践が中心だったし、教授も現役の映画監督とかいたもんね。もともと大阪芸術大学の存在は知ってた?
知ってはいたけど、私立大学だったので諦めてました。
じゃあルークス志塾の授業で講師から紹介された時、どう思った?
あーやっぱり改めて行きたいなって思ったのと、「あ、お父さんのこと説得しなきゃな」って思いました。笑
他にも候補の大学があったと思うけど、大阪芸術大学一本で絞ってたよね?
大阪っていう地域が楽しそうだなって思ったので、どうしても大阪芸術大学に行きたかったんです。笑
ルークス志塾を選んだ理由
ルークス志塾の第一印象は?
私はオンラインでの授業に抵抗なかったんですけど、お父さんからしたら「対面じゃないのに、そんな塾信じられる?」って感じで、怪しいと思ってたみたいです。笑
オンライン授業は最近増えてきた形態だからね。あんまり信用してもらえないのは仕方ないよね。他の塾も候補にあった?
はい。そこもオンラインの塾で、説明会に参加しました。
その中でルークス志塾を選んでくれた理由は?
他の塾は芸術大学志望の生徒は初めて対応するって言ってて、でもルークス志塾は芸術大学への進学実績があったのと、説明会を担当してくれた講師の方が沖縄県出身だったというのが選んだ決め手でした。親もこの親近感で説得できました。笑
え、そうだったの!説明会の参加希望連絡が来た時に、沖縄県出身だとわかって、講師側もすごく楽しみだったよ。やっぱり同じ沖縄県出身の子に頑張って欲しい、チャンスを掴んで欲しいなと思っているからね。沖縄県出身で良かった。笑
私も良かったです 笑
ルークス志塾で対策を終えて、成長したこと
ルークス志塾の対策はどうだった?
入塾したばかりの時期は、文章は書けないし学校の勉強もしなきゃいけないし、対策も自分の苦手なものだったから、難しくて辛かったです。でも慣れてきたら、「あ、こういう問題ね♪」って思ってたし、楽しみながらできました。辛かったのは最初だけでしたね。
いつ頃から楽しくなった?
総合型選抜の一期を受ける直前くらいに、慣れてきたかなと思いました。
結構書類をガンガン仕上げていく時期だね。その時期までは取材に行ったり、自分が何をしたいか固めてたりしたもんね。取材に行ってみてどうだった?
良かったです。良かったけど、思ってたのと違うなってことが多かったです。自分の作品を作る人たちって全員伝えたいことがあって、熱意があふれる人ばかりなのかなと思ってたんですけど、ある方に「面白いから作ってる」ってゆるっとした感じで言われて。そのギャップが意外でした。それでもいいんだって安心する反面、書類作成の時期だったのでこれでいいのかなって不安にもなりました。笑
大阪芸術大学には3回チャレンジしたもんね。毎回何が足りなかったか反省しながら、書類や作品を仕上げていったね。最後に合格した時は、吹っ切れて自分のやりたいことを思い切り詰め込んでいたよね。あの時期はつらかったと思うけど、結果自分を出せてよかったね。
1回目受けたときは、やらかしたなって思うところがあったからまだ耐えれたんですけど、2回目の時は本当に堪えました。
その時期はクラスの他の子も受かり始めていて…。それで焦りとか面接でうまくしゃべれない事とか悩んだりしました。
ストレスのせいか、抜け毛が多いような気がして、うわ自分堪えてるなって。ふとした瞬間に思い出してしんどくなってました。体重減ったり、顔色悪くなったり、変な体調の変化があってやばかったです。
芸術大学で特有の定型的じゃない質問とかあるからね。うまく答えられないときはあるよ。辛い時、講師はちゃんとサポートできてたかな?
3回目は吹っ切れてたし、面接官の方が女性で話しやすかったんです。それでうまくいったのかなとも思います。
あとルークスの講師の方には、文章送ったらすぐ添削が返ってきたし、しんどい時に、急に「しんどいです」って言っても親身になってくれて、本当ありがたかったです。やっぱり担任の先生にはしんどいって言いづらくて。40人も生徒見てるし、変に声かけて心配や迷惑かけたくないなって思って。
ほんとに合格の連絡が来たときは講師みんなで安心したよ。
そうだったんですね 笑
総合型選抜を通して、成長したことは?
一番は文章力です。今まで文章を書くなんて適当にやってて、思ったこと書いちゃえって感じだったから、人に読んでもらう文章の書き方を学べたのは良かったです。あとメンタルはちょっと強くなったかなと思います。
たしかに添削で指摘されたことはちゃんと直してきてたし、教わったことを吸収しようという素直さが偉かったよ。
正直、ちゃんと直さないと怒られるんじゃないかっていう怖さもありました。実際怒られなかったですけど。笑
これからの目標
これからの目標を教えてください!
せっかく合格して入学したからには、映画に関わることは全部学んでやろうと思います。人に何かしら、満足なり感動なりを思わせるような、笑顔をつくる作品を作れる脚本家か映画監督になりたいです。ほんと最初は文章力が全然なかったから、脚本家は諦めてたんですけど、少し成長した今なら、一回挑戦してみてもいいかなって思ってます。
いいね!文章力は書き続けてたら上がるから、ぜひ続けていって自分がやりたいことに挑戦してみてね。頑張って!
がんばります!