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【前提】一般選抜と総合型選抜(AO入試)は「どう両立するか?」が問題

【前提】一般選抜と総合型選抜(AO入試)「どう両立するか?」について解説します。

一般入試と総合型選抜の併用

この章では、「一般入試と総合型選抜の両方を受けてみたいけど、併用ってできるの?」と疑問を持つ人に向けた章です。「私は総合型選抜1本でいきます!」という方は読み飛ばしていただいても構いません。

目次(ページ内リンク)

一般入試と総合選抜の両立すべき

よく受験生に聞かれるのは「一般入試と総合型選抜は同時に対策して大変じゃないですか?」という質問を受けます。結論からお答えすると、一般入試と総合型選抜は両立できますし、むしろ、どちらも受験することをおすすめします。

両立するメリット

まず、両立するメリットからお伝えします。それは、偏差値的に一般入試で受けても合格は難しい大学でも合格が狙えるチャンスがある、ということです。

よく「MARCHは3ヶ月で受かる!」と言われることもありますが、あれは基礎学力があれば3ヶ月で合格できるということです。3ヶ月で合格できる人は、中学・高校の基礎が頭に入っている人で、そもそも勉強ができる人です。ですので、みんながみんな合格を狙えるわけではありません。

もし、自分にはいきたい大学があるが、もしかしたら一般入試では厳しいかも・・・。という人は、総合型選抜もして可能性を増やすべきです。

「滑り止め」を確保して、一般入試も落ち着いて受験できる

総合型選抜は10月〜12月にかけて合格発表が続々と続きます。一般入試を受ける人も、総合型選抜で先に合格を決めていれば、精神的なゆとりを持って試験に臨むことができます(もちろん、総合型選抜で併願可能な大学に限りますが)。

タイプ別、一般入試と総合型選抜を両立する方法

①英語が得意な人

日本の大学受験は、**一般入試でも総合型選抜でも英語ができる受験生に有利に戦えるシステムになっています。**例えば、一般入試であれば、英語資格を持っていれば英語の試験が免除なったり、英語の配点が高かったりする大学があります。 総合型選抜であれば英語資格で足切りをする大学もあります。条件に英語資格があるということは、出願できる人は限られてくるので、倍率も低くなります。

ですので、英語が得意な人は一般入試と並行して、土日だけ総合型選抜に備えて対策していきましょう。そして、英語資格を取るようにしましょう。特に、英検でいえば準1級レベルを持っていれば、総合型選抜でも難関大学と呼ばれるところでも合格を狙えます。

②スポーツ系の部活動を頑張っている人

これまで部活動やスポーツを頑張っていて、勉強は後回しにしてきた!という受験生も、狙い目な大学があります。有名なところで言うと、早稲田大学、立教大学、青山学院大学、中央大学、関西学院大学などでは、スポーツに優れた者入試という、スポーツ枠というものがあります。

また、それ以外の大学でもこれまでどのようにスポーツを頑張っていたか、ということ評価する大学は多いです。スポーツを頑張っていたということは、総合型選抜においては有利に働きます。

また、このようなスポーツ枠の入試では基礎学力や小論文などが課されることが多いです。 ****ですので、スポーツを頑張ってきた子は、総合型選抜を中心にして、小論文を対策し、一般入試で「小論or国語と英語」だけを課す大学を狙い勉強していくのがいいでしょう。

③理系の大学を狙う人

理系の大学を狙う受験生は、一般入試をメインで考えた方がいいと思います。というのも、理系の学問は非常に基礎が重要な学問です。中学・高校で習う、理系科目の基礎ができていなければ解けません。ですので、受験対策に時間がかかります。

しかし、一般入試をメインで対策していくと言いましたが、実は理系の人は総合型選抜は狙い目です。というのも、理系の総合型選抜では募集要項に「数学や理科の学問が理解できている人」をいう文言があります。また、理系の総合型選抜はまだまだマイナーな入試ですので、出願者が少ない傾向があります。

そこで、理系の人は一般入試をメインで対策しつつ、総合型選抜もとりあえず出してみる、という戦い方が一番いいと思います。

④地方に住んでいる人

**総合型選抜には地方枠というものが存在します。**これは、大学が多様性を受け入れるために設定しています。有名なところで言えば、早稲田大学に「新思考入試」というものがあり、出願書類でも「地方の問題点をあげて学びたいことを記載しなさい」のような問題が設定されています。

このように地方枠というものがありますが、このような試験は大学共通テストのスコアと総合型選抜の書類を組み合わせて評価する受験が多いです。この「大学共通テスト✖️総合型選抜」の入試形式は、地方枠と地方の国公立大学には結構あります。

さらに、「大学共通テスト✖️総合型選抜」は旧帝国大学と呼ばれる東大、阪大などでも実施されています。そして、東大では一般入試の共通テストの足切りラインは8.5〜9割なのに対して、総合型選抜であれば8割がラインになっています。 つまり、「いきたい大学があるけど、大学共通テストのスコアだけではちょっと厳しい・・・」という人でも、総合型選抜の出願書類と掛け合わせることで手が届くことが大いにあります。

ですので、地方枠を狙う受験生は共通テストをメインで対策しつつ、ちょっと上の大学に総合型選抜で出願することをおすすめします。

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