2024年/成蹊大学文学部/教育社会学を学び、家族・学校の中で生きづらさを抱える人の為の居場所を作りたい
2024年度【合格体験記】後藤田有咲さん
教育社会学を学び、家族・学校の中で生きづらさを抱える人の為の居場所を作りたい
成蹊大学 文学部
後藤田 有咲さん
受講校舎: 仙台校
出身高校: 非公開
合格大学: 成蹊大学
どのような高校生活を送っていましたか?
正直、総合型と聞いてまず思い浮かぶような、「凄い」って思える活動は殆どしていませんでした。
部活は映画研究同好会に所属していて、毎週映画を選んだり新歓のPVを作っていました。勉強面では人と話すのが好きだったので、英語のスピーキングに力を入れて学習して、受験時までに英検二級までは取っていました。
なぜ総合型選抜を受けようと考えたのですか?
最初に総合型選抜を考えたのは高2の冬頃でした。いとこが総合選抜で合格していて、そこでそういう形式があることを知りました。総合型は凄い功績や活動をしている人でないと駄目だと思ってて、自分は一般を前提に考えてたんです。だけど、いとこの例もあったので、一つのチャンスとして挑戦することに決めました。
志望校を選んだ理由
Loochs志塾に通い始めたときにはあまり志望校について考えていませんでした。
まずシェルパ(講師)の方から色々な分野の本をお薦めしてもらって、それらを読む中で社会学という分野に興味を持ちました。社会学が学べる大学の候補をある程度絞った後は、説明会やオープンキャンパスにひたすら行きましたね。
最終的には、試験形式との相性やライフコースの社会学のゼミがあることを考えて、成蹊が志望校に決まりました。
Loohcs志塾ではどんな対策をしましたか?
明確なカリキュラムが決められていたわけではなく、日時も内容も、自分の進捗状況や他の用事との兼ね合いで決まっていきました。
入塾してすぐの頃は、そもそもどんな分野に興味があるのか、その分野にはどんなトピックがあるのかを知るために、シェルパの方からお薦めされた本を読んだり、それについて会話をしながら自己分析をしていく授業が多かったです。
興味がある程度固まった後には、小論文を通して文章力や読解力といった技術面をインプットする授業があり、そこで志望理由書を書くための地力をつけました。
8月の後半からは志望理由書を実際に詰める作業に入り、段落構成から別な言い回しの探し方まで細かく添削をしてもらいました。
一次試験突破後も、短い期間ながら、面接とプレゼンテーションの対策を最大限してもらえました。
Loohcs志塾で対策を終えて成長したことはありますか?
大学に入学してからも活きる、興味のある事柄を調べるリサーチ力と、それを分かりやすく伝える表現力が身に付いたと思います。シェルパの方が大学以降でも役に立つ能力を養うことを大切にしていたこともあり、参考文献の集め方や、それらを分かりやすく伝えるための言い換え方などは特に丁寧に指導してもらいました。
試験に向けた対策をしていたというよりも、自分の興味の行く先を探して、それに向けて色々なことを練習をしている感じが強かったです。
大学を卒業したらやろうとしていること
興味分野を調べる中で参加した教育支援のボランティアで、家や学校に息苦しさを感じている子と話す機会が沢山ありました。家庭や学校で生じる見えにくい息苦しさや格差に対して、社会学の見地を活かして、まずはそれがどのような問題なのかを分析し、それをメディアを通して共有していきたいと考えています。