2025年度/國學院大學人間開発学部子ども支援学科、昭和女子大学福祉社会学科、武蔵野大学社会福祉学科、桜美林大学健康福祉学群/すべての子供たちが孤独を感じない社会の実現
2024年度【合格体験記】岩崎美音さん

すべての子供たちが孤独を感じない社会の実現
國學院大學人間開発学部子ども支援学科、昭和女子大学福祉社会学科、武蔵野大学社会福祉学科、桜美林大学健康福祉学群
高校生活の送り方
どんな高校生活を送っていましたか?
学業だけでなく、部活動や課外活動にも積極的に取り組んでいました。人との関わりの中で、自分を成長させたいという思いが強くありました。
また、学級委員長を3年間務め、人前に立つことへの苦手意識を克服するために挑戦しました。
以上の経験から新しいことに挑戦する姿勢や、人と協力して物事を進める力が身につきました。これらの経験は、受験の際に自分の強みとしてアピールできたと思います。
入塾前に持っていたスキルや経験、実績はありますか?
英検準2級を取得していました。
また、学生団体に所属し、環境問題やSDGsに関する活動に取り組みました。
他にも渋谷でのごみ拾いや、企業とのディスカッションなどにも参加しました。
部活動にはどのように取り組んでいましたか?
卓球部に所属していました。活動は週2回で、実績はありませんでしたが、部にばらつきがあったため、みんなで一緒に頑張ろうとまとめ役に回ることが多かったです。
総合型選抜を受けようと思った理由
総合型選抜を受けようと思った理由はなんですか?
筆記試験があまり得意ではなく、一般入試での受験は正直ちょっと厳しいかも…って思っていました。そんな中、中学3年生のときに両親が総合型選抜のことを教えてくれました。
学力だけでなく、自分のやりたいことを軸に大学を選べる点にすごく魅力を感じ、総合型選抜を受けようと決めました。
志望校を選んだ理由
志望校を選んだ理由は何ですか?
國學院大學を志望した理由は、保育士や幼稚園教諭の資格が取得できることに加え、子どもについて深く学べる環境が整っていると感じたからです。実践的な演習も充実しており、将来の現場に直結する学びが得られる点に魅力を感じました。また、留学制度も整っていて、海外の教育や福祉についても学べることに可能性を感じました。
志望校はどのように決めていきましたか?
もともと、子どもと関わる仕事に就きたいという思いがあり、Loohcs志塾での自己分析や対話を通じて、「保育」「教育」というキーワードが自分の軸だと気づきました。そのため、保育士や幼稚園教諭の資格が取得できる大学を中心に志望校を探しました。
また、評定にあまり自信がなかったため、評定での足切りがない大学も意識的に選ぶようにしました。Loohcsの授業では、自分の強みや志望理由をどう志望校に合わせて表現するかについても何度も相談し、自分に合った大学を少しずつ絞っていきました。
志について
あなたが「志」を持つようになったきっかけは何ですか?
幼い頃、母がうつ病を患い、父は仕事の関係で海外に赴任していたため、家庭内で孤独を感じることが多くありました。そんな私を支えてくれたのは、地域の方々や親戚など、身近な大人たちでした。その温かさに救われた経験が、自分も誰かを支える側になりたいと考えるきっかけとなり、家庭や環境の影響で孤独を感じている子どもたちが、少しでも安心できる居場所や人とのつながりを持てるようにしたいと思うようになりました。かつて自分が支えられたように、今度は私が、誰かの「支え」になりたいと強く思っています。
その志に向けて、どのような活動を行ってきましたか?
子どもや家庭を支援している現場の声を知るために、複数のNPOや団体へのヒアリングを行いました。他にも実際に子どもたちと関わるため、子ども食堂や学校にも足を運びました。これらの経験を通じて、支援の現場を自分の目で見て学び、志をより深めることができました。
Loohcs志塾に通って成長したこと
Loohcsで成長したと感じることは何ですか?
Loohcs志塾で最も成長したと感じているのは、「自己理解」と「対話力」です。
入塾する前は、自分自身について深く考える機会がほとんどなく、自己分析や自分史といったことにも取り組んだことがありませんでした。しかし、塾での対話や課題を通して、自分の価値観や大切にしたいことが少しずつ見えるようになり、自分への理解が深まりました。
また、他者との対話の中で「自分の考えがうまく伝わらない」と感じることが多かったのですが、塾生同士のディスカッションやヒアリング活動を重ねるうちに、相手に自分の意思をわかりやすく伝える力が身につきました。以前は「話すのが遅い」と言われることもありましたが、テンポよく要点を伝える練習を積んだことで、話し方にも自信が持てるようになりました。
これらの経験を通じて、将来の目標もより明確になり、自分の考えに自信を持って行動できるようになったことが、大きな成長だと感じています。
大学、社会に出てやろうとしていること、これからの目標
大学・その先の社会でやりたいことは何ですか?
今はまだ将来の具体的な目標は決まっていませんが、大学では自分の興味のあることを見つけ、楽しみながらしっかり学びたいと考えています。特に、日本より福祉が発達しているイギリスなどに留学し、現地の教育や福祉について学ぶことに関心があります。大学生活を通じて、自分が本当にやりたいことを見つけ、社会に出たときに自信を持って行動できるようになりたいと思っています。
今後の目標を教えてください。
今の目標は、大学で自分の興味のある分野を見つけ、それを深く学ぶことです。楽しみながら学ぶことを大切にし、その中で自分の進みたい道を明確にしていきたいと思っています。
最後に一言お願いします!!
学業が苦手でも、今の入試制度には一般入試だけでなく、自分の強みや経験をアピールできる総合型選抜など、さまざまな方法があります。これまでの人生で、一生懸命取り組んできたことはあるはずです。そうした経験を活かせるのが総合型選抜です。評定に自信がない方や一般入試を諦めかけている方も、ぜひ一度、総合型選抜の受験を検討してみてください!