【福岡天神校】逆転体験記② 福岡女子大学編
年度【合格体験記】さん

さん
受講校舎:
出身高校: 非公開
合格大学:
連載:逆転体験記
この企画では、総合型選抜や学校推薦型選抜で思うように結果を出せなかったものの、気持ちを立て直し、一般入試で見事に逆転合格を果たしたシェルパ(講師)の受験ストーリーを紹介します。
「なぜうまくいかなかったのか」「そこからどう立ち上がったのか」「何を変え、どう行動したのか」
悔しさや焦り、不安の中でも一歩ずつ進もうとしたリアルな受験の舞台裏を、今だから語れる本音とともに深く掘り下げます。
推薦入試での不合格は決して「ただの失敗」ではなく、努力と成長のスタート。この逆転体験記は、まさにその象徴です。
合格体験記は数多くありますが、不合格体験に触れる機会は少ないのではないでしょうか。
今後受験に挑む学生の皆さんには、心に刺さる言葉や参考にできるポイントが見つかるはずです。また保護者の皆さまには、結果の裏側にある努力や覚悟、成長を感じ、受験期のお子さまを支えるヒントにしていただけますと幸いです。
最後まで諦めなかったからこそ見えた景色――その物語を、ぜひご覧ください。
福岡女子大学部 まりなさん

大学:福岡女子大学
国際文理学部環境科学科
学年:4年生(取材時)
受験経験:総合型選抜・学校推薦型選抜
一般選抜前期・後期
出身:福岡県
どのような高校生活を過ごしましたか?

本日はよろしくお願いします。
まずは、高校生活について聞かせてください。
どのような高校生活を送っていましたか?

中学からしていた吹奏楽を高校まで続け、部活に打ち込んでいました。ですが、高校1年生の終わりから卒業までコロナの影響を大いにうけた高校生活でした。

コロナ禍だったということは打ち込んでいた部活動もかなり制限されましたよね?

そうですね。休校も経験しましたし、定期演奏会は基本無観客でした。最後の大会はなんとか開催されたのですが、それ以前の活動は、ギリギリまで準備するけど出来ないみたいな…?
悔しい思いやもどかしい思いはいくつも経験しました。

部活動に打ち込んだ高校生活だったとのことですが、学習面についても教えて下さい

特に特別なことをしていたわけではありませんが、学校の授業は頑張っていました。
あとは…朝の講座。学校で朝行われる講座はとっていましたね。
推薦入試の志望校

ここから受験の話に入りますが、まりなさんは、総合型も学校型も両方経験しているんですよね?

はい、九州大学共創学部を総合型、学校型それぞれで挑戦しました。

なぜ共創学部だったのですか?

主な理由は二つですかね。一つ文理融合の学びがしたかったということ、もう一つは国際関係に興味があったことです。

特に学びたい分野などは、この時決まっていたのですか?

決まってました。特に脳科学について学びたくて、その教授が共創にいたというのも、共創学部を受験した理由の一つです。

一般でも受験できると思うのですが、推薦を選んだ理由はありましたか?

総合型は高1の時にうけたプロジェクトに入試形式が似ていて…学校型は総合型でダメだったとしても諦めたくないって思いで受けることにしました。
どちらにも共通していたのはチャンスを増やしたいという思いがあったことですかね。

高校生の時点ですでに、やりたいことや、そのためにやるべきことが、かなり明確だったんですね
Loohcs志塾を選んだ理由

推薦入試を受けるにあたって、ルークスで対策しようと思ったのはなぜですか?

私の場合少し特殊だと思うのですが…きっかけは通っていた学習塾にルークスの方々が講座に来てくれたことでした。

学習塾で講座ですか?

はい、私が推薦入試を受けることを知っていた塾側が呼んでくれたのか、ルークスの特別講座を受けたことがきっかけになりました。

確かに珍しいパターンですね。ここから入塾して、対策を始めた感じですか?

高2の段階で共創模試を受けていて、その流れで志望理由書も見てもらおうとなった感じです。

かなり早い段階から準備を始めていたのですね
対策について

推薦に向けてどのような対策を行いましたか?

基本的に共創に向けて必要な対策はすべてルークスでしました。
志望理由書のための授業をとって、模試も受けましたし、小論文講座とかGD講座とか…直前講座まですべて受けていました。

学校や個人では対策を行っていましたか?

してました。学校と学習塾では、志望校は違うけどディスカッションが試験にある人との練習の時間をつくってくれました。
個人では、ニュースを読んでいたくらいですかね。特段問題集を買って解くとかいうことはしていませんでした。
推薦入試で一番大変だったこと

推薦に向けていろんな対策をしてきたと思うのですが、中でも特に大変だったことを教えて下さい。

一番は自信のあった総合型で落ちたことですね。
とはいえ、学校型を受けることはこの時点で決まっていたので泣く間もなく次の準備をしないといけなくて…

どうやって学校型に向かって気持ちを向けられたのですか?

向いていたのかは正直わかりません。
学校型の時につくった書類は正直納得のいくものではありませんでした。
しかも、先生から学校型の入試前日に「共創じゃないんじゃない?」とまで言われて…。
結局学校型は一次でダメでした。
推薦不合格後の心境・一般入試に向けて

たくさん対策してきた推薦入試で不合格になった時の正直な気持ち、そこからの一般入試への向かい方を教えて下さい

推薦でダメだった時は正直一般に向けて「次頑張るしかない」って思いだけでした。もう一般に向けて切り替える以外の選択肢が無かったですしね。

そこから再度志望校の検討があると思うのですが、どんな風に決めましたか?

私の中で文理融合がいい、国際関係にも興味がある、特に脳科学系の学びがしたい、地元(福岡)の国公立がいいって思いがあって、それを軸に決めました。

やりたいこと、行きたい場所がはっきりしていたんですね。

そうですね。でも、一般入試の前期で共創を受けるのは、かなり悩みました。
推薦入試でダメだった時点で、もうやめようかな…って。

それでも、最終的に一般で受けることを決められた決め手は何だったのですか?

高校時代に取り組んだプロジェクトでお世話になった先生に声をかけてもらえたことですかね。
本当は九大共創以外で「他の大学を紹介してほしい」っていう話をするつもりで連絡をしたのですが、その先生と話をする中でやっぱり「脳科学がしたい、その先生と研究がしたい」と思うようになって共創を受ける決断ができました。

高校時代の活動での出会いがここで繋がってくるんですね!

そうですね。もしこの時、声掛けをしていただかなかったら、たぶん前期で違う大学を受けていたと思います。
でも結局は前期でダメで、後期に福岡女子大学を受験することになりました。選び方としては、共通テストの点数的にも、自分の中の条件的にもここかなって感じで。
正直、前期落ちて後期受けることになった時は、受かってもいかない、絶対浪人するとか思ってたんですけど(笑)
結果として今は、この大学に来てよかったなって思ってます。
一般入試に向けた対策

一般に向けた対策はどのようなことをしていたのですか?

基本は学校から与えられたものをやっていました。一般入試に向けてはほとんど一日中勉強していました。お風呂に入っている間にすら世界史を勉強して…みたいな。

受験生の時、こうしておけばよかったなぁみたいなことはありますか?

そうですね…ちゃんと寝とけばよかったなって事ですかね。寝る時間を削って勉強すると、頭が働かないし定着しないから効率が悪いんですよね。あと、練習の時から本番と同じように解く勉強をしておけばよかったとも思います。

練習の時から本番と同じように解く勉強ですか?

特に数学の話なんですけど、解法がわかればOKみたいな勉強をしていたのですが、二次対策の時を振り返ると細かい解答まで見ればよかったなぁって。
ニュアンス的にあってればOKみたいな解き方で自分に甘かったところがあったことを反省しています。

その勉強方法、今やってしまってる人もいそうですね。今大学四年生になって受験を振り返って思う事とかありますか?

んー…正直もっとできたんじゃないかなぁと思います。一般入試に関しては。今になって思うのは、あんなに人生の中で勉強だけしていられる時って最後だったと思うんですよね。それを思うとなんだかもったいなかったなって。
確かに大学生になっても、資格とか、就職とか院試とかのために勉強することはありますけど、それでもあんなに生活の9割近くが勉強ってことはないですからね。高校生の皆さんにとって腑に落ちないところもあるかもしれませんけど、ぜひ今勉強できる時間っていうのは大切にしてほしいなと思います。
推薦入試の経験が役立ったこと

一般入試を受けるにあたって、推薦入試の経験が役立ったことってありますか?

私の場合は、一般入試に小論文があったので、それは総合型の時から対策していたのが生きたかなと思います。
あとは、私にとっては総合型の対策が楽しかったので、当時受験期の中では対策とはいえ、息抜きの部類に入っていたっていうのが救いでした。

確かに、勉強を続けていくうえで、好きとか、楽しいって受験においてすごく大切ですよね。
ルークスの対策を通して成長したこと・良かったこと

ルークスでの対策を通して成長したと思う事はありますか?

考える力かなって思います。特に感じるのは人と話していてどんどん会話が広がる時です。
会話って自分の考えとか言いたい事とかを、よく考えてさらに自分が理解できていないといけないので、それは対策を通して高まった力なのかなって。

特にどんな対策が基盤になっていると思いますか?

集団討論と小論文だと思います。自分の考えを深める力はもちろん、その自分の考えを自分で理解していないといけないっていうところが、これらの対策で鍛えられたなと思います。

ルークスで対策して良かったなって思ってることはありますか?

アフターフォローがあることです。一般入試が全部終わって、進学するか浪人するかの相談にのってもらえたのが良かったなって思います。推薦対策は終わってたので退塾後だったんですけど、相談に乗ってくれて、今思うとあの時、進学して良かったなって思っているので。この相談をさせてもらえて、進学を後押ししてもらえたのはかなり大きかったなって思います。
大学生活について

ここまでは受験や高校生活についてお伺いしてきましたが、大学生活についても教えて下さい!
四年生なので、一年生の時から振り返っての話も聞かせていただきたいです。

大学ではオーケストラ部に入って、高校に引き続き楽器を続けていました。部長にもなって、楽器以外にも、演奏会を作る活動もして、高校の時より難しいことが多かったですけど、自分たちで考えて作っていくのは楽しかったです。

生活面はどうでしたか?確か、一年生の時は寮生活が義務ですよね?

そうです。寮生活はすごい楽しかったです!その経験もあって、この大学に来てよかったなと思えるくらいに。

そんなにですか!?

たまたま趣味が合う人達が揃ったからラッキーだったっていうのもあるかもしれませんが。4人1部屋なんですけど、もしもう一度あの4人で住めますよって言われたら。今でも全然喜んで住むくらいには楽しかったです!仮に趣味の合わない人達でもそれはそれで楽しめた気がしますし、留学生と交流の機会もあったりするので、そういうのが好きな人にとってはとても楽しいと思います。

寮生活って大変なイメージがありましたが、とっても楽しそうですね!
せっかくなので、今四年生としての大学生活も教えて下さい!

今は卒業研究に打ち込んでいます。生物系のめっちゃ理系って感じの研究をしているんですけど、私がやりたかったのってやっぱり理系の事だったんだなぁって日々実感しています。
今の研究はこの大学だからできていることだってすごく強く感じていて、楽しく勉強しています。そういう意味では第一志望の大学に受からなくてよかったなって思っています。
今後について

大学のさらに先の未来についてもお聞きしたいと思っているのですが、何かしたい事とか、目標って決まっていますか?

まずは大学院の進学です!
大学四年生になった今も大学受験の失敗を消化できていないというか…院で自分の行きたいところに行って自分のやりたい研究をするっていう目標は絶対かなえたいと思っています。

やはり理系に進まれるんですか?

そうですね。中でも脳科学の研究をしているところに行きたいなって思っていて、そのために今は勉強中です。高校の時から変わらない夢に、おそらくレベルアップしている今の自分で研究に励みたいなって思っています。そしてゆくゆくは研究者とか目指せたらいいなって思っています。

かっこいいですね!

いやいや!諦めが悪いだけです(笑)
メッセージ&アドバイス

最後にここまで読んで下さった皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします。

夢がある人は諦めずに頑張ってほしいなって思います。自分は全然まだ叶えられてないことばかりなんですが、夢があったから上手くいかなかった時もその夢に沿った選択ができて、今はそれが良かったと思っているので、夢がある人はぜひその夢を大切にしてほしいなって思います。
夢がない人も自分の興味とか好きな事をぜひ素直に求めてほしいなって思いますね。きっと「あの時頑張って良かった」って思える日が来るはずなので。

今回はこれで以上になります。ありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。
その後
インタビュー後、積み重ねてきた努力が実を結び、第一志望の大学院に合格されました。
大学受験で味わった悔しさを原動力に歩み続け、次年度からは、ご自身のやりたい研究に本格的に挑むという夢を、ついに実現されます。
