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立教大学の小論文対策|入試方式別の対象学部と答案の書き方について解説

「立教大学の小論文は、どの学部と方式で必要か」と迷う受験生もいるでしょう。小論文の有無は学部名だけで判断できず、方式や学科でも選考内容が異なるため、志望先を細かく見る必要があります。

総合型選抜の専門塾であるルークス志塾が、小論文を課す主な組み合わせと選考内容を整理しました。この記事では、自分が受ける方式と答案を組み立てる4手順が分かります。志望先に合った練習へ進みやすくなるでしょう。

目次(ページ内リンク)

立教大学で小論文が課される3つの入試方式

志望学部が決まっていても、小論文が必要な方式を判断できず、準備に迷いやすいでしょう。立教大学では3つの方式で小論文が課されます。一方で、対象は方式ごとに違うため、志望学部と組み合わせた確認が大切です。

方式1:自由選抜入試

自由選抜入試で小論文が課される対象は、次のとおりです。学科や方式まで分けて把握すると、自分に必要な対策を選びやすくなります。

  • 文学部教育学科
  • 経営学部国際経営学科
  • 理学部
  • 社会学部
  • 観光学部
  • 異文化コミュニケーション学部の方式A
  • スポーツウェルネス学部

同じ学部でも小論文を課さない学科や方式があり、たとえば文学部の他学科では面接や英作文などを行います。そのため、学部名だけで対策を始めると準備を取り違える可能性があり、学科と方式まで確かめる必要があります。

方式2:アスリート選抜入試

アスリート選抜入試では多くの学部で小論文が課され、対象となる学部は次のとおりです。対象を先に把握すると、競技の準備と受験勉強へ時間を配分しやすくなります。

  • 文学部
  • 経済学部
  • 経営学部
  • 理学部
  • 社会学部
  • 法学部
  • 観光学部
  • コミュニティ福祉学部
  • 現代心理学部
  • 異文化コミュニケーション学部
  • スポーツウェルネス学部

各学部では面接も選考に含まれ、競技実績に関する書類もあるため、小論文だけに準備を偏らせないことが大切です。複数の準備を並行するため、選考内容を先に把握して時間を配分すると、直前の慌てを防ぎやすくなります。

方式3:国際コース選抜入試

国際コース選抜入試では、会場受験と事前提出を区別する必要があります。社会学部では第2次選考で小論文と面接を行う一方、法学部では課題小論文を提出します。

異文化コミュニケーション学部でも課題小論文を提出し、第2次選考では面接が行われます。会場で書く小論文と出願時に提出する課題小論文では、準備の進め方が異なります。そのため、提出時期と作成条件を最新の募集要項で確かめましょう。

3つの入試方式の出願条件と選考の流れ

立教大学の小論文を受けるには、3方式で異なる出願条件を満たし、書類選考後の試験や課題提出へ進む必要があります。小論文だけを先に練習しても出願資格や必要書類を見落とすと受験できないため、方式ごとの流れを最初に整理します。

自由選抜入試は学部ごとの条件と書類を確認する

自由選抜入試では、評定平均や英語資格、活動実績などの条件が学部や学科によって異なります。たとえば、文学部教育学科は評定平均4.0以上であり、経営学部国際経営学科と理学部は評定平均3.8以上です。

出願時には志望理由書や英語資格証明書などを提出し、書類による第1次選考を経て、小論文と面接を含む第2次選考へ進みます。ただし、必要書類も学部ごとに違うため、志望する学部学科の欄だけを抜き出して確認することが大切です。

アスリート選抜入試は評定と競技実績を確認する

アスリート選抜入試では、高校2学年末までの全体の評定平均3.5以上に加え、所定の競技実績が出願条件です。競技実績証明書とその資料も提出するため、学校や競技団体へ依頼する書類を早めに整理します。

選考では書類に加えて小論文と面接が課され、競技実績だけで合否が決まるわけではありません。そのため、競技の経験を志望理由や大学での学びへ結び付け、小論文と口頭の両方で説明できる準備が必要です。

国際コース選抜入試は提出課題と第2次選考を分ける

国際コース選抜入試は異文化コミュニケーション学部、社会学部、法学部などで行われ、学部により選考の形が異なります。社会学部は第2次選考で小論文と面接を受け、法学部と異文化コミュニケーション学部では課題小論文を提出します。

さらに、異文化コミュニケーション学部では第2次選考に面接があるため、提出後の準備も必要です。課題小論文の締切と会場試験の日程を同じものとして扱わず、募集要項から作成期間と選考日を分けて予定へ入れます。

小論文の形式で確認する4項目

小論文が必要だと分かっても、何から調べればよいのか分からず、対策を始めにくいと感じることもあるでしょう。そこで、形式は受験年度の募集要項で確認し、入試方式を確かめた後に次の4項目を順番に調べると、必要な練習を整理できます。

項目1:会場受験か事前提出か

自由選抜入試などでは、第2次選考で小論文を行います。一方で、法学部などの国際コース選抜入試では課題小論文を提出します。

会場受験では制限時間内に、構成から見直しまで進める必要があります。事前提出では、指定された作成方法と提出方法を守ります。そのため、形式を取り違えると練習もずれるので、最初にどちらへ該当するかを確認しましょう。

項目2:試験時間

試験時間は受験年度の募集要項で確認し、答案作成の各工程に使う時間を決めましょう。工程ごとの時間を決めておくと、構成や見直しの時間が足りなくなる事態を防ぎやすくなります。

さらに、練習では毎回時間を測り、構成や執筆、見直しのうち、どの段階で遅れたのかを記録します。書く回数を増やすだけでは、遅れた工程や改善点をつかみにくいものです。記録した内容を次の練習へつなげることが重要です。

項目3:指定字数

指定字数は、段落数や根拠の数を考える基準になります。数字だけで判断すると条件を取り違えるため、「以内」や「程度」など、後に続く言葉まで読み取ります。

課題小論文の場合は、字数に加えて書式や提出形式の確認も必要であり、最新の募集要項が示す条件に従います。条件を見落とすと内容を丁寧に練っても指定に合わない答案になるため、書き始める前に一つずつ整理しておくと安心です。

項目4:課題文や資料の有無

課題文や図表があれば、内容を正確に読み取ってから主張を作ります。一方で、提示資料がなければ、設問に関する知識を自分で選びます。

資料の有無は入手できる過去問で確認し、あわせて資料の種類と設問の指示も丁寧に読みます。具体的には、何を読み取って何を論じるのかまで確かめます。資料の要約だけで終わらず、設問に答える答案を作りやすくなります。

立教大学の小論文を書く4つの手順

書きたい内容があっても、伝わる順番が分からず、手が止まることもあるでしょう。学部や方式が違っても、主張と根拠を組み立てる順序は共通するため、次の4手順で設問に正面から答える答案を作ります。

  • 手順1:設問の条件を分けて結論を示す
  • 手順2:反対意見を想定して答える
  • 手順3:2〜4つの根拠を説明する
  • 手順4:結論と今後の見通しを示す

手順1:設問の条件を分けて結論を示す

まずは設問から、説明する対象と求められる作業を分けます。条件を箇条書きにした後で問いへの結論を1文にまとめると、答えるべき内容を整理できます。

さらに、冒頭にも結論を置き、読み手が最初の段落で自分の立場を理解できる表現を選びます。結論が曖昧なまま書き進めると根拠とのつながりも崩れやすいため、最初に答えの方向を定めることが大切です。

手順2:反対意見を想定して答える

自分の結論に対して想定される反対意見を考え、その意見が成り立つ理由も示します。そのうえで自分の結論を選ぶ理由を書くと、立場の違いを踏まえた主張になります。

ただし、相手の意見を極端に言い換えず、自分の主張と公平に比較できる形で正確に扱うことが大切です。反対意見の理由まで捉えることで、自分の立場を選んだ根拠が明確になり、読み手にも考えの道筋が伝わりやすくなります。

手順3:2〜4つの根拠を説明する

結論を支える根拠は2〜4つを目安に並べ、それぞれで段落を分けます。根拠と結論のつながりまで説明すると、情報を並べるだけの答案になることを防げます。

学部に関係する知識は主張を支える材料として使い、設問への答えにどう関係するかまで書きます。用語を並べるだけでは、結論の裏付けになりにくいものです。そのため、知識と主張の関係について説明を省かないことが重要です。

手順4:結論と今後の見通しを示す

最後の段落では、それまでに示した根拠を受けて冒頭の結論を詳しく述べます。設問に合う場合は課題の今後や必要な対応も書き、単なる結論の繰り返しを避けます。

一方で、最後に新しい根拠を出すと、十分に説明できないまま答案が終わってしまいます。本文で扱った内容をまとめ、問いへの回答で結びましょう。冒頭と最後の結論が対応していれば、答案全体の主張も読み手に伝わりやすくなります。

立教大学の小論文で注意する3点

書き方を理解しても、受験する学部や方式の条件を取り違えないか、不安を感じやすいでしょう。立教大学では受験する組み合わせを細かく区別する必要があるため、実際の対策を始める前に次の3点を確認します。

注意1:同じ学部でも学科と方式を分ける

文学部の自由選抜入試では、教育学科で小論文を行います。一方で、他学科では小論文以外の選考を行うため、学部名だけでは必要な準備を判断できません。

経営学部でも国際経営学科には小論文がある一方、経営学科では面接を行うため、学科名まで確認することが欠かせません。同じ学部という理由で選考も同じだと思い込むと、必要のない練習に時間を使う可能性があるので注意が必要です。

注意2:課題小論文と会場試験を分ける

国際コース選抜入試には、課題小論文を提出する方式があります。会場で受ける第2次選考の小論文とは準備が異なるため、同じ方法で進めると条件を見落としやすいでしょう。

課題小論文では、まず募集要項に記載された作成条件を確認し、引用や書式などの指定がある場合はすべて守ります。内容だけに意識を向けると提出条件を見落としやすいため、条件を先に一覧にしてから執筆へ進むと確認しやすいでしょう。

注意3:小論文と面接の内容をつなげる

小論文がある選考では面接も多く行われるため、答案と提出書類の内容をつなげて準備します。別々に準備すると説明が矛盾する可能性があり、一貫した考えを伝えにくくなります。

練習後は答案の結論を口頭で説明し、根拠について質問されたときに短い言葉で答えられるかも確かめます。文章と口頭の説明をつなげると、自分の考えを改めて整理できます。その結果、面接でも一貫した受け答えをしやすくなります。

立教大学の入試全体を確認する2つのポイント

小論文の対策に集中するほど、出願条件やほかの提出書類まで確認できているか、心配になりやすいでしょう。立教大学の選考は学部と方式によって細かく異なり、ルークス志塾の大学別ページでは出願条件や提出書類も確認できます。

ポイント1:小論文がない組み合わせも分かる

志望学科と方式によって選考内容は異なり、同じ学部内でも一律ではありません。学部名だけで判断すると準備を取り違えるため、志望する学科と方式の行を読む必要があります。

必要な試験が分かれば、自分の受験に関係する準備へ時間を配分しやすくなります。入試全体は、立教大学の総合型・学校推薦型選抜で確認できます。

ポイント2:出願条件と提出書類を確認できる

自由選抜入試などでは英語資格証明書を求める方式があり、アスリート選抜入試では競技実績に関する書類も必要です。試験対策だけを進めると書類の準備が遅れるため、出願条件と提出物も早めに確認します。

条件は年度によって変わる可能性があるため、日程を含む最新情報は必ず受験年度の募集要項で確認します。古い情報のまま準備すると必要な条件を見落とすおそれがあるので、小論文の練習と並行して出願全体を確かめることが大切です。

立教大学の小論文対策でよくある質問

立教大学の小論文対策では、3方式と学部学科の組み合わせを正確に捉えることが重要です。準備を始める前に生じやすい疑問を5問に整理したので、自分が受ける方式と照らして確認できます。

自由選抜入試ではどの学部で小論文がありますか?

自由選抜入試では、文学部教育学科、経営学部国際経営学科、理学部、社会学部、観光学部などで小論文があります。異文化コミュニケーション学部は方式Aが対象で、スポーツウェルネス学部でも課されます。

会場試験と課題小論文はどう違いますか?

会場試験は制限時間内に構成から見直しまで行い、課題小論文は指定された書式や提出方法に従って事前に作成します。国際コース選抜入試では両方の形があるため、学部ごとの募集要項で区別する必要があります。

アスリート選抜入試では小論文以外に何がありますか?

アスリート選抜入試では、小論文に加えて面接があり、出願時には志望理由書や競技実績証明書などを提出します。競技実績だけに準備を寄せず、大学で学ぶ目的を文章と口頭で一貫して説明することが大切です。

自由選抜入試で複数の学部へ出願できますか?

自由選抜入試では、2つ以上の学部や学科へ出願できないため、出願先を一つに定める必要があります。学びたい内容に加えて出願条件と選考内容も比較し、必要な書類と試験を確認してから志望先を決めます。

試験時間や指定字数はどこで確認しますか?

試験時間や指定字数は、受験年度の募集要項や受験案内、入手できる過去問で確認します。確認後は同じ条件で答案を作り、構成、執筆、見直しに使った時間と文字数を毎回記録します。

まとめ|立教大学の小論文対策で押さえる4手順

立教大学の小論文対策で何を優先すべきか、まだ不安が残ることもあるでしょう。3つの入試方式で小論文が課されるため、まずは志望先の学部、学科、方式を組み合わせて選考内容を確かめます。

答案は前述した4手順で構成し、課題小論文では指定された作成条件にも従います。さらに、形式と日程は受験年度の募集要項で確認します。入手できる過去問も使い、志望方式と同じ条件で練習を重ねましょう。

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この記事を書いた人

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