【合格書類】代々木キャンパス/上智大学総合グローバル学部/推薦入学試験(公募制)合格(9期 武田)
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第4回は、Loohcs志塾代々木キャンプから上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科に合格したLoohcs志塾9期生・武田あかるさんの志望理由書です!
私は日本国内における多文化共生をノンバーバルな方法で実現したい。多文化共生の実現は、移民を巡るトラブルが世界各地で多発している現代社会で避けて通れない課題である。この目標を実現するにあたって主体性と行動力を持つ私は上智大学総合グローバル学部に自己を推薦する。
私には3歳から続けているラグビーで培った主体性がある。私の背番号は9番のスクラムハーフで、ゲームメイカーと言われるポジションである。そのため常に司令塔を意識し先を推測して動き、チームメイトに指示を出すことに努めた。留学先のイタリアでも現地のラグビーチームに所属し9番を務め、外国人でありながら15人のメンバーを統率した。このように重要なポジションで16年間プレーをしたことにより、問題に対して自ら責任を持ち、アプローチできるようになった。
さらに、私には留学経験で培った行動力がある。海外に興味があった私は、高校2年次の春にサンディエゴに短期留学をした。元々中学生の頃から家庭に多くの留学生を受け入れてホストファミリーをしていたため、家庭内で「グローバル」を経験していた。そのため、外国人との関係作りには慣れていると自負していた。しかし、現地では外国人であることで若干異端視され、それに対し何も対策を取れない自分が情けなかった。自ら歩み寄ることの大切さに気付き、帰国後にAFSのイタリア1年留学への参加を決意した。イタリアは多民族国家であり、日本人の私も盛大な歓迎を受けた。彼らは日本文化に強い関心があり、私は彼らの異文化理解に対する熱意を肌で感じた。そのような姿勢に刺激を受け、ファッションウィークや教会、美術館などに実際に足を運ぶなど自らノンバーバルな世界へ身を投じることで言語以外の方法での異文化理解を体現した。
これらの経験を通して私は能動的に行動できるようになったと同時に、日本国内で多文化共生を実現したいという志を抱くようになった。私が現地で異文化理解を体現した経験から、多文化共生の実現にはローカルな視座が不可欠であることを学んだ。しかし、日本国内で多文化共生を実現するには、各地域の文化や歴史的背景の理解に加え、それを反映させた具体的な世界規模の政策の双方からのアプローチが必要である。その点で国際関係論と地域研究の学びに重点をおいている貴学部は、ジレンマが錯綜する社会において多文化共生実現の方法を模索するにふさわしい。私は自分の武器である主体性と行動力を生かしてフィールドワークを行い、理論と実践両方の知見から解決策を追求したい。
この目標の達成には、留学制度が充実していてかつ多文化共生が実現されている貴学のカリキュラム、そして環境は必要不可欠である。したがって、私は貴学総合グローバル学部への入学を切望する。
以上
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