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【解説】九州大学共創学部 面接試験の対策法

【プロ直伝!】九州大学共創学部の面接対策 ポイント

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はじめに

Loohcs(ルークス)志塾Webチームです。
今回は、九州大学共創学部の総合型選抜入試(旧AO入試)の二次試験で行われる、面接について詳しくまとめました。

面接はほとんどの大学が総合型選抜にて取り入れています。
どの大学の試験でも言えることですが、面接は合格に向けて自分をアピールするための最も最適な方法と言えます。

今回紹介する2つのポイント、これを押さえると、面接官に最大限自分の魅力をアピールする回答ができるようになるはずです。

共創学部の面接の傾向

九州大学共創学部の面接は、教授との対話型の面接であることが最大の特徴です。
この理由は
「やりたいことが本当に共創学部で出来るのか」
「共創学部に適した人物かどうか」

といったことの確認のためです。

特に志望理由書の内容については、どんな事を聞かれても答えられるようにしましょう。

面接の雰囲気は、担当される教授によって全く異なります。

優しく、雑談のような雰囲気で進む面接もあれば、厳しく問い詰められる、俗にいう圧迫面接を受けることもあります。

そのため、どのような面接の雰囲気でも、最大限自分をアピールできる準備をしておくことが大切です。

2021年度の総合型選抜の面接では、「君のやりたいこと共創学部じゃできないけど、どうするつもりなの?」と聞かれた塾生もいました。

あなたなら、どう答えますか?

もちろん、質問への回答には正解はありません。しかし、「狙いを持って答えているか」が面接においては非常に重要になってきます

マイナスな事について問われる事も多々ありますが、狙いを持った回答でそれを自分のアピールにつなげる事もできます。

この記事では、これまで質問された頻度が高かったものと、狙いを持って答えるためのポイントをまとめていていきます。面接に向けて徹底的に対策していきましょう。

面接は討論と同じ部屋、同じ試験官

共創学部の面接は、例年集団討論の時の試験官が担当しています。

しかし、今年から集団討論の実施方法が変わったため、面接の実施方法も例年とは異なる可能性があります。

1人あたり25分程度設けられます

昨年度までの面接時間より、長くなったことから、自分の志望理由や共創学部でやりたいことなどについて、口頭で説明する力が一層必要となりました。

25分間もの長い面接になると、表面的な質問だけでなく、志望理由書の深掘りであったり、社会課題に関する鋭い考えなどが求められます。

面接は集団討論、報告書作成の後に実施されるため、最後まで程よい緊張感と集中力を保ち続ける必要があります。

面接は待ち時間が長いため、人によっては、集団討論や報告書作成が終わって気が抜けたり、逆に面接を前に極度に緊張したりするかもしれません。

面接では回答の内容はもちろん、力を最大限に発揮するためにはメンタルコントロールも大切になってきます。

共創学部の面接で上手く回答するための2つポイント

①問いに対して端的に答えよう

基本的なことですが、面接官の質問には一言で端的に答えるといいでしょう!

例を見てみましょう。
質問「あなたの志望理由を教えて下さい」

私が貴学共創学部を志望する理由は、「言語に頼らない、新しい防災のあり方を模索するためです。
私は熊本出身で、中学生のときに熊本地震の被害を受けました。幸運にも私と家族は安全に避難所に避難することが出来たのですが、SNSに投稿された動画で外国人が逃げ遅れる映像を見たときに「言葉がわからない人は誰にも助けを求められないんだ」と感じ、外国人に不親切な防災への問題意識と何もできない自分の非力さを悔やみました。この経験から、言葉が分からない外国人が安心して避難が出来るような防災のあり方を、共創学部でなら様々な視点から模索できると思い、進学を決意しました。

このように、まずは端的に伝え、詳しく過程などを話すようにすると相手に伝わりやすくなります。

②ネガティブな問いに対しての答え方

これまで失敗した経験や、自分の短所など、ネガティブな部分を答えるような質問をされることもあります。
こういった質問に対しての回答の仕方を紹介します。

面接官からのネガティブな質問には、「過去→現在→未来」で整理して回答することがポイントです。

例を見てみましょう。
質問「あなたが高校生活で経験した失敗を教えて下さい」

私の失敗は、自身の自己中心的なプレーで、チームを敗北に導いてしまったことです。
<過去>
高校ではサッカー部に所属しており、得点を取ることに楽しさを感じていましたのですが、ある試合で負けてしまったとき、私は自分にパスを回さなかったチームメイトを責めてしまいました。
その後顧問の先生に「お前は得点を取ることに必死になりすぎて、チームプレイが乱れていた。お前にも責任がある。」と言われ、自分が周りを見れていないことを痛感させられました。

<現在>
それからは得点を取ることだけでなく、チームの弱い部分を補ったり確実に得点できるポジションにいる仲間にパスを回すようにしました。
結果としてチームは勝ち上がる事が増え、チームとして勝利を分かち合えるようになりました。

<未来>
この失敗から私は、「仲間と協力して同じ目標を追うこと」の大切さを知ることが出来ました。これは、サッカー以外にも通じることです。共創学部ではグループワークを多く行いますが、それらの活動でも仲間と気持ちを一つにし目標を達成する意識を持って、協働実践力を磨いていきたいと思っています。

このように話すことで、自身の短所を受け入れていながら反省し、次につなげようとしていることまで伝わり、結果的には自分をアピールする回答になります。

上記からわかるように、マイナスな質問をされても、回答次第では自分のアピールにもっていくことができるのです。

③まずは紙に書いて、整理の練習から始めよう

いきなり頭で整理するのは難しいので、以下の例のように紙に書いて整理する練習をすることをオススメします。

共創学部の面接で必ず聞かれる質問

ここでは、これまでに必ずといっていいほど聞かれてきた質問と、回答のポイントをまとめていきます!

共創学部を志望した理由を教えて下さい

ほぼ全員が聞かれる質問です。志望理由書に書いている内容を自分の口で伝えられるかどうかを見られています。

志望理由をそのまま言えばいいなら、簡単じゃん! と思うかも知れません。

しかし、ほぼ全員が聞かれているからこそ、他の受験生との一番の差別化ポイントであり、自分をアピールするためにしっかりと準備すべきです。

故に、この質問は、最も重要な質問であると言っても過言ではないでしょう。
共創学部の魅力を語るのか、自分の課題意識について語るのかなど、自分が一番アピールしたい内容をどのように伝えるのかを念入りに準備しましょう

留学したい国や場所があれば教えて下さい

九州大学共創学部は在学中の留学を必須化しています。そのため、多くの人がこの質問をされています。

共創学部の留学を考える上で重要なのは、「英語を学びに行く」のではなく、「英語で学びに行く」ということです。
語学留学をしに海外へ行くのではなく、あくまで共通言語を使って自分の学びたいことを学びに行くことを、共創学部は留学と呼びます

留学先を考える際に、以下の2点に注意しましょう。
1.自分の学びたいことが出来る国・大学かどうか
2.自分の行きたい国・大学と九州大学が留学協定を組んでいるかどうか

あくまで共創学部でできることを語る必要があります。それはここではできないけど…と言われてしまっては致命的です。そのため、自分のやりたいことが本当に共創学部でできるのか、しっかり下調べをしたうえで臨みましょう。

2点目に関しては、九州大学が公開している協定締結校ワールドマップを参考にするとひと目で分かるのでオススメです!

高校生活で一番力を入れて取り組んだことを教えて下さい。

ここで見られているのは、主に次の2つです。
・どのくらい継続して頑張ったのか
・その活動からどのような学びを得たのか

特に2点目は非常に重要です。
活動で大きな成果を上げていなかったとしても、見られるのは成果ではなくそこでの学びです。活動をより価値あるものとしてアピールするためにも、何を学んだのか、語れるように準備をしておきましょう。

自己の研鑽や他者との協働など、アピールすることは人それぞれ違いますが、面接官はこの質問からあなたの人間性を見ます
そのため。「その経験が今の自分を作ってくれているんだ!」ということを、自分の言葉でしっかりとアピールする必要があります。

英語での質疑応答の練習をしておこう

今年度から総合型選抜においても、下記のように明記されています。

面接は主に日本語で行いますが、一部の質疑応答は英語で行います

したがって、質問に対してや、志望理由書について日本語での回答を準備しておくだけでなく、簡単な英会話の練習もしておく必要があります。

昨年度まで学校型選抜では英語面接が実施されていました。受験者曰く、難しい英語の質問はなく、簡単な英会話レベルの面接だったということです。

急に英語で質問をされても、戸惑わないように英語での面接の対策もしておくことをおすすめします!

君ならどう答える?過去によく聞かれている質問

上で紹介したものの他にも、よく聞かれている質問には次のようなものがあります。
ここでは紹介のみに留めておきますので、これらを聞かれたときに自分ならなんと答えるか、ここまでの記事の内容をもとに、ぜひ考えてみてください。

◯失敗したことはあるか
◯大学生活でやりたいこと
◯卒業後の進路
◯得意科目、不得意科目
◯討論の感想
◯総合型選抜に合格したら、入学までの4ヶ月をどう過ごすか
◯最後に伝えたいことはあるか

九州大学共創学部対策記事一覧

ルークス志塾ではこんな指導をしています

今回の記事で紹介したポイントをぜひ参考にして受験に臨んでいただきたいと思います!しかし、記事を読んでインプットするだけでは不十分です。この記事を読んで「へぇーそうなんだ」で終わらせるのではなく、ぜひ実践してみてください。

ルークス志塾では異なる専門分野を複数持った講師が、一人ひとりに合わせた指導方法を取っています。様々な角度からあなたへ質問を投げかけ、ただの面接対策ではなく、受験生の皆さんがより多角的で深い考えを持つためのサポートをしています。

毎年開催している共創模試は、現役の共創学部生が運営をしており、過去の試験を完全再現しています。また、過去問から分析したルークス志塾オリジナルの問題などを多数用意しているので、より実践的な経験を積む事ができます。

ぜひ、模試本番さながらの緊張感を感じたり、時間感覚を養ったりするために挑戦してみてください。

(共創模試の特設ページはこちら)

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたにとってこの記事が大学受験に妥協せず挑むためのきっかけとなれば幸いです。

この記事を書いた人

受験生の皆さんを応援するために、総合型選抜対策をはじめとした最新の受験情報、効果的な勉強法、モチベーションを高めるコツなどを提供する専門チームです。14年間で2000人以上の難関大学合格者を輩出してきたLoohcs志塾の講師陣や総合型選抜合格者で構成されており、長年の教育現場での経験から信頼性の高い情報を厳選してお届けします。

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