2021年度/慶應義塾大学法学部政治学科他/誰もが尊重される政治を目指したい
2021年度【合格体験記】F.Kさん
誰もが尊重される政治を目指したい
慶應義塾大学法学部政治学科、上智大学国際教養学部、中央大学法学部政治学科
F.K さん
受講校舎: 渋谷校
出身高校: 横浜雙葉高等学校
入塾時期: 高校3年/5月
合格大学: 慶應義塾大学
どんな高校生だった?
高校はどんな学校?
携帯はキッズケータイ以外学校に持ち込み禁止、SNS禁止、寄り道禁止など、校則が厳しい伝統校です。しかし、とても良い友達や先生、先輩、後輩と出会え、一人一人の個性を尊重しながら温かく受け入れてくれる学校だと思います。
高校生活はどんな感じだった?
まず、高校一年生の夏から高校二年生の春まで約1年間はアメリカに留学しました。小学校から同じ環境で教育を受けたため、外国にひとり身を置いて経験を積み、自分から変化を起こすために行動できる人間になりたいと思ったからです。
帰国後も部活や課外活動、塾を通じて大切な仲間に恵まれ、充実した学校生活を送れたと思います。
志望校を選んだ理由
慶應義塾大学・法学部を志望校にした理由って?
教養と専門性の両方を高い次元で学んでいける場所が慶應義塾大学法学部政治学科だと思ったからです。
なぜ障がい者の人権に興味があったの?
留学中、所属していた水泳部で障がいを持つ生徒と泳いでいたことがキッカケです。
日本では障がいの有無にかかわらず生徒が一緒に教育をうけるインクルーシブ教育があまり行われていないことを知りました。他にも「相模原障害者殺傷事件」に見られるように障がい者に対する偏見や福祉に関する社会問題について調べるうちに、自分にはなにができるか興味を持って考えるようになりました。
入塾当時から障がい者政策については考えていたの?
入塾前から留学や学生団体の活動などをしていたため、ある程度は考えていました。しかし、本格的に考えるようになったのは入塾して友達や講師と議論をしたり、自分の書類とじっくり向き合うようになってからです。
塾ではどういう対策・授業をしてた?
とにかく知識のインプットとアウトプットを繰り返し、自分の言葉で言語化する練習をしていました。
書類のレベルアップを図るためにも、特に夏は斎木道場と嶺井道場を受講し、法学や哲学の知識をインプットし、グループワークを通じてディスカッションを行うことで知識の定着を図りました。
ルークス志塾を選んだ理由
なぜルークス志塾に通おうと思ったの?
他にも塾に通っていたのですが、集中的に書類対策がしたくて入塾説明会、GW講習に参加しました。ルークス志塾の自由で気軽にいつでも相談できる温かい雰囲気がとても気に入り、本格的に通うことにしました。
実際、対策してどうだった?
実際は志望理由書のテーマが変わったりして完成はギリギリになったので、正直もう少し早く対策を始めてればよかったと思っています。
慶應の小論文を解いている中で監視社会について興味が湧き、最初はそれをテーマに進めていました。しかし、書いているうちに行き詰まってしまい、講師に相談するうち、自分が本当にやりたいことはマイノリティの権利やを政治的に解決することであり、障がい者をはじめとする少数派と言われる人々も自分らしく生きられる社会の実現に向けた政治のあり方について書くことにしました。
また、FITの志望理由がベースになり、併願校の出願もスムーズに進められたのでよかったです。
総合型選抜(AO入試)を終えて得たこと、成長したこと
総合型選抜(AO入試)を終えて、得たこととか成長したなって思う部分ってある?
自らフィールドワークをしたり、学生団体を立ち上げたりする行動力、学生団体内で仲間と連携して企画を立案、実行する協調性が育まれました。
また、実現したい社会、課題解決に向けてたくさんリサーチをしたり、何度も自分を疑うことで熟考する力がついたと思います。そして何より、総合型選抜(AO入試)を通じて勉強が楽しくなりました!
ルークス志塾に向いている人
ルークス志塾に向いてる人ってどういう人?
様々な経験や活動をしてきた、または、している仲間と高め合いたい人、自分のペースで相談しながら書類作りを進めたい人、高い次元で知識インプットを行いたい人だと思います。
なぜそういう人が向いてると思うの?
他塾は直前期以外、書類は基本生徒同士で添削しあったり、逆に個別のみの対応なため、相談も機会が限られており、行き詰まりがちだと思いますが、一方でルークス志塾は講師と適宜相談し合う機会と、生徒同士でディスカッションする機会がバランスよくあると思うからです。
特に講習では、塾長、嶺井さんの知識インプット授業で法学に限らず哲学やビジネスのことなど、多岐にわたる学問を学べることも魅力だと思っています。
これからの目標
大学に入ってやりたいこととか、将来の目標は?
マイノリティ、特に障がいを持つ人が障がいを理由に差別されることなく、自分の能力を最大限に生かせる社会のあり方を大学で研究したいです。そして将来は政治、行政の面から携わりたいと考えています。
最終的には現在人々が抱える「生きづらさ」を解消し、どんな人も同じ人間として尊重され、個性を発揮できる社会を作りたいと考えています。