【上智大学】文学部新聞学科の入試解説
【合格者が語る】上智大学文学部新聞学科の特徴と対策の全て!
はじめに
こんにちは。ルークス志塾講師の小倉です。
私は、昨年度上智大学文学部新聞学科に推薦入試で合格し、現在新聞学科の一年生です。
今回は、新聞学科の特徴や魅力などを伝えながら、公募推薦入試の概要や対策方法を細かくお伝えしたいと思います。これを読めばあなたも上智大学新聞学科の情報をしっかりと押さえることができます!
上智大学文学部新聞学科の特徴
新聞学科という珍しい名前
上智大学文学部新聞学科は、「新聞学科」という他大学には無い珍しい名前です。
ジャーナリズム、マス・コミュニケーション関係の学科としては、日本で最も古い伝統ある学科です。インターネットなど様々なメディアが発達する中、「新聞学科」というオールドメディアが名前となっている学科ですが、その伝統が、魅力でもあります。
学べること
ジャーナリズム、メディアの諸問題を考察し、情報の価値を見抜くメディアリテラシーを獲得することができます。
学科では、メディアの社会的機能や影響、その歴史、制度などの様々な理論を学ぶ科目と、テレビ制作など実践を学ぶことのできる科目をバランスよく配置しています。
つまり、理論と実践の両方から柔軟に学ぶことができるのです!
また、少人数制の授業が多いため、自分の意見を発信しやすいこともメリットです。
メディアやコミュニケーションの分野で広い研究領域を持ち、様々なメディアで名前を見かけるような有名な教授が多いため幅広い視野を持ち学ぶことができます。
新聞学科の入試情報
日程
出願(web) | 11月1日(日)~11月9日(月) |
書類提出(消印有効) | 11月10日(火) |
試験日 | 11月28日(土) |
合格発表 | 12月11日(金) |
※上記は2021年度入試の日程になっています。今年の入試は募集要項が発表されたらご確認ください。
出願基準
上智大大学公募推薦入試は、専願の入試で合格後は必ず上智大学に進学するというのが条件です。
評定平均値が4.0以上であること、大学の提示する外国語資格の基準を満たしていれば受験することが可能です。
公募推薦入試は、アドミッションポリシーにもあるように志望学科に関する深い知識や関心を持っていることが重要です。募集要項に「志望動機の強さならびに学力到達度や学科への適性を判定します」と記載されていることや、過去のデータを鑑みると、課外活動などよりも評定平均値などの成績や学科ごとの個別試験(小論文など)が評価されるという特徴があります。
倍率
2021年度入試では、新聞学科は募集人員を40名に増員しました。
倍率は、例年2倍くらいと比較的倍率が低い入試なので、とてもおすすめです。
新聞学科の対策
自己推薦書
自己推薦書とは、この言葉にもあるように自己を志望学科に推薦する文章のことです。
自己推薦書を作成するに当たって、、、
・過去の経験や自分の経歴、強み(資格・部活・活動・留学)を書く
・自分の持っている能力、強みがどのように志望学科の学びに活かせるか
・上智大学、新聞学科でしか学べないということ
・自分の志、解決したい問題はどうして自分ではないと解決できないのか
上記のことに留意して書くことが必要です。
過去の経歴から得た経験や自分の強みなどを自分自身で振り返ることは難しいですが、ルークス志塾では、講師と生徒の対話による自己分析を行っており、客観的な立場から受験生の特徴を共に考えることが可能です!
小論文
上智大学公募推薦では、全学部に「学科ごとの個別テスト」があります。
新聞学科の個別テストは「ジャーナリズムに関する基礎的試問」です
・1000字の作文
・時事用語
・漢字
が出題問題です。60分〜90分(入試の形態によって異なる)という短い時間の中で全ての問題を解くのは簡単なことではありません。よって日頃からの対策がとても大切になってきます。そして対策次第では他の受験生に大きく差をつけることができるのです!
それぞれの問題の対策として、、、
1000字の作文
その年に関する2文字や3文字の言葉がお題として出題され、そこから自分で想像し1000字の作文を書きます。この試験では文章力の他に想像力、発想力も試されます。
短い時間の中で書くことは難しいので普段から文章を書くことに慣れることが大切です(私は、受験期は必ず一週間に3~4本は書き、フィードバックを受けることを心がけていました)
時事用語
時事用語が出題され、時間以内に自分の言葉で決められた字数で説明する必要があります。
出題される時事用語はジャンルが豊富な上、量が膨大な為テレビの報道番組、ネット、SNSなど様々な情報を日頃から確認し、知っておくことが必要です。
漢字
漢字は、少しレベルの高い漢字の読み書きが出題されます。
漢字も日頃から地道に勉強すれば確実に漢字を理解できるようになります。
マスコミ漢字の本や、漢字ドリルなどを使って対策をすることがおすすめです。
課題レポート
出願書類として、課題レポートの提出が必須です。
課題レポートのお題は、学科によって違いますが、新聞学科は例年
最近の時事問題の中から関心をもったテーマを一つ選び、 よく調べた上で、それに関する報道のあり方の点も含め、当 該テーマについてのあなたの意見を述べなさい。
https://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/gakubu_ad/itd24t00000046vf-att/2021kobosuisen_application_proc.pdf
※対象とした新聞記事、放送番組などについては、新聞紙 名、局名・番組名、年月日等、参照した文献については、著 者名、書名・論文名、出版社名、刊行年月等、その出典を明示すること。
が課題レポートのお題です。
課題レポートは書く中で、書くテーマを慎重に選ぶことも重要ですし、中身をより内容の深いものにするためには、自分のテーマを徹底的に調べたり、関連する本をたくさん読破し知見を深めることが必要です。
私は、本を読むこと以外に、自分のテーマを研究している人にインタビューを行ったりしました。
面接
面接では自分の言葉で丁寧に質問に答えることを心がけ、数十分の間で自分の魅力や志望校への入学の熱意を伝えることが合格の鍵となっています。
自己推薦書、志望動機、大学で学びたいこと、自分の研究分野・関心分野についての深い知識を伴う質問などが聞かれることが多いです。どんなことを聞かれても的確に答えられるように日頃から自分の志や大学について考えて置くことが重要です!
上智大学に関連する記事一覧(学部別の対策方法など)
最後に
今回は上智大学新聞学科に絶対に合格するための基本情報をまとめました。
新聞学科受験のための対策でお伝えした各試験内容の対策をルークス志塾では行っており、皆さんのご希望に合わせて徹底的にサポートいたします!
また、受験期直前では、推薦入試で実際に合格した現役上智大学生からの指導も受けられる上智大学パックも開講しています。
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