【上智大学】自己推薦入試 カトリック推薦
今日から始められる!上智大学カトリック推薦に合格するための対策法を解説します。
こんにちは、ルークス志塾webチームの佐藤です。
今回は、上智大学カトリック推薦入試について紹介していきます!
上智大学カトリック推薦入試は、カトリックの高校の出身者を対象とした入試です。合格者定員や倍率は公表されておらず、さらに2021年度入試からは募集条件も大幅に変更になりました。
そのため、どのように対策すれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで、このページでは入試の概要や受験のポイントについて解説していきます。
上智大学カトリック推薦入試とは?
ここではカトリック推薦入試の出願資格と試験日程をご紹介します。
※出願資格や受験日程は変わる可能性があるため、受験年度の要項をご確認ください。
出願資格
・日本カトリック学校連合会に加盟する高等学校に在籍していること
・合格した学科への入学を確約できること
・評定平均値・外国語検定試験の出願基準を満たしていること
・学科指定の必履修科目を履修していること(一部学部のみ)
日程
9月上旬 出願
10月上旬 学科試験・面接試験
11月上旬 合格発表
カトリック推薦入試の特徴
ここからは、カトリック推薦入試の特徴を解説していきます。
①高い出願資格が求められる
カトリック推薦では、出願要件として評定平均4.3および外国語要件が求められます。ただし、もし評定平均が4.3未満でも、4.0以上であれば英検準1級などの並外れた外国語要件を備えていれば出願することができます。このように、カトリック推薦入試では、評定平均や外国語の要件がその他の推薦入試と比べて比較的高いといえるでしょう。高校の勉強や語学資格の勉強を計画的に進めることが重要です。
②最大2学科に出願が可能
カトリック推薦の特徴の1つは、専願にも関わらず最大2学科に出願できることです。出願時に2学科の中での志望順位を明示すれば、2学科の受験が可能です。もちろん、1学科のみの出願も可能です。
ただし、1学科に専念するか、2学科に出願するかは慎重に選ぶ必要があります。
学びたいことが複数あり学科を1つに絞れない受験生にとっては2学科受験は非常に魅力的ですが、1学科に専念した方が入念な対策ができるのも事実です。自分に合った方法を選ぶ必要があります。
※2学科に出願した場合でも、2学科とも合格が出ることはありません。もし第一志望の学科に合格していた場合、第2志望の学科の合否は明らかにされず、進学することはもちろんできません。志望順位についてはよく考えましょう。
③2021年度の制度変更により門戸が広がった
近年の大きな変化として、2021年度入試より学校指定枠が廃止され、全てのカトリックの高校から受験できるようになった点が挙げられます。従来は上智大学が指定するいくつかの高校のみから決まった人数を募集する形態でしたが、この変更により、以前までは受験資格のなかった高校からでも受験ができるようになりました。多くの受験生がチャンスを得た一方で、受験者数の増加により合格の難易度は上がったことは確かです。
入試の概要とポイント
では、合格のためには何の対策をする必要があるのでしょうか。
ここでは、試験内容について課題ごとにまとめました。
カトリック推薦入試では、基本的に志望理由書の提出、学科試験と面接試験があります。学科によってはレポート等特定課題の提出もあります。ここでは、それぞれの課題の概要とポイントについて解説していきます。
※上智大学のカトリック推薦入試では書類を提出した段階で一次合否の発表はなく、全員が学科試験を受験できるため、計画的に準備する必要があります。
志望理由書
概要
志望理由書は、すべての学科で提出を求められる書類です。所定の用紙1枚に文章を記し、自分がその学部学科を志望する理由を記述します。所定用紙には罫線のみが引いてあるため何文字書くか悩みどころですが800~900字程度書くのが適切といえるでしょう。
ポイント
書き方や内容に決まりはありませんが、志望動機には「なぜその学問を学びたいと思ったのか」「なぜ上智大学を選んだのか」を説得力のある形で記述する必要があります。そのためには、上智大学で学ばなければならないと言えるほど、大学とマッチしていることが重要です。
自分の過去や未来について考え、自身が上智大学のその学部学科で学ぶ必然性を伝えましょう。
レポート等特定課題
概要
レポート等特定課題は、文学部英文学科、総合人間科学部社会学科、社会福祉学科、看護学科でのみ提出が義務付けられています。
※学科ごとに異なる問いが与えられるため、詳しくは入試要項をご覧ください。
ポイント
レポート課題で重要なのは、論理的思考力と知識力です。
伝わりやすく論理的な文章を書くためには、事実関係を理解し、自分なりに整理して書く力が求められます。その際は、いきなり書くのではなく、まずは骨子を組み立てる必要があります。同時に、課題に対する知識も持っていなければ良いレポートを書くことはできません。関連する書籍や教授の書いた論文などを読んで知識を蓄える必要があります
学科試験
概要
学科試験は、全ての学科で実施されます。形態は、小論文や基礎学力試験など学科によって様々です。受験予定の学科の試験内容をチェックしましょう。
ポイント
小論文形式の学科試験で重要なのは、題意を見抜く力です。何が問われているのかを問題文から正確に読み取り、題意を理解した上で課題文を読解し、論証の方向性を探りましょう。これらの力は、類似問題を何度も繰り返し練習することで身に付けるのが有効です。
基礎学力試験や理解度を問う試験の場合は、その学部学科に関する知識や計算能力、語学力が求められます。演習を反復して行い、基礎を固めることが点数向上に直結するでしょう。
面接
面接試験では、志望理由や自己アピールに関することが聞かれる傾向にあります。また、その学部学科に関する基本的な知識を問われる場合も多いです。あらかじめ質問を予測し、面接練習を重ねて備える必要があるでしょう。
※試験内容は変更になる可能性があるので、受験年度の募集要項をご確認ください。
今日から始められる対策は?
ここまでカトリック推薦入試のポイントについてお話ししてきました。一般的な推薦入試より受験人数は少ないとはいえ、出願要件も高く試験にも質の高さが要求されるため、計画的に準備する必要があるでしょう。そこで、今すぐにでも始められる対策についてお話しします。
自己分析を進めてみる
まず、過去を振り返り自己分析をすることが有効です。自分の過去の経験を分析し、将来のビジョンを想像することで、自分の学びたいことや飛び込んでみたい環境が明らかになってきます。その過程で、キリスト教教育が自分自身にどのような影響を与えてきたか考察してみるのも良いでしょう
志望理由を深掘りしてみる
自己分析を経て、自分がその学問を学びたいきっかけや信念が明らかになったら、志望動機の深掘りが必要です。具体的には、大学で何を学びたいのか、なぜ他の大学ではなく上智大学を選んだのかを問い直してみることです。これを突き詰めると、説得力のある志望理由に行き着くことができるでしょう。
1人での対策に限界を感じた時は
とはいえ、どうやって学部学科を選べばいいか良いか分からない、志望理由をうまく言語化できない、筆記試験や面接の練習をしてみたい、など、不安もあるかと思います。
上智大学の公募制推薦入試は受験人数が少ないため、対策講座を見つけにくいのも事実です。
ルークス志塾では、上智大学の推薦入試に特化した対策講座をご用意しています。最新の入試分析をもとに、上智大学推薦入試の合格者を中心とした様々な講師が精一杯サポートさせていただきます。
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