2023年度/法政大学キャリアデザイン学部、國學院大學経済学部/沖縄の若者のキャリア問題を解決したい
2023年度【合格体験記】実近陸さん
沖縄の若者のキャリア問題を解決したい
法政大学キャリアデザイン学部、國學院大學経済学部
実近 陸さん
受講校舎: 沖縄校
出身高校: 那覇高等学校
合格大学: 法政大学
どんな高校生活を送っていましたか
部活のサッカーでは、負けず嫌いだったので、常にスタメンに入れるように努力してました。勉強は得意だった数学だけ伸ばしていましたが、国語や物理が苦手だったので、評定は3.8でした。ただ英語が苦手で英検も持っていなかったので、特別頭がよかった方ではないと思います。
何か課外活動はしていましたか
友達とTシャツのデザイン、販売をしていました。正直、最初はノリで始めましたね。ただ進めていく中で失敗も多かったので、こうしたら売れるかなとか、差別化をどうしようとか、どうしたらより自分達の特徴を知ってもらえるかを考えました。お金の知識だったり、日常生活では得られない経験ができたかなと思います。
なぜ総合型を受けようと思ったのですか
7月に入塾するまでは一般入試の塾でひたすら勉強していましたが、学力がなかなか上がらず、合格できるのかかなり不安でした。模試の点数も上がらず、精神的にきつかったですね。浪人も視野に入れ始めた頃に、どうせなら自分のやりたいことができる総合型にかけてみようと思ったのがきっかけです。
志望校はどのように決めましたか
最初はなんとなく経済学部がいいなと思って入塾しました。でも、対策の中で自分のやりたいことや好きなことを深掘っていくと、経済じゃないなと気づけました。大学の学部をしっかり調べたら、自分にあったものを見つけられて、楽しそうだなって思いました。
学部の名前しか見ていませんでしたが、内面を見たことで自分にマッチした学部を見つけることができました。
志望理由のテーマはどのように決めましたか
周りの友人が中学を卒業してから職を転々としていたことや、私自身も将来やりたいことを描けていなかった状況から、沖縄の若者のキャリア問題に焦点を当てました。調査のために、まずは沖縄の課題を解決しようと奮闘している社長たちに連絡をとって会いに行ったり、コワーキングスペースに通ったりして学びを深めました。たくさんの大人と会って話して、多くのことを教えてもらい、このような環境をコミュニティの力を通して実現できないかという志望理由を書きました。
総合型で大学受験をして変わったことはありますか
一般受験の勉強をしていた時は、大学に入る意味は考えていなくて、大学は卒業すればいいし、学ぶところではなくて正直遊ぶところという認識でした。でも、総合型をやってから大学って面白いんだなってわかったし、いく理由もわかりました。社会や世の中の仕組みを知ることもできて、人に伝える力、言葉を使う力、考える力が身につきました。大学に受かるかどうかは別として、社会で通用する力が身につくので、一石二鳥だと思いますね。
受験を終えてみての感想を教えてください
もし、法政に落ちていたとしても、いい経験ができたので本当によかったなと感じています。自分の力になりました。今まで知らなかったことを知れたし、考える力もついたし、自分は今まで甘かったんだなと認識することもできました。ただ同時に、もう少し早く始めたかったなとか、ちょっと後悔もありますね。
最後に、後輩に向けて一言
一般の受験も、総合型も両方やったからこそ言えることは、総合型はとにかく一石二鳥だということです。悩んでいる人は、自分を信じて頑張ってほしいです!