2023年度/慶應義塾大学法学部(九州ブロック政治学科奨学枠)/限界集落の政治問題に取り組みたい
2023年度【合格体験記】佐渡山倖雅さん
地元を根本的によくしたい
慶應大学法学部
佐渡山 倖雅さん
受講校舎: 沖縄校
出身高校: 名護高等学校
合格大学: 慶應義塾大学
まずはどんな高校生生活を送っていたのか教えてください
中学生の時に那覇から沖縄北部の東村という小さい村に引っ越して、高校も北部の名護高校に通っています。部活動には入っていなかったので、朝5時から6時半までと、寮に帰ってきて7時から9時までの3時間半毎日勉強するようにしてました。定期テストでクラス分けがされてしまうので、すごく負けず嫌いだったこともあって、気づいたら毎日の勉強が習慣化されてました。
最高評定4.8、校内模試でも1位でしたよね
自分が勉強してないことで焦って、あの時やっておけばよかったなと思うのが嫌だなっていう気持ちはあったのですが、決していやいや勉強してたわけではないです。時間決めて、あとは何してもOKって決めてました。
Loohcsを知ったきっかけは何でしたか
高校の合格者説明会みたいな会で先輩が一緒に活動していたのがLoohcsの卒塾生で、紹介してもらって話を聞いた時にLoohcsのことを知りました。元々AOは考えてなくて、そもそも大学もあまり知らなかったし自然と県内を一般で進学するのかなと思っていたのですが、先輩の話を聞いて、AOもありかなとなった感じでしたね。
入塾してから志望校はどのように決めていきましたか
最初は観光学部を目指していて東村を題材に観光とか農業に焦点を当てて地域活性を目指してたんですけど、だんだん観光分野を円滑に進めることができない問題が出てきて、法や政治が絡んでいることを知って、地元をもっと根本的によくしたいなと思いました。
法学部は最初は法律を勉強してる硬いイメージがあったのですが、シェルパ(講師)から話を聞いて、色々なことが学べるとわかったし、活動の中で政治が大事だなと思ったので決めました。
テーマが決まってからはどのように活動していましたか
小さな村で観光に成功しているところにメールをしてやりとりをしたり、村民にアンケートを取ったりするところから始めました。村おこしで大事なことが何となくわかって、村長に会って、東村が活性化していくために必要なアイデアを出したり、東村の現状、今後の課題について話しました。そのあとは村議会議員全員に会って、まちおこしをビジネスにしている企業とzoomをして、行政と民間の側面から村おこしを考えました。
受験を終えて成長したと感じる部分はありますか
私は元々いつも何か始めるまでに考えすぎて行動するまでに時間がかかっていましたし、そもそも自ら行動することが苦手でした。でも実際に受験で行動を起こしてみると、考えすぎて時間を浪費するより、思い立って行動した方が自分的には得るものが大きかったというか、結果色々なことが円滑に回ったし、とにかく行動するのが大事なんだなって気づけました。
最後に後輩にメッセージをお願いします
総合型は、あまり先生たちも教えてくれないので視野に入れにくかったけど、勉強だけじゃなくて自分が成長できるというか、普通に生活していたらできない経験ができるから、総合型にチャレンジして、自分の幅を広げてみてほしいです。それで大学も進学できるってなったら、色々な能力を高められる総合型は、人生においてもプラスになるのでおすすめです!