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高1・高2から難関大学を目指そう!

【一般入試?それとも推薦入試?】高1・高2から難関大学を目指すための対策を紹介!

目次(ページ内リンク)

はじめに

こんにちは。

ルークス志塾講師でマーケティングチームにも所属しているおーしろです。

今回は、高1高2生で、難関大学を目指しているけれど、どうすれば合格を獲得できるのかわからない、今から何をすればよいのか?という人向けに大学入試について説明していきたいと思います。一般入試予備校で受験アドバイザーの経験もある筆者が、両方を知っているからこそわかる、一般に向いてる人とAOに向いてる人の違いについてお伝えします!

大学受験は一般入試だけではない

受験生の大学入試の選択肢として、
①一般入試(大学共通テスト、大学別の学力試験など)
②推薦入試(総合型選抜、総合型選抜(AO入試)、学校型推薦など)
の2つのパターンがあります。

多くの高1、高2の受験生のみなさんは「とりあえず一般入試の対策をしておこう」と考える方が多いと思うのですが、何も考えずに一般入試を選択するのはもったいないです!

近年は推薦入試での合格者の割合が増えている

まず、近年の受験動向として下の図を見てください。

引用:文部科学省「大学入学者選抜関連基礎資料集」

上記を見ていただいてもわかるように、年々一般入試よりも推薦入試の合格者が増えており、私立大学においては半数以上が推薦入試合格者となっています。

このことからもわかるように、推薦入試は受験の主要な選択肢の1つ(むしろ一般入試より多い)と考えることができます。

さらに、一般入試に向いている人と推薦入試に向いている人にはそれぞれ特徴がありますし、それぞれ難関大学を目指すための手法もあります。
そこで、難関大学を目指す高1、高2のみなさんは、受験の対策をはじめる前にそれぞれの試験の特徴を把握しておいてください!それを元に、あなたの受験対策を考えていきましょう!

一般入試と推薦入試の特徴や対策の違い

まずそれぞれの試験の特徴を紹介します。

一般入試

学力で合否の判定を測る。多くの国立大学では大学共通テストで5教科7科目、大学の2次試験、私立大学では大学が規定する科目の学力を測る試験が行われます。
(特に、難関大学では各大学で行われる試験はそれぞれ特徴があり、難解なものが多いです)

見落とされがちなのが「学力は小学生、中学生の科目の積み重ね」ということです。例えば、中学の英語の内容が理解できていなければ受験対策として中学英語の対策から始めないといけないということです。

また、一般入試の受験アドバイザーをしていたからこそわかる、一般入試の真実はこちらの記事で紹介しています!(高3生の対策と書いてありますが、こちらのページの「目次①AO推薦入試(総合型選抜)の近年の動向」の部分にありますので、よければ参考にしてみてください)

難関大学で求められる偏差値60以上ってどれくらい難しいの?

推薦入試(総合型選抜、総合型選抜(AO入試)、学校型推薦など)

推薦入試の最大の特徴は「学力面だけではなく、活動歴などを含めた人間性で合否を決める」ということです。多くの場合、志望理由書、面接、二次試験(小論文やプレゼンテーションなど)を課されることが多いです。

推薦入試の本質はマッチング入試です。どれだけ、その大学が求める人材にあっているかをアピールすることが大切です。

また、大学側は

①学力
②実績・個性
③オタク力

という部分で判断してきますので、学力面以外の活動実績・人間性などを総合的に判断して合否を決めていきます。

(より詳しい総合型選抜(AO入試)や推薦入試についてはこちらをご覧ください

また、Youtubeでもまとめています。

YouTube
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どんな人にどの入試が向いているのか?

一般入試と推薦入試はそれぞれ特徴があり、向き不向きがあります。

そこで、ここではどんな人がどの入試に向いているのかを紹介していきます!

一般入試に向いている人

①コツコツ頑張れる人

一般入試は「答えのある問題に回答していく」ことが主流です。その問題に答えていくためには、毎日コツコツ時間をかけて知識を覚えたり、演習問題をこなしたりすることが必要となります。コツコツ努力することが得意な性格の人や、受験勉強に時間を割ける人に向いているといえます。

また、一人で問題と向き合って勉強を進めていくこともあるので、一人でコツコツ頑張れるタイプの人は向いていると思います。

②中学校までの知識が身についている人

学力とは積み重ねです。例えば、高校数学も小学校の算数でつまづいている人、高校英語も中学までの単語や文法が身についていない人は解けません。

特に、難関大学においては応用問題を課してきます。これは、基礎力は当然身についているという前提で出題されるため、中学までの知識が身についていない人はそこからやり直していく必要があります。

推薦入試に向いている人

①活動実績がある人

推薦入試は学力以外の活動実績なども評価に入れてくれます。ですので、学内・学外問わず何か特別な活動などをしていると有利になります。例えば

  • プログラミング
  • 留学
  • 理系の自由研究
  • 小論コンテスト
  • 高校生インターン(企業だけでなく、NPOやNGOなどボランティア系もあります)
  • 模擬国連
  • マイプロ
  • 哲学カフェ

などがあります。

②将来やりたいことがある人、好きなことがある人

大学は推薦入試において「自分がやりたいことを、この大学でどう実現したいのか」という部分を評価しています。ですので、すでに将来の夢が明確な人などはしっかり伝えることができます。

また、好きなことがある人はより逆転合格を起こしやすいタイプです。

自分の好きなこと、趣味などを将来やりたいこと、社会のために活用したい、ということに繋げて突き詰めれば、逆転合格が起こりやすいです。

例えば、ファッションが好き→フランスのファッションや歴史の研究がしたい、ということで合格した子など、そういった事例もたくさんあります。

③部活動を頑張っている人

難関大学では、「リーダーシップ」「継続力」などを求めることがあります。特に、部活動(スポーツ系、文化系問わず)で実績を残している人や活動している人などは評価される人が多いです。

また、これはスポーツ推薦以外でもアピールになりますので、部活動を熱心に取り組んでいる人はぜひ挑戦してみましょう!

一般入試・推薦入試の両立に向いている人

①学校の評定、成績がいい人

総合型選抜(AO入試)、総合型選抜は学力も重視される時代になってきました(もちろん、成績が良ければ合格できるか、と言われると違う話しにはなりますが)。

また、学校の勉強・成績がいい人は高3から本格的に一般入試の対策をすれば間に合うケースが多いです。

ですので、一般入試の勉強や学校の成績がいい人は、高2・高1の段階で学力面以外の推薦入試でアピールできる活動を行えば、難関大学への受験回数を増やすことができます

②英語が得意、英語資格を2級以上持っている人

英語資格は一般入試においても推薦入試においても、評価されます。

例えば、一般入試においては英語試験が免除になり、取得している級によって英語試験免除・得点換算してくれます。

また、推薦入試においても得点換算されたり、場合によっては英語資格で出願資格が決まるところもあります。

ですので、英語資格2級以上を取得している人は、両立した方が受験回数も増えるのでチャンスが多くなります。

また、英検準1級を取得すれば、かなり他の受験生と差がつきますので、英語が得意な人は挑戦してみてもいいかもしれません。

具体的な対策は何をすればいいのか?

では、難関大学を目指すために一般入試、推薦入試でそれぞれやっておくべきことを紹介します。

高1でやっておくべきこと

一般入試、推薦入試共通

まず、志望校を決めることをおすすめします。というのも、志望校が決まってこれば受験勉強のモチベーションが上がります。また、一般入試・推薦入試問わず、大学によってやるべき対策なども異なってくるため、早めに決めておいた方が効率よく対策を進めていけます。

一般入試

まずは英語ができるようにしましょう。というのも、文系理系、そして国立大学・私立大学問わず英語は必須です。また、取得するのに時間がかかります。

しかし、時間はかかるものの、やっておけば安定して点数が取れるようになる科目であることも間違いありません。また、私立大学では英語の配点が高いところが多いです。

ですので、まず英語の基礎(単語、文法、読解)をできるようにしましょう。

推薦入試

自分が大学でやりたいことを決めて、それに対する実績活動をしていきましょう

上記の推薦入試に向いている人でも話したような

  • プログラミング
  • 留学
  • 理系の自由研究
  • 小論コンテスト
  • 高校生インターン(企業だけでなく、NPOやNGOなどボランティア系もあります)
  • 模擬国連
  • マイプロ
  • 哲学カフェ

などの活動を実施していきましょう。

また、活動実績は校内だけではなく自分で作ることができます。そして大切なことは「ただイベントに参加するのではなく、自分が将来やりたいことに対する活動」をしていくことです。ルークス志塾に通う塾生は毎年講師と一緒にそういった活動を計画し、実行しています。

(また、高1からやるべき推薦対策・活動などについて、より詳しいお話はこちらで書いているので、参考にしてみてください)

高2でやっておくべきこと

一般入試

英語の基礎ができるようになれば、少し難しい単語、文法、読解問題ができるようになりましょう。例えば、単語であれば英検準1級レベルの単語(早慶上レベルのもの)をできるようにしておけば、かなり有利です。

そして、英語が安定して取れるようになってきたら、その他の科目の勉強も始めましょう。特に、社会の科目は覚えることが多いので早めに手をつけておけばいいかもしれません(ちなみに、学校の進度によっては最後まで終わらないということもあるので、早めに手をつけておきたいです)。

推薦入試

引き続き、高1でやっていた活動などを継続してアピールできる実績を作っていきましょう。

ただし、活動を継続する前に「自分の将来の目標を達成する活動はこれなのか」ということを改めて見直し、継続するのか・別の活動を行うのか、などを考えてみるといいかもしれません。

また、ある程度活動ができてきたら二次試験対策(小論文やプレゼンテーション、面接など)もはじめていくとより良いです。

(より詳しい高2からやるべき推薦対策・活動などについて、こちらで時期別に乗せてありますので、参考にしてみてください)

高校生活を楽しみながら、難関大学を目指そう!

ここまで読んでみて、自分にどのような入試が向いているか、そしてまずは何をするべきかというのが少しわかったのではないでしょうか?
一般入試しか想定していなかった人も、推薦入試への適性に該当した人は、推薦入試にもぜひ挑戦してみてください。推薦入試の対策について詳しく知りたい人は、他のコンテンツも参照することをおすすめします。

この記事を書いた人

大城 翔平のアバター 大城 翔平 Loohcs志塾柏・名古屋・仙台校校舎長

Loohcs志塾柏、名古屋、仙台校の校舎長、webチームにも所属。浪人生活を経て、東京学芸大学→同大学院に進学。在学中は「教育に必要なことはなんだろう」と休学して日本中を旅しながら考えたことも。卒業後、某大手予備校に勤務し、大学受験のアドバイス・サポートを行う。コピーライター養成講座受講、宣伝会議賞も受賞経験あり。