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春休み特別企画!Loohcs志塾の合格書類を毎日公開プロジェクト!
第2回は、Loohcs志塾代々木キャンプから慶應義塾大学文学部の自主応募制による推薦入学者選考に合格したLoohcs志塾4期生・矢狭間堅さんの志望理由書です!
1.高等学校で何に力を入れ、どのような成果を上げ、どのような資格を取りましたか。具体的に書いてください。
慶應義塾大学文学部自主応募制による推薦入学者選考、自己推薦書より
私がこれまでの高校生活で力を入れてきたことは、野球部での活動と学業の両立である。
野球部では、寮生活を送り、毎日の練習に励んできた。入部当初、身長160cmに満たなかった私は、甲子園出場2回を誇る強豪校において試合に出ることは不可能だと言われていた。しかし、毎日喉が嗄れるまで声を出し続け、誰よりもひたむきに練習に取り組み続けた結果、2年生の春から大会出場メンバー入りを果たし、チームの県大会ベスト8進出に貢献し、新入生の教育係を任されるまでにもなった。3年次には、練習に対する姿勢や教育係で発揮した統率力等が評価され副将に任命された。秋季大会ではチームの過去最高記録となる県大会ベスト4進出に貢献した。
学業面では、試験期間中にも毎日部活動があったが、それを言い訳にすることなく文武両道を目指した。その結果、現在まで無遅刻・無欠席・無早退を達成しており、定期考査では常に学年一桁を維持して評定平均4.5を獲得することができた。加えて、小学5年から3年間をイタリアで過ごし、インターナショナルスクールに通っていた私は中学1年次に英検2級を取得しているが、さらなる英語力向上に向けてTOEICに挑戦してきた。学校での休み時間などの隙間時間を有効的に活用し、初回受験時からたったの1年間でスコアを200以上伸ばして875点を取得してAランク入りを果たした。また、この英語力を活かして野球部のブラジル人留学生の通訳を務め、その内容が地元の新聞に掲載されたこともある。
2.文学部をなぜ第一志望としたのですか。また、文学部で何を学び、将来、どのように活かそうと考えていますか。具体的に書いてください。
慶應義塾大学文学部自主応募制による推薦入学者選考、自己推薦書より
私は将来、激流の最中にある国際社会で活躍できる人材を育成するために慶應義塾大学文学部で教育学を専攻したい。
私は小学5年から3年間をイタリアで過ごし、インターナショナルスクールに通っていた。そのような環境の中で英語とイタリア語、そしてそれぞれの持つバックグラウンドの違いによってもたらされる価値観の違いなど、多くのことを学んできた。しかし、日本に帰国した時は日本の「教育」の在り方に強い違和感を抱いた。イタリアでは、生徒の自主性や考える力を養うためにプレゼンテーションやディスカッションを行う授業が実施されていたが、日本では先生が言ったことを覚えるだけの一方的なものであると感じたのだ。
国際化や情報化の影響を受けて大きく変化している21世紀の国際社会に求められているのは自ら考えて問題解決をすることができる人材であると私は考える。しかし、どんなに制度が変わっても、教育そのものが変わらなければこれらの改革も無意味である。
だからこそ私は、自身が専攻したいと考えている教育学だけでなく、幅広い視野で複眼的、総合的に考える能力を培うことが可能なカリキュラムを持つ貴塾文学部での学びを切望している。貴塾入学後は、さらなる語学力の向上や幅広い教養を身につけると共に、比較教育学を学ぶことで日本の教育に対する理解を深めたい。そして、卒業後は生徒の自主性や考える力、問題解決能力を伸ばしていけるような教育を実践する教育者になりたい。
以上
Loohcs志塾代々木キャンプでは様々な大学・学部のAO・推薦入試対策のサポートを行っています。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。