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【対策のコツ】法学部国際関係法学科/公募制推薦入試

上智大学法学部国際関係法学科に合格したいあなたへ!公募制推薦入試(総合型選抜(AO入試))の対策方法を徹底解説!

目次(ページ内リンク)

はじめに

はじめまして!Loohcs 志塾シェルパ (講師) の市川創太郎です。
このページでは、上智大学法学部国際関係法学科公募制推薦入試について入試の概要から対策の方法まで様々な情報をまとめました。法学部国際関係法学科の公募制推薦入試にチャレンジしてみたいと考えている学生さんは是非最後まで読んで入試対策の参考にしてみてください!

上智大学法学部国際関係法学科とは?

上智大学総合法学部国際関係法学科は上智大学法学部にある3つの学科のうちの1つとなっています。法律学科、国際関係法学科、地球環境法学科の3学科が存在し、国際関係法学科ではその名の通り、複雑・高度化する国際社会の法律・政治問題にスポットを当てることを理念に研究を行っています。憲法や民法などの基礎を学んだのち、国際法や国際私法を中心とした国際関係に関する法科目を学びます。
将来、外交官、国連などの国際機関の職員、国際的な弁護士、企業における国際法務の担当者など、国際的な舞台で活躍することを目標とする人はぜひチャレンジしてみましょう!

また、倍率についても詳しくまとめますが、他の大学と比較し倍率が低いことでも知られており、出願条件さえ満たしていればチャレンジしてみることをお勧めします!

入試の概要

2021年度入試日程

はじめに、2021年度入試の日程をまとめました。上智大学の公募制推薦入試では、事前に提出された出願書類、個別テスト及び面接を通して総合的に合否が判断されます。

各種手続き内容 日程
出願手続き 2020年11月01日~11月09日
個別テスト 2020年11月28日
合格発表 2020年12月11日
入学時期 2021年4月

出願条件と試験内容

国際関係法学科の公募推薦入試では英語資格・検定試験の成績が出願条件として与えられています。ここでは出願条件に加えて、提出書類と試験の内容をまとめました。以下の表を参考に受験への対策をはじめましょう!

出願条件 1: 高等学校卒業等の要件
2: 全体の評定平均値が 4.0 以上
3: 外国語検定試験で所定の成績を収めること
4: 上智大学を第一志望とし、出願学科への入学を確約できる者。
提出書類 1: 志願票
2: 調査書
3: 自己推薦書
4: 外国語検定試験の成績証明書
5: 課題レポート (2000 文字程度)
など
試験内容 1: 小論文
2: 面接

英語外部検定試験の利用について

上智大学の公募制推薦入試では出願時に英語外部検定試験のスコア提出を求められます。以下の表は主な英語外部検定試験別の出願条件となっています。これらの成績を下回る場合は出願が受理されません。出願前に確実に取得しておきましょう!

英語外部検定試験名 出願基準
実用英語技能検定 (英検) 準1級 合格
TOEIC LR/SW LR 785 かつ SW 310
TOEFL iBT 72
IELTS 5.5
TEAP 330 (各セクション 70 以上)
TEAP CBT 590

過去の入試倍率

2018年度から過去3年分の入試データをまとめました。概ね2倍弱で推移しています。他大学の一般的な総合型選抜と比較するとかなり低い倍率となっています。

年度 募集人数 志願者数 合格者数 倍率
2018年度 14名 19名 13名 1.5倍
2019年度 14名 20名 13名 1.5倍
2020年度 14名 35名 19名 1.8倍

自己推薦書の主な対策方法とは?

国際関係法学科の公募制推薦入試では出願条件にもなっている評定平均や英語外部検定試験に加えて、出願時に提出する自己推薦書と課題レポート、そして全志願者を対象とする小論文と面接が求められます。ここからはそれぞれの対策方法についてまとめていきます!

まず初めに、自己推薦書の対策方法です。『「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」「課外活動・社会活動の実績」「特技」等を記述し、自己を推薦する 内容であるもの。』を条件として、大学の定める所定の用紙に記入することが求められます。文字数についての規定は特にありませんが、およそ 1,000〜1,300 文字での記載となります。法学部国際関係法学科を受験するにあたってアピールとなるものであればぜひ盛り込んでいきましょう!

ここで注意すべきことは一貫性を持たせることです!ここで示されている条件の中で自らのアピールポイントなどを探すと部活や委員会などの学校の中での経験からボランティア活動や留学経験などの課外活動まで多くの候補が挙がってくるかと思います。

ここでは、自らの将来について考えた上でどのような目的を持って自らの経験を蓄積していったのかを考えてみましょう!例えば、将来、国際的な弁護士として活動することを目標に掲げていたらどのような経験が必要でしょうか?部活動や委員会活動はもちろんですが、国際社会での課題の研究に努めたり、法学について自主的に学んだ理していることも求められるはずです。
また、ボランティア活動などを通して蓄えた知識を実践にいかせているかも大きなポイントです!もちろん、持っている経験をたくさんアピールしていくことは重要ですが、その中で一つの目的意識があると良いアピールになるでしょう。

課題レポートの主な対策方法とは?

次に、課題レポートの対策方法です。国際関係法学科の公募制推薦入試は国際社会の直面する課題に対して論じ、また法学分野からのアプローチ等を問われる形式が多くあります。
2021年度入試も、「「移民の受け入れの是非、そのあり方」は現在、あらゆる国、地域で深刻な問題となっている。問題がこじれ、意見が対立する背景を意識しつつ、移民問題についての有効な解決策についてあなたの意見を論じてください。」という課題に取り組むことが求められます。2,000 文字程度での記入が求められており、与えられたテーマについて法学系の分野をしっかりと押さえて記述しましょう。

ここで注意するべき点は与えられた問題に対して課題を提示した上でアプローチできているかということです。

2021年度入試で問われいる移民問題についても多くの課題とその解決策が考えられるでしょう。例えば、移民受け入れ後の差別について論じた場合どのような解決策が導けるでしょうか?他にも、移民の生活基盤はどのようにして安定させるべきでしょうか?
現在、多くの在日外国人は政治参加に対して課題を抱えていますが、どのように改善して行くべきでしょうか?ここに挙げた以外にも多くの課題が存在しているはずです。

そしてこれらの課題はどのように対処されるべきでしょうか?これら多くの問題に関して法整備の重要性が認められるはずです。法学分野の知識をつけた上で解決策や改善案を提示していきましょう。

そして、法学分野の中でも特に意識してほしいことは国際関係の問題に触れられているかどうかです。実は、先ほど挙げた課題の多くは一国の中での課題です。しかし、国際関係法学科での学びを意識したときに求められるのは二国間以上の問題にアプローチできる力のはずです。課題設定から見直し、移民という問題全体を通して、世界全体が向き合うべき課題について取り組んでいくことが求められているということを意識しましょう!

小論文の主な対策方法とは?

上智大学総合法学部国際関係法学科の公募制推薦入試では志願者全員を対象に小論文の試験が行われます。国際関係に関するテーマについて自らの意見をまとめることが求められます。60 分間で 800 文字程度の小論文を作成します。時間的にみても短くはないですが、かといって余裕が多くあるわけでもありません。時間内に資料を把握し、自らの意見をまとめる力が要求されます。国際情勢や国際関係法についてインプットを行い与えられたテーマについてと論じられるようにしましょう。

合格のための対策スケジュール

上智大学総合法学部国際関係法学科の公募制推薦入試合格のための対策スケジュールをまとめておきます。学生さんごとに対策の仕方も変わってはきますが、あくまで一例、参考にしてみてください。

時期 やるべきこと 目標
1年4月〜3年4月 評定平均の底上げ 4.0 以上
1年4月〜3年4月 国際情勢及び法学の研究/考察
2年4月〜3年4月 外部試験 (英語) の受験 英検: 準1級
TOEIC: LR 785/SW 310
TEAP: 330
TEAP CBT: 580
IELTS: 5.5
TOEFL iBT: 72
2年4月〜3年11月 筆記試験及び面接対策
3年4月〜3年11月 自己推薦書、課題レポートの作成準備/完成

上智大学に関連する記事一覧(学部別の対策方法など)

最後に!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

最後に、我々 ルークス志塾では上智大学総合法学部国際関係法学科の公募制推薦入試合格のための自己推薦書の作成指導個別テスト対策指導などをご用意しています。ルークス志塾では、上智大学合格者をはじめ多様な知識、経験を持ったシェルパ (講師) が徹底的に志望校合格のためのサポートをさせていただきます。

また、公募制推薦入試の受験に欠かせない英語力も英検1級やTOEFL iBT 100点以上相当の講師陣が徹底的に底上げさせていただきます!自己推薦書の作成や筆記試験、面接の対策は一般的な試験対策とは異なり学生さんお一人では難しいこともたくさんあります。無料相談会や体験授業等もご用意していますので是非一度ご相談ください!

また、別途、TOEFL や IELTS、TEAP 等の試験対策もご用意しています。公募制推薦入試の受験はまだ悩んでいるという方も各種英語試験については持っておいて損はありません。こちらについても是非ご確認ください!

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