【対策のコツ】経済学部経済学科/公募制推薦入試
【解説】上智大学経済学部経済学科 公募制推薦入試合格のための対策法
はじめに
こんにちは!ルークス志塾講師の向井山です。
このページでは、上智大学経済学部経済学科の公募推薦入試の概要から対策方法まで様々な情報をまとめました。法学部法律学科の公募制推薦入試にチャレンジしてみたいと考えている方は、是非入試対策の参考にしてみてください!
上智大学経済学部経済学科とは?
上智大学経済学部経済学科とは、上智大学経済学部にある2つの学科のうちの一つとなっています。
経済学科、経営学科の2つが存在し、経済学科ではさまざまな社会・経済現象を経済学的な視点から分析し、自らの判断で評価できる能力を身に付けることを理念に研究を行なっています。
経済学の学習に必要な論理的思考力と経済の実態を数量的に把握する習慣を身につけるため、経済学の基礎科目や、数学、統計学などの数理科目を重点的に学び、そのうえで、金融・財政、国際貿易や経済発展、住宅や交通などの都市問題、医療、年金、環境問題といった現代社会が直面する経済課題などを理論的・実証的に分析するための専門科目を学びます。
また、少人数教育によって学生一人ひとりへの行き届いた指導体制が経済学科の魅力の一つとなっています。
経済学科の入試情報
2022年度入試日程
はじめに、2022年度入試の日程をまとめました。
上智大学の公募推薦入試では、事前に提出された出願書類、個別テスト及び面接を通して総合的に合否が判断されます。
各種手続き内容 | 日程 |
出願手続き | 2021年11月1日〜11月8日 |
個別テスト、面接 | 2021年11月27日 |
合格発表 | 2021年12月9日 |
入学時期 | 2022年4月 |
出願条件と試験内容
出願条件 | 1.高等学校卒業などの要件 2.全体の評定平均値が4.0以上および数学(I・II・A・B)の評定平 均値 4.5 以上 3.外国語検定試験で所定の成績を収めること(英検2級等) 4.上智大学を第一志望とし、出願学科への入学を確約できること 5.数学I・II・A・Bを履修していること |
出願書類 | 1.志願書 2.高等学校調査書 3.自己推薦書 4.外国語検定試験の成績証明書 5.課題図書を |
試験内容 | 1.小論文(800字) 2.面接 |
経済学科に出願するためには、全体の評定平均値が4.0以上であることに加えて、数学(I・II・A・B)の評定平 均値 4.5 以上であること、数学I・II・A・Bを履修していることといったハイレベルな条件が必要となってきます。
公募推薦入試は、「志望動機の強さならびに学力到達度や学科への適性を判定します」との記載もあるように、志望学科に関する深い知識や関心を持っていることが大切です。
また過去のデータを鑑みると、課外活動などよりも評定平均値などの成績や学科ごとの個別試験が評価されるという特徴があります。
経済学科の入試倍率
上智大学経済学部経済学科の倍率は約2.5倍です。
これは上智大学の他学科と比べると少し高い数値ではありますが、一般的な総合型選抜や一般入試と比較すると、かなり低い数値となっています。
出願条件を満たしていて、数学に自信があるという方にはとてもおすすめの学科となっています!
自己推薦書の具体的な対策方法は?
自己推薦書とは、志望学科に自己を推薦する文章です。
自己推薦書を作成するに当たっては、
・なぜ経済学を学びたいのか
・過去の経験で得た自分の能力、強み(資格、部活、留学、ボランティアの活動など)
・その強みが志望学科での学びにどう活きるのか
・なぜ上智大学の経済学部経済学科でなければいけないのか
・自分の志や解決したい問題はなぜ大学での学びが必要になるのか
上記のことを書くことが重要です。
これらを自分自身で分析し文章を書くことはとても難しいです。
ですが、ルークス志塾では講師と生徒との対話で自己分析を行い、客観的な立場であなたの強みを一緒に考えることができます!
課題図書の具体的な対策方法は?
上智大学経済学部経済学科の2022年度公募推薦では、課題レポートはない代わりに、課題図書としてアビジット・V・バナジー、エステル・デュフロ著 村井章子訳 『絶望を希望に変える経済学:社会の重大問題をどう解決す るか』(日本経済新聞出版・2020)が出されています。
この内容から面接の際に質疑応答があるので、熟読と深い理解が必要となります。また、自分の感想や意見、気づいた点などを言えるように準備しましょう。
個別試験の具体的な対策方法は?
上智大学経済学部経済学科の個別試験では、数学の基礎に関する理解力、思考力を問う試問が出題されます。
例年履修条件である数学I・II・A・Bの内容が出題されますが、学校で習った知識を使って解ける内容となっています。
また、例年過去問と似たような問題が出題されているため、十分に対策が可能です!受験を考えている方はアドミッションオフィスに問い合わせて、過去問請求をしてみてください。
面接の具体的な対策方法は?
上智大学の公募推薦では、教授と2:1で5〜15分ほどの面接を行います。その短い時間の中で、自分の言葉を使って教授に自分の魅力や入学への熱量を伝えることが合格への鍵となっています。
経済学科では課題図書を熟読した前提で面接が行われます。自分の感想や意見、気づいた点などを言えるよう準備しましょう。
また、志望動機や大学でどのようなことを学びたいかという質問を聞かれることが多いです。
また、自己推薦書などから付随した内容を質問されることもあるので、経済学に関する基本的な知識を身につけた上で提出書類の内容と一貫して話すことが重要です。
最後に
今回は、公募推薦で上智大学経済学部経済学科に合格するための基本情報をまとめました!
ルークス志塾では、上記でお伝えした各書類・試験内容の対策を行なっており、上智大学合格者をはじめ多様な知識、経験を持ったシェルパ (講師) が徹底的に志望校合格のためにサポートいたします!
自己推薦書の作成や筆記試験、面接の対策は一般的な試験対策とは異なり学生さんお一人では難しいこともたくさんあります。無料相談会や体験授業等もご用意していますので是非一度ご相談ください!