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立命館大学の小論文対策|産業社会小論文方式の4手順と3つの確認点を解説

「立命館大学の小論文は、何から準備すればよいのか」と迷う受験生もいます。

2027年度のAO選抜では、産業社会小論文方式が実施されます。対象は、特色ある活動に取り組み、活動を通じて学びを深めた人です。

対策では、活動の説明だけで終わらせない点を重視します。活動から得た問題意識を整理し、大学で深めたい学びまで筋道を立てて書きます。

総合型選抜の専門塾であるルークス志塾が確認できた入試情報と文章の組み立て方を整理しました。この記事を読めば、4つの手順で準備を始められます。

目次(ページ内リンク)

2027年度の産業社会小論文方式で確認できた2つの要点

立命館大学の2027年度AO選抜入学試験要項から確認できた要点は2つです。年度を取り違えず、受験する年度の要項も必ず確認してください。

出典は、立命館大学「2027年度AO選抜入学試験要項」です。

  • 要点1:特色ある活動と、活動を通じた学びを深めた人を対象とする
  • 要点2:出願書類は、オンライン出願システムへ直接入力する

要点1:活動と学びのつながりを示す

産業社会小論文方式では、活動の珍しさだけを伝えても十分ではありません。受験生は、活動によって何を知り、どのような問いを持ったかを説明します。

活動は、部活動や生徒会のような学校内の経験だけに限りません。自分が続けた調査や地域での取り組みも、考えを深めた過程として整理できます。

大切なのは、活動名を並べることではありません。始めた理由、直面した課題、自分が取った行動、得た学びを順に書き出してください。

要点2:文章をオンラインで直接入力する

2027年度は、出願書類をオンライン出願システムへ直接入力します。別の文書で下書きを作り、内容を確認してから入力する準備が必要です。

入力前には、字数、改行、使用できる文字などの条件を募集要項で確認してください。締切の具体的な日時も、受験年度の要項で確認します。

入力欄だけで文章を考えると、保存や通信の問題に対応しにくくなります。下書きと最終稿を分け、入力後に元の文章と照合してください。

産業社会小論文方式が求める4つの姿勢

今のページでは、入試で重視される人物像を4つに整理しています。公開前に、2027年度の募集要項と大学の方針に合うか確認してください。

  • 姿勢1:基礎的な教養と知的好奇心を持つ
  • 姿勢2:現代の社会問題と解決に関心を持つ
  • 姿勢3:他者との対話を通じて主体的に学ぶ
  • 姿勢4:複数の視点を持ち、国内外での活動を目指す

姿勢1:基礎知識から問いを立てる

社会問題について書くには、言葉の意味と背景を正しく理解する必要があります。受験生は、関心のある問題について基本的な情報を整理してください。

知識の量だけでなく、知識から疑問を見つける姿勢も重要です。「なぜ起きたか」「誰が困っているか」と問いを具体的にします。

姿勢2:社会問題の原因と解決を考える

社会問題を紹介するだけでは、自分の考えが伝わりません。現状、原因、影響を分けたうえで、どの部分を変えたいかを説明します。

解決策を書く場合は、実行する人、対象となる人、必要な手順も示してください。利点だけでなく、実行時に生じる課題も検討します。

姿勢3:他者の意見から考えを修正する

活動では、自分と異なる意見に出会う場面があります。受験生は、相手の意見を受けて、自分の考えがどう変わったかを振り返ります。

意見の違いを勝ち負けで説明する必要はありません。対話によって見落としに気付き、判断を修正した過程が学びになります。

姿勢4:1つの問題を複数の立場から見る

同じ制度でも、立場によって利点と負担は変わります。住民、行政、事業者など、問題に関わる人を分けて考えてください。

国内の事例だけでは説明しにくい場合は、国外との違いも検討できます。ただし、確認できない制度や数字を答案に書いてはいけません。

立命館大学の小論文を4つの手順で組み立てる

産業社会小論文方式に向けた文章は、問題意識と活動経験を結び付けて組み立てます。次の4つの手順で下書きを作ってください。

  • 手順1:設問の条件を3つに分ける
  • 手順2:活動から得た問題意識を1文で示す
  • 手順3:2つ以上の根拠で主張を支える
  • 手順4:大学で深める問いを結論に置く

手順1:設問の条件を3つに分ける

最初に、設問が求める内容、字数、提出方法を分けて確認します。問いが複数ある場合は、すべての問いを短い言葉でメモしてください。

例えば、活動、学び、大学での目標が問われた場合は、3項目の欄を作ります。各欄へ書く材料を置いてから、文章の順番を決めます。

設問にない話を長く書くと、必要な答えが不足します。下書きの段階で、各段落がどの問いに答えるかを確認してください。

手順2:活動から得た問題意識を1文で示す

活動の説明は、実績の一覧ではなく、問題意識へつながる経験に絞ります。冒頭では、自分が考えたい問いを1文で示してください。

次に、問いを持った場面を説明します。「参加した」「頑張った」だけでは、考えの変化が採点者へ伝わりません。

活動前の認識、活動中に知った事実、活動後の考えを分けると、変化が明確になります。自分が実際に確認した内容だけを書きます。

手順3:2つ以上の根拠で主張を支える

主張には、活動で観察した事実と、調べて確認した情報を組み合わせます。1人の経験だけを社会全体へ広げないように注意してください。

反対意見も1つ挙げると、主張の条件を検討できます。反対意見を否定するだけでなく、どの点を取り入れるかも説明します。

根拠に数字を使う場合は、出典と意味を確認します。出典を思い出せない数字は使わず、自分の観察として説明できる範囲にとどめてください。

手順4:大学で深める問いを結論に置く

結論では、活動で得た学びを大学でどう深めるかを書きます。学びたい分野の名前だけでなく、調べたい対象と問いを示してください。

「社会に貢献したい」という表現だけでは、行動が見えません。誰のどの課題を調べ、何を明らかにしたいかまで具体化します。

最後に、冒頭の問題意識と結論が対応しているか確認してください。途中で別の話題へ移っていたら、段落の順序を直します。

小論文の材料を集める3つの行動

文章の材料は、日々の調査と活動から集めます。次の3つを繰り返し、問題意識を自分の言葉で説明できる状態を目指してください。

  • 行動1:週に1つの社会問題を記録する
  • 行動2:関係する人へ質問する
  • 行動3:大学で学びたい内容を調べる

行動1:週に1つの社会問題を記録する

毎週1つの問題を選び、現状、原因、影響、解決案の4欄に分けて記録します。情報源と確認した日も一緒に残してください。

記録後は、200字程度で自分の考えをまとめます。短い文章を繰り返すと、主張と根拠を分ける練習になります。

行動2:関係する人へ質問する

活動の対象者や関係者へ話を聞くと、自分だけでは気付かない課題が見つかります。質問する前に、目的と聞きたい内容を伝えてください。

話を聞いた後は、相手の発言と自分の解釈を分けて記録します。公開できない内容や個人情報は、答案に書かない配慮も必要です。

行動3:大学で学びたい内容を調べる

大学で学びたい内容は、学部名だけで決めません。授業、研究分野、自分の問いの関係を整理し、なぜ大学で学ぶ必要があるかを考えます。

調べた情報は、受験年度に公開されている大学公式の資料で確認してください。古い授業名や担当者名を、そのまま書かないようにします。

提出前に確認する3つの注意点

完成した文章は、内容、表現、入力の3段階で確認します。家族や先生に読んでもらう場合も、確認してほしい点を先に伝えてください。

注意点1:活動と学びの関係を確認する

各段落に、活動の説明だけで終わっている箇所がないか確認します。活動から分かった内容と、その後に生まれた問いを加えてください。

注意点2:1文を短くして主語を示す

1文に複数の理由を入れると、主張が分かりにくくなります。1文に書く内容を1つに絞り、主語と述語を近づけてください。

注意点3:募集要項と入力内容を照合する

提出前に、字数、必須項目、締切、入力方法を募集要項と照合します。オンライン入力後は、下書きとの違いも1文ずつ確認してください。

産業社会小論文方式で迷いやすい3つの質問

準備中に迷いやすい点を3つに整理しました。入試条件に関する最終的な答えは、受験年度の募集要項で確認してください。

質問1:活動実績は多いほうがよいか

活動の数を増やすより、1つの活動から得た学びを詳しく説明します。自分の役割、行動、変化を分けて振り返ってください。

複数の活動を書く場合は、共通する問題意識を示します。関係のない実績を並べると、大学で深めたい問いが見えにくくなります。

質問2:社会問題の知識はどこまで必要か

答案で扱う問題について、用語、背景、関係する人を説明できる状態を目指します。知識を増やすだけでなく、主張との関係を確認してください。

覚えていない数字を使う必要はありません。正確に説明できる事実と、自分の活動で確認した内容から根拠を作ります。

質問3:下書きは何回直せばよいか

回数を決めるより、修正する目的を分けます。1回目は設問への回答、2回目は根拠、3回目は表現を確認してください。

修正後は、元の文章と比べて変えた理由を記録します。理由を説明できない修正は、主張と根拠の関係を再確認します。

立命館大学の小論文は4つの手順で準備する

2027年度のAO選抜では、産業社会小論文方式が実施されます。出願書類は、オンライン出願システムへ直接入力する形式です。

受験生は、設問の分解、問題意識の提示、根拠の整理、大学で深める問いの順で文章を組み立てます。日程や出願条件は、受験年度の募集要項で確認してください。

ルークス志塾は総合型選抜の専門塾です。相談前に、自分の活動と大学での学びを整理してください。

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この記事を書いた人

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