2025年度/日本女子大学人間社会学部社会福祉学科・成城大学法学部法律学科/誰もが存在を尊重され自分の可能性を発揮できる社会の実現
2025年度【合格体験記】NMさん

誰もが存在を尊重され自分の可能性を発揮できる社会の実現
日本女子大学人間社会学部社会福祉学科,成城大学法学部法律学科
高校生活の送り方
どんな高校生活を送っていましたか?
障害者が生きやすい社会を実現するために、NPO法人や議員の方、特別支援学校の先生など、約40名の有識者の方々へのヒアリングを行いました。NPO法人の方々には、障害者の自立支援をサポートを通じて実感した差別の実態についてお聞きしました。特別支援学校の先生方には、生徒が学校生活を送る上で「障害」となっている事象について伺いました。また、SFC-IFCや学生団体「心優」に所属し、障がいのある方が暮らしやすい社会を目指した活動に取り組みました。SFC-IFCは慶應SFCの学生が代表を務める団体で、どの活動もとても学びが多く、ぜひ多くの人に参加してほしいと思っています。
こうした現場の声をもとに、浮かんださまざまな疑問を議員の方に投げかけ、議論を重ねることで、自分なりの解決策を導き出しました。
高校では中高一貫校に通い、6年間バトン部に所属しました。全国大会への出場や文化祭での選抜演目のリーダーを務めるなど、一生懸命取り組んできました。また、高校2年生の修学旅行でカナダを訪れた際、予想もしなかった形で自分の志につながる経験をし、本当に行ってよかったと感じています。
勉強はあまり得意ではなく、評定が低かったことは唯一の後悔です…。
もっとしっかり取り組んで、英検にも挑戦しておけばよかったと思います。
総合型選抜を受けようと思った理由
総合型選抜を受けようと思った理由はなんですか?
家や塾でじっくり勉強するよりも、実際に動きながら学ぶほうが自分に合っていると感じていたこと、そして部活での実績を活かしたいと思ったことが、大きな理由です。
志望校を選んだ理由
志望校はどのように決めましたか?
まずは、しっかり努力しないとどこにも受からないと思い、偏差値や難易度の高い大学を中心に検討しました。その上で、オープンキャンパスに足を運び、大学の雰囲気や自分に合っているかどうか、さらに立地的に4年間無理なく通えるかも考えながら決めました。
Loohcs志塾を選んだ理由
Loohcs志塾を選んだ理由を教えてください。
Loohcsを知ったきっかけは、仲の良い先輩からの紹介でした。先輩の話を聞く中で、一人で頑張るのではなく、さまざまな夢や志を持った塾生と切磋琢磨できる環境があることに魅力を感じました。実は、私はメンタルがあまり強くなく、受験生になる前から「乗り越えられるのかな…」と不安ばかりだったんです。笑 だからこそ、授業は個別でも、他の塾生やシェルパと一緒に頑張れる環境があることに強く惹かれました。
Loohcs志塾で実際に受講していた対策について
Loohcs志塾で実際に受講していた総合型選抜対策はなんですか?
自己分析, 志望校選び,志望校分析, 小論文, 面接, 講義理解試験を行っていました。
特にFIT対策を受けていたのですが、これを受けていなかったら成城には合格できなかったと思います。(成城は一次試験から小論文があるため)受講期間中は学校を早退することもあり、周りのレベルの高さに圧倒されて「すごくキツい…」と感じることもありました。それでも、シェルパの方が厳しくも温かい対応をしてくださり、本当に救われました。最後まで一番上を目指して頑張ってよかったと心から思っています。
Loohcs志塾での対策や総合型選抜入試を通じて成長したこと
対策や総合型選抜入試を通じて成長を感じたことを教えてください。
一番成長を感じたのは対話力です。もともと人と話すのが苦手で、特に年上の方と話すなんて考えられませんでした。でも、いろいろな活動を経験するうちに、自然と余裕を持って話せるようになりました。
社会に出て生きていく中で、この力は絶対に必要になると思いますし、敬語も正しく使えるようになったのは大きな成長です。総合型選抜に向けた対策や活動は、単に受験のためだけでなく、将来のためにもとても有意義な時間だったと感じています。
大学、社会に出てでやろうとしていること、これからの目標
これからの目標を教えてください!
これまで取り組んできた活動を続けながら、志の実現に向けてさらに前進していきたいです。特に、人とのつながりを大切にし、コミュニティの輪を広げていきたいと思っています。
総合型選抜の活動を通じて本当に多くの方と出会い、自分の居場所がたくさんできました。「誰もが存在を尊重され、自分の可能性を発揮できる社会の実現」という志は、もともと障がいのある方を中心に考えていましたが、最終的には世界中のすべての人が対象になるような形で実現させたいです。そのためにも、人と人とのつながりを大切にし、広げ続けていきたいと思っています。