2026年度/慶應義塾大学 環境情報学部/ライフセービング一筋の経験を、自分だけの強みに変えた総合型受験
2026年度【合格体験記】K.H.さん
ライフセービング
慶應義塾大学環境情報学部
K. H.さん
受講校舎: 藤沢校
出身高校: 桐蔭学園高等学校
入塾時期: 2025年4月
合格大学: 慶應義塾大学
「好き」を突き詰めた先に、慶應SFC合格。
ライフセービング一筋の経験を、自分だけの強みに変えた総合型受験
出願した大学を教えてください。
受験したのは、
・慶應義塾大学 環境情報学部
・早稲田大学 スポーツ科学部
・筑波大学 体育専門学群
・立教大学 スポーツウエルネス学部
・東海大学 競技スポーツ学部
の5校です。最終的に、慶應義塾大学 環境情報学部(SFC)に進学を決めました。
総合型選抜の受験を決めるまで
総合型選抜を意識し始めた時期はいつ頃でしたか。
入塾したのは高3の4月中旬だったのですが、その時点では、正直まだ総合型選抜を強く意識していたわけではありませんでした。
本格的に「これでいこう」と思い始めたのは5月頃です。先生からSFCを勧められて、提出書類や試験内容を聞いた時に、「これはちゃんと向き合わないとまずい」と一気に焦りが出たのを覚えています。
入塾前はどのような状況でしたか。
僕は小学1年生からずっとライフセービングスポーツを続けてきました。高校では海外の大会に出場することも多く、その中で海外選手との違いを強く感じていました。
その経験もあって、企業から支援をいただきながらスポーツ留学にも挑戦しました。
留学中には、自分の身体動作を分析したり、「なぜできるのか」「どうすれば再現できるのか」を言葉にして整理したりしていて、その経験が受験でも大きな材料になったと思います。
当時、一番不安だったことはなんでしたか。
一番不安だったのは、自分が作った資料や、自分がこれまでやってきたことが本当に評価されるのか、ということでした。
一般受験みたいに明確な採点基準があるわけではなく、総合型選抜ってどうしても評価の軸が抽象的に感じられるんです。
自分なりに見つけた課題や考えた解決策が教授の目を引くのか、別の視点から見た時に穴はないのか、という部分はずっと気になっていました。
それに加えて、自分は面接やプレゼンテーションがかなり苦手だったので、二次試験の1週間前くらいはストレスも大きくて、練習でもパフォーマンスにムラが出てしまっていました。
Loohcs志塾に入塾して
ルークスを知ったきっかけはなんですか。
2つ上の姉が、受験の時にルークスに通っていたことがきっかけです。
その流れもあって、自分も自然と通うようになりました。
入塾の決め手はなんでしたか。
姉が通っていたこともあって、他の塾はほとんど考えていませんでした。
最初から「ルークスに行く」という気持ちが強かったです。
ルークス藤沢校の第一印象を教えてください。
シェルパ(講師)との距離感です。
僕はそれまで塾に通った経験がなかったので、まず1対1のマンツーマンで受験に向き合う、という環境自体にすごく驚きました。集団ではなく、自分だけのテーマや考えを深く掘ってくれるというのは、かなり新鮮でした。
シェルパ(=講師)との印象的なエピソードはありますか。
一番印象に残っているのは、SFCの面接当日です。
開始の2時間前くらいから現地にいたのですが、校舎長と一緒にSFCのキャンパスを回って、だんだん緊張がほぐれていったんです。
最後に面接会場の入口まで送ってくれて、「大丈夫」と背中を押してもらったことは、今でもすごく覚えています。
総合型選抜を経験して
受験対策はいつ頃から本格化しましたか。
志望校の要項を見たり、受験校について調べたりし始めたのは高校2年生の2月頃です。
実際に書類作成に本格的に取りかかり始めたのは、高校3年生の6月から7月くらいでした。
フィールドワークはどのくらい行いましたか。
いわゆる新しいフィールドワークは、ほとんどやっていないかもしれません。
どちらかというと、今まで自分が競技の中で積み重ねてきたことや、実際に経験してきたことを言語化して書いていく、という受験だったと思います。
志望理由のテーマはどのように決まっていったのでしょうか。
大きな軸は最初からありました。
ただ、それをどうテーマとして形にするかは、シェルパとかなり話しながら決めていきました。最終的には、「自分が一番好きなことをやろう」と思って、ライフセービングを中心にしたテーマに絞っていきました。
やっぱり、自分が心から向き合ってきたものじゃないと、最後まで言い切れないと思ったんです。
総合型選抜で一番大変だったことは何でしたか。
やっぱり、正解がないことです。
総合型選抜は、本当にいろいろなテーマで受験できるからこそ、「これで合っているのか」がずっと分からないまま進んでいく感覚がありました。
実際、今でも「何が決め手で受かったのか」を完璧に言い切れるわけではなくて、人に説明する時にも少し迷う部分があります。
そこが総合型の難しさでもあり、面白さでもあるのかなと思っています。
受験を振り返ってみて合格できた分岐点はなんだったと思いますか。
受験校を決めたタイミングが大きかったと思います。
SFC、筑波、立教などを受ける中で、ある大学のために調べたことや考えたことが、別の大学の面接や書類でも生きる場面がすごく多かったんです。
たとえば筑波に向けて準備したことが、SFCの面接の質問につながったりもしました。
結果的に、複数校を受ける中で準備が相互に活きたのは大きかったです。
「唯一無二の自分」を見つけるうえで大切だったことはなんでしたか。
これは意外かもしれないんですけど、僕はあまり過去の自分を思い出すのが得意じゃないんです。
小学生や中学生の頃、自分が何を考えていたのかも、すぐには出てこないタイプでした。
だからこそ、「自分はどう変化してきたのか」をたどっていく作業には結構苦労しました。
でも、その変化を自分なりに見つけていく過程が、結果的に“自分らしさ”を見つけることにつながったと思います。
合格発表の瞬間を覚えていますか。
はい。父と姉と一緒に見ました。
筑波大学とSFCの合格発表が同じ日だったんですが、まず筑波の方を見ようとした時に、どこから結果が見られるのか分からなくて、ずっとサイトを探していたのを覚えています(笑)。
実はその時点で父はもう別の場所から確認していて、不合格だと分かっていたんですけど。
筑波が終わったことで、逆にSFCに対する緊張感が少し薄れてしまって、少し力の抜けた状態でSFCの結果を見ました。
SFCの合格発表ページはすごく分かりやすくて、合格を確認した瞬間、父が泣いていて、それを見て自分も泣いてしまいました。
受験を終えた今、どんな気持ちですか。
嬉しさと安堵はかなり大きいです。ただ、正直なところ不安もあります。
自分の通っていた学校のコースは、いわゆる勉強がすごくできる環境というわけではなかったので、大学の授業についていけるのか、新しい環境に馴染めるのかは不安です。
でも、その不安も含めて、ある意味ではワクワクなんだと思っています。
総合型選抜を経験して、成長したと感じるところはありますか。
積極性がついたと思います。
自分のいたクラスは、決して勉強にすごく力を入れる空気ではなかったのですが、大学ではやっぱりついていかなければいけない。
だから受験が終わってからも、「どうすれば通用するか」「自分には何が必要か」を考えて、自分なりに勉強したり、新しいことに挑戦したりできるようになりました。
受験を通して、自分から動く力がついたと思います。
大学でやりたいこと
大学でやりたいことを教えてください。
ライフセービングというスポーツの技術を、もっと一般化・共通化していきたいです。
今はどうしても感覚や経験則に頼っている部分も多いので、それをもっと整理して、多くの人に共有できる形にしたいと思っています。
総合型を目指す人にアドバイス
ルークスに合う人はどんな人だと思いますか。
自分を成長させたいと思っている人だと思います。
ルークスって、与えられた課題をただこなす場所ではなくて、自分のペースで、自分なりに進んでいく塾だと感じました。だからこそ、自分で課題を設定して、自分なりに達成していける人にはすごく合うと思います。
逆に言うと、全部受け身でやりたい人には少し難しい部分もあるかもしれません。
総合型選抜で合格を目指す人へ、アドバイスをお願いします。
総合型選抜は、知識量や一般的に言われる“頭の良さ”だけではなく、自分が今までやってきたことや考え方そのものが評価される受験です。
だからこそ、「総合型って何だろう」とまだよく分かっていない人にこそ、一度向き合ってみてほしいと思います。自分の“好き”を突き詰めていく受験だからこそ、逆に自分の苦手な部分や弱さも見えてきます。
総合型選抜は、一番自分と向き合う受験なんじゃないかなと思います。

