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2021年度/慶應義塾大学SFC総合政策学部/熟議の社会実装を通して多角的視点の欠如を撤廃したい

2021年度【合格体験記】H.Yさん

熟議の社会実装を通して多角的視点の欠如を撤廃したい

合格慶應SFC総合政策学部、慶應法学部政治学科(FIT入試A/B方式W合格)      

H.Y さん

受講校舎: 渋谷校

出身高校: 非公開

入塾時期: 高校2年/1月

合格大学: 慶應義塾大学

 
目次(ページ内リンク)

高校生活について

高校はどんな学校?

制服さえ着ていれば髪染め、ピアスもOKです。
基本的に生徒の自主性に任せてくれる自由な校風の学校です。がっちり枠に締め付けられずにのびのびと暮らせたので、私にとても合ってました。

高校生活はどんな感じだった?

全体的に充実した高校生活を送っていたように思えます。

留学していた頃は、現地語がさっぱりわからずに心細い思いをしたこともありました。でも、言語力の上達に伴ってその悩みは時間が解決してくれました。

もともと進学していた日本の高校では、友人を誘って模擬国連に参加したり、留学生と交流したくて国際交流委員の委員長を経験させてもらったりしました。特に文化祭でのシンクロは、チームビルディングの難しさを学べた上に、とても良い思い出になりました。

あと、総合型選抜(AO入試)を受ける上で評定が大事だということを以前から聞いていたので、成績だけは安定して取れるようにしていました。

課外活動はどんなことをしていた?

研究活動と団体での活動の二つを軸に活動していました。 

前者では、留学時代の経験とその理論的解釈を重ね合わせた論文を高校生論文集に応募しました。その論文を研究者の方に送ってインタビューして、次の学びにつなげるという活動もしていました。

後者では、政治関連の活動を行う団体に入団して政策提言に参加しました。自粛期間中には、いくつかの団体でオンラインイベントを開催して、当事者や専門家の方をお呼びしてお話を聞き、様々な社会問題に関してディスカッションをしていました。

こうして振り返ってみると、自分がやってきた課外活動のほとんどは、コロナ禍第一波の自粛期間中にやっていたとわかります。あの時期に色々なことをやっていたからこそ、今の自分があるのかもしれません。

志望校を選んだ理由

なぜ志望校をSFCにしたの?

入塾当初は慶應法学部を第一志望として対策を進めていました。
しかし、塾のSFC講座を受講したりSFCについて調べ物を続けていくに連れて、自分の研究したい学問を一年生のうちから探究でき、様々な専門分野を持つ人たちが集まる環境に憧れを覚えて、SFCに入学したいと思うようになりました。

なぜ多角的視点の欠如に興味があったの?

留学中、街のあちこちに貼り出された政府のプロパガンダや、差別され続ける現地の少数派について違和感を抱いたのがきっかけでした。

現地のファミリーや友人に話を聞くうちに、彼らが政治に対して抱く不信感と、現地の少数派に対する差別的感情がより一層高まっているのを感じたんですね。その原因はなんだろう?と疑問に思ってインタビューや調べ物を進めていくうちに、現地政府の政策がその双方に影響していることを発見して、、、このような具合で政治と民衆の関係性を追求することに対する楽しさと、政治が民衆に及ぼす悪影響に対する問題意識が自然と出来上がっていきました。

入塾当時から現在のテーマについては考えていたの?

今ほど明確な問題意識は抱いてはいませんでした。

それでも、自身の経験をベースとしてなんとなく漠然とした興味はありました。自身の体験を突き詰めながら様々な活動をする中で、その問題意識は段々と鮮明になっていきました。

ルークス志塾を選んだ理由

色々塾があると思うんだけど、なぜルークス志塾に通おうと思ったの?

実は当初、大手のAO対策塾に通っていたのですが、全てのカリキュラムが体系化されていてなんとなく管理されている感覚が自分の肌と合いませんでした。そこで、転塾する形でルークス志塾に通い始めました。

そんな経緯で、ルークス志塾を訪問した時、他の塾にはないアットホームさを感じてココだと直感しました。塾生とシェルパの距離が近く気軽に話をできて、校舎の一角にある和室が最も集中できる空間でしたね。(笑)

塾ではどういう対策・授業をしてた?

シェルパとの話し合いを通して、志望理由書の指針を立てたり、問題分析の解像度をあげたりしました。

対話を通して様々な専門分野を持つシェルパや友人から様々な観点からアドバイスをいただいたことで、自分だけ深めきれない箇所まで志望理由や問題分析を深めることができました。また、それを通して自分自身の固定観念や暗黙知に気づくこともできました。

実際、対策してどうだった?

総合型選抜(AO入試)に合格する上で欠かせない、基礎としての論理的思考力と読解力・文章力を早いうちに身につけることができたので、早期に対策して正解だったと感じています。

志望理由を考えていく上で、論文の読解を通して先行研究を理解し、論理的に問題を分析して、その上自身の問題意識と志を書き起こすという作業は必要不可欠で、その際に早期に身につけた力が生きたなと実感しました。

総合型選抜(AO入試)を終えて得たこと、成長したこと

総合型選抜(AO入試)を終えて、得たこととか成長したなって思う部分ってある?

とりあえず面白そうだからやってみよう!って感じで、とりあえず何事もやってみて、それを最大限楽しもうとする姿勢は、様々な活動をする中で身についたと思います。

あと、自分自身の世の中の見方もこの一年でだいぶ変わりました。例えばニュースを見たときに、その問題にどんな背景があるのか、本質的な問題はなんなのか、無意識に考える癖がつきました

ルークス志塾に向いている人

H.Yくんが思う、ルークス志塾に向いてる人ってどういう人?

人と交流しながら成長したいと思ってる人だと思います。

なぜそういう人が向いてると思うの?

この塾は特定の専門分野に限らず、本当に様々な領域に関心がある人が集まる場所です。その上、授業を通して塾生間・シェルパ間で交流して、お互いに高め合う機会が他の塾に比べて多いように感じます。
自分自身も友人やシェルパとの関わりの中で本当に多くの学びを得ることができたし、ともに団体を設立したりなど、一緒に活動する仲間も見つけることができました。

こんな感じで、いろんな人たちと関係性を築きながら、切磋琢磨して受験を乗り切りたい人には向いている塾だなと感じます

これからの目標

ズバリ!大学に入ってやりたいこととか、将来の目標は?

日本のみならず世界各国において社会的分断が進行し、さらには民主主義が危機に陥っているとよく言われています。それがわかりやすく表れたのが、トランプ現象に代表されるポピュリズムの台頭です。

私はその問題の解決になんらかの形で将来は携わりたいと考えています。なのでまず大学に入ったら、私が抱いてる問題意識をより一層洗練させて、どのアプローチがもっとも効果的なのか研究して、実践していきたいなと思っています。

この記事を書いた人

受験生の皆さんを応援するために、総合型選抜対策をはじめとした最新の受験情報、効果的な勉強法、モチベーションを高めるコツなどを提供する専門チームです。14年間で2000人以上の難関大学合格者を輩出してきたLoohcs志塾の講師陣や総合型選抜合格者で構成されており、長年の教育現場での経験から信頼性の高い情報を厳選してお届けします。