2021年度【合格体験記】川口ゆうかさん
ファッションで移民問題を解決したい
学習院大学文学部フランス語圏文化学科
川口 ゆうかさん
受講校舎: 名古屋校
出身高校: 光ヶ丘女子高等学校
入塾時期: 2020年4月
合格大学: 学習院大学
高校生活について
どんな高校生活を送ってた?
高校では普通科と国際教養科があって、私は国際教養科で英語に力を入れて学んでいました。そして、高校2年生のときにはニュージーランドに1年間留学をしたので、4年間高校に通いました。
ニュージーランドでの思い出は?
いい思い出も悪い思い出もあります(笑)悪い思い出は、帰国の3日前くらいにテロ事件が起きて、日本に帰れるかわからなくなったことです。
たまたま事件当日に友達とショッピングモールに遊びに行っていて、事件が起こっているとは知らずに事件現場と近い場所にいました。そのときはまだ犯人が捕まっていなくて、銃を持っている警官に囲まれたり、駅などがロックダウンして友人と迎えを待ったのですが、100人くらいの死傷者が出た事件だったので、とても怖かったです。
いい思い出はたくさんあるんですけど、まずはニュージーランドでこれまで習いたいと思いつつも習えなかったダンスに挑戦しました。そして、通っていた現地の高校のクリスマス会でダンスの発表をしました。
勉強や部活はどんな感じだった?
勉強は、1年生のころは英語でもつまづいていて平均ぐらいの成績でした。でも、留学に行った後は力を入れて学び始めて、英語では結構いい成績が取れるようになっていました。1年生のころは理系の科目も勉強していたのですが、2年生からはほぼ全て文系の科目を学ぶようになり、学校の中での成績は上位20位以上くらいに入っていました。
部活は、1年生のときにテニス部に入っていたが、週6のスケジュールがきつくてやめてしまいました。でも、帰国後にはボランティア活動に興味を持って、宗教部で老人ホームに訪問したり、募金活動をしたりとボランティアをしていました。
志望校を選んだ理由
志望校を選んだきっかけは?
志望校は学習院大学の文学部フランス語圏文化学科です。高校1年生のときに学習院大学の学校見学に行って、雰囲気の良さに惹かれていました。
私がフランスのファッションに興味があり、アパレル業界で働きたいという夢を持っていたので、フランスのことを学べるところに行きたいと考えていたことも大きなきっかけです。
ファッションに対する興味から、具体的にどうやって志望校が決まっていったのかな?
学習院の他にも2校くらい検討していたところがあったんですけど、ルークス志塾に入塾して、授業では講師の方と話す時間がたくさんありました。そこで、学びたい内容だけではなく大学と自分との相性などについても考えるようになって、ハッキリと学習院で学びたい!と思うようになりました。
どんな志を持ってアピールしたの?
ファッションに興味があることには触れたのですが、授業を通して社会貢献につながるような内容を加えるといいと学びました。そこで、身をもって経験したテロ事件から関心を持った移民問題を取り扱おうと決めました。
そして、ファッションで移民に対する問題解決ができたらいいなと考えるようになりました。志望理由書を書いているとき、紛争をなくしたいというメッセージを込めたファッションショーを開催している人を見つけ、私もファッションを通して移民問題を解決に導きたいと思いました。
入塾当初は「ファッションが好き」っていう思いがあったと思うんだけど、そこからどんなふうに志が生まれた?
ルークス志塾での授業の中でも、ファッションはどうしても触れた内容にしたい!という軸を持っていました。自分のこれまでの経験やバックグラウンドについてもたくさん話して、社会問題との関わりを文章にしました。具体的に、移民問題と環境問題の2つにテーマを絞って、どちらも一貫性を持った文章にしたのですが、やはり移民問題の方がしっくり来たので今のような志望理由書になりました。
志望理由書を書くうえでたくさん情報を調べたりしたと思うんだけど、けっこう大変だった?
そうですね。移民問題を扱おうと決めたあとに、知識がないと書けないことに気付いたので、問題に関する本を読んだり、Google Scholar を使って事例を調べたりもしました。
加えて、知り合いにデザイナーの方がいるので、ファッションで社会貢献することについてどう思うか?また、そのためにはどんなことが必要か?などインタビューをしました。
その方からは「自分が作った服を着た誰かが嬉しくなることも社会貢献のひとつ」というご回答をいただいて、有意義なインタビューになったと思っています。
ルークス志塾を選んだ理由
ルークス志塾にした決め手は?
他の塾も見ていたんですけど、ルークス志塾は色んな大学に合格者がいたことで興味を持っていました。また、圧倒的に合格者数が多かったことも決め手の一つです。体験に来た際には、志望理由書の書き方や自分のやりたいことを言葉にする方法を教えてもらって、「こうしたらいいのか!」と気付きました。ルークス志塾は、ひとりでは見えなかった視点を教えてくれて、ここで合格まで頑張りたいと思いました。
総合型選抜(AO入試)を通して得たものや、成長したこと
総合型選抜(AO入試)を受けてよかったことはある?
総合型選抜(AO入試)の挑戦を経て、本当に自分が何をやりたいのかが見えてきて、自分を見つめるきっかけになったことは大きな収穫でした。それまで、自分自身や人生について振り返った経験がなく、自分を見つめ直したことは成長につながったと感じています。
そして、従来は文章をつくることに苦手意識を持っていたのですが、小論文の対策や志望理由を何度も書いた経験から、文章を書くことが苦ではなくなりました。これまでは、小論文模試などで悪い評価を取るくらい文章をつくることがとても苦手で、嫌いだったのですが、読みやすい文章が書けるようになったと思います。
ルークス志塾に向いている人
どんな人がルークス志塾に向いていると思う?
まずは、総合型選抜(AO入試)に挑戦したいと思っていたり、得意か不得意かというのは別として、自分をアピールしようとしている人。次に、何か頑張ってきたことがある人が向いていると思います。自分自身の経験を通して、総合型選抜(AO入試)では自分が頑張ってきたことを伝えられなければ、魅力的な志望理由書を書くことができないと気付きました。また、それをアピールしようとすることで自分の志を伝えられると学んだので、総合型選抜(AO入試)で合格する!という意思を持っている人に向いていると思います。
ルークス志塾の授業で良かった点はある?
他の塾は体験したことがないけど、シェルパに質問したときにしっかりと話を聞いて、改善点を挙げてくれるところがとても良かったです。時には、私から質問しなくてもアドバイスをくれたり、関心のありそうなイベントをピックアップして共有してくれたりと、本当に真剣に総合型選抜(AO入試)と向き合うサポートをしてくださいました。
今後大学に入ったあとや、将来やりたいこと
大学に入ったあとの目標はある?
大学での専攻はフランス文学ですが、在学中に英検1級を取得することを目標にしています。加えて、フランス語も勉強して、将来は3か国語を堪能に使えるようになりたいです。また、憧れているフランスのアパレル企業に就職するために、大学で移民問題やファッションについてさらに深く学んでいきたいと考えています。
おもしろそう!ぜひ頑張ってほしいな。最後に、名古屋校舎のいいところを教えてください!
名古屋校舎のいいところは、とにかくシェルパが優しくて、サポートが手厚いところです。どんなことにも親身になって一緒に考えてくださいました。たとえば、私の志望理由書に関係のありそうな情報やイベントを紹介してくれたり、実際に志望する学部に通っている知り合いに電話をして繋いでくれたりしたことまでありました。ここまで真剣にひとりの受験に向き合ってくれる塾はなかなかないと思います。
ーそうだね。これからも、大学で志の実現に向けて頑張ってください!ありがとうございました。