2022年度【合格体験記】松本直樹さん
スポーツを通じた地域活性化をしたい
同志社大学
松本 直樹さん
受講校舎: 名古屋校
出身高校: 名古屋高等学校
入塾時期: 高校3年生/4月
合格大学: 同志社大学
高校生活について
どんな高校生活を送ってた?
僕は陸上ばかりやっていました。通っていた高校は結構進学校で、勉強重視の学校だったので、陸上をしながら勉強をやらざるを得ない環境で両立を頑張りました。陸上部では部長を務めていて、3年間やり続けました。
大会とかには出場したの?
コロナの影響で、今年に関しては、大学が決まってから一度だけ記録会に出ることができました。それまでは県大会など出場していたのですが、大きなタイトルが取れなかった。唯一高校1年生のときに競歩で結果を残すことができて、報われた喜びを感じました。
総合型選抜(AO入試)を意識しだしたのはいつごろから?また、なぜ総合型選抜(AO入試)を受験しようと思ったの?
入塾時は、慶應義塾大学に入りたいと強く思っていたんです。慶応義塾大学の監督から声をかけていただいたことをきっかけに、意識するようになりました。声をかけてもらった時にすごく頑張りたいと感じたのですが、慶應義塾大学にはスポーツ推薦の制度がなくて、総合型選抜(AO入試)か一般入試のどちらかを選ぶ必要がありました。
そこで、勉強よりも自分のこれまでの経験やスキルを評価してもらえる総合型選抜(AO入試)で頑張ろうと思いました。総合型選抜(AO入試)の受験を考え始めたのは2020年に入ってからで、総合型選抜(AO入試)に絞って対策をしようと考え始めたのが高校3年生の4月ごろでした。
志望校を選んだ理由
同志社大学を選んだ理由は?
まず、第一志望だった慶應の結果が出たんですけど、結果は不合格でした。それを受けて「どうしよう」と考えていたころ、8月ごろにやっぱり自分の力を活かしきれるのはスポーツ推薦だと思うようになりました。そして、いろんな大学を見ていた中でも、同志社大学は自分のやりたいことにマッチしていると思って志望するきっかけになりました。
具体的に、合格した学部と自分とがマッチしていると感じた理由を教えてくれるかな?
合格した学部はスポーツ健康科学部です。僕は、過疎地域でスポーツを通じた地域活性化に取り組みたいと考えていました。同志社大学には3つのコース分けがあって、その中でも地域活性化について詳しく学び、取り組める領域があります。
たとえば、スポーツと地域活性化をかけ合わせて、地方にスポーツアリーナやスタジアムなどを建設する取り組みが行われています。そのようにして、スポーツの力で地域の人たちの健康増進をはかったり、心の豊かさを引き出したりすることで、全国で問題となっている経済的な課題を解決していきたいです。
このような志を達成するために、アリーナなどの建設に直接かかわっている教授や、スポーツを通じた地域活性化を本格的に研究している教授らの先生のもとで学びたいと思い、同志社大学のスポーツ健康科学部を志望しました。
「こういうことをやりたい」っていうのは、ルークス志塾に入る前から考えていたの?
そうですね、もともとスポーツと地域活性には興味があったと思います。僕は小さいころから、試合などでいろんな地域や地方を訪れていました。そして、自分が辛かったりしんどかったりした時に地域の方が応援してくれたことがとても記憶に残っていて。恩返しのような気持ちがあって、僕も地域の人たちのために心の安らぎとなるスタジアムのような場所をつくりたいと考えるようになりました。
なるほど、じゃあそういう気持ちでルークス志塾の説明会に来てくれたの?
うーん、でもルークス志塾に来たときはまだ全然自分が何をしたいのかとかがわかっていなくて。講師の人との授業を通して、話をする中で志がどんどん具体的になっていきました。
最初はスポーツに関わりたいな、くらいの気持ちだった?
そうですね、最初のころはとにかくこれまでスポーツしかやってこなかったので、志望理由書もスポーツがらみのことを書こうと思って書いていました。入塾前には何を書いたらいいか思い浮かばなかったのですが、講師の方やルークス志塾の卒業生で同志社大学・スポーツ健康科学部のひとつ上の先輩からの後押しもあって、だんだん学びたいことや志望校が見えるようになりました。
ルークス志塾を選んだ理由
ルークス志塾を選んだ決め手は?
いくつか他の塾も見学や体験に行って、最初のころは親と一緒に3校くらい回りました。重視したポイントとしては、対面で授業をしている塾を希望したので、家から通えるところに校舎があることです。そして、ルークス志塾の講師と話して、質問に対して良いところも悪いところもためらわずにハッキリ答えてくれたことが印象的でした。
また、他の塾では自分の志望校や将来について本気で相手してくれなかったり、実績を見て初対面で「合格は難しい」と言われたところもあったのですが、ルークス志塾の講師の方は夢を否定したり笑ったりせず真摯に向き合ってくれました。このようなきっかけがあって、ルークス志塾への入塾を決めたという感じです。
推薦入試の対策塾って、一般入試の対策塾と比べてどんなことをしているのかわかりづらいこともあったと思うんだけど、実際に通ってみてどうだった?
4月くらいに入塾して、はじめは慶應の入試が迫っているにもかかわらず、志望理由書のテーマが決まっていない状況が続いていて焦っていました。
結局、テーマが決まったのは出願締め切りの2~3カ月前くらいで、最初のころは「これでいいのかな?」「こんなにゆっくりでいいのかな?」と不安もありました。でも、最終的には追い込んで提出することができたので良かったです。
慶應は結果的にダメだったので手放しに喜ぶことはできないのですが、同志社の出願のときは最後の最後まで、夜の10時くらいまでつきっきりでマンツーマン授業をしていただいて、合格を掴めたので本当に嬉しかったです。
たしかに、最初に「ここだ!」っていう方向性を定めるのは難しいね。時間もかかるし。
慶應に関しては、アドミッションポリシーがハッキリしていて、「今あること」ではなく「今ないこと」を志望理由書に書かなければならなくて。今思えば、それを探すのにもすごく苦労していたなあと思います。
ただテーマが決まってからは、志望理由書のテンプレートにしたがって書ける分だけどんどん字数をオーバーするくらい書いていましたそして、授業を通して修正を繰り返していました。
問題分析はどうしてた?
問題分析についてはかなり事前に調べていました。僕の場合は、調べただけでは薄っぺらい内容になっちゃうことを懸念していたので、実際に企業に電話をかけて質問することもありました。高校生ということを理由に、企業からはなかなか相手にしてもらえなくて難しさを感じたと同時に、やっぱり自分の手で情報を掴むことは大切だと思いました。
実際に総合型選抜(AO入試)を受けてみて、大変だった?
そうですね、大変でした(笑)。でも、慶應の受験が大変でとても頑張っていた分、土台がある状態で挑んだ同志社大学の入試は比較的力を抜けたかなと思います。
総合型選抜(AO入試)を通して得たものや、成長したこと
総合型選抜(AO入試)で大切なことは?
まず、自分の過去を振り返ることが総合型選抜(AO入試)では一番大切だなと思っています。自分の場合は、小学生のころから始めた陸上の記憶をさかのぼったことで、自分を見つめ直す機会になりました。
特に成長を感じた部分はある?
面接の受け答えをたくさん練習して、瞬時に会話のキャッチボールができるようになったところは成長したかなと思います。
それまでは面接が苦手だったの?
めちゃくちゃ苦手でした(笑)。今まで人前で話す機会はあまりなくて、スムーズなコミュニケーションがとれるようになりました。
ルークス志塾に向いている人
ルークス志塾にはどんな人が向いていると思う?
ルークス志塾というよりも……総合型選抜(AO入試)に向いている人、という回答になってしまいますが、総合型選抜(AO入試)は勉強など全く関係なく、自分の持っているものを最大限に活かすことが重視されるので、自分のことを自信をもってアピールできる人が向いていると思います。これまでの人生で何かをやり遂げたた人や、何かをずっと続けてきた人にとっては有利な入試だと考えています。
たとえば、僕の場合はずっと陸上をやってきて、ひとつタイトルを持っているという実績もありました。
今後大学に入ったあとや、将来やりたいこと
大学に入った後の目標はある?
同志社大学では、文武両道を目指したいです。部活の面では引き続き長距離を頑張っていって、目標をもって毎日しっかり取り組みたいです。また勉強に関しても、志望理由に書いた内容を実現するのは簡単ではないけど、腐らずに頑張りたいと思います。
将来は駅伝とかにも出たいのかな?
そうですね!関西の大学に進学するので、箱根駅伝は難しいかもしれないんですけど。でも、100回大会のときなど、関西の連合チームがあるときに出場できればいいなという希望を持っています。
ーすごいね。テレビで松本くんの名前を見る日がが楽しみだな!これからも志の実現に向けて、頑張ってください!ありがとうございました。