筑波大学
筑波大学の総合型・学校推薦型選抜
〜入試の特徴と対策のコツ・各学部の出願条件〜
筑波大学
University of Tsukuba
※大学によりスケジュールや入試内容が年度によって変更になる場合がありますので、必ず公式サイトも確認しましょう。
筑波大学の総合型・学校推薦型選抜の特徴
選抜の全体感
筑波大学の推薦入試およびアドミッションセンター(AC)入試は、一般選抜とは異なり、学力試験だけでは測れない多様な能力や意欲を評価するための選抜方式です。
この記事では、枠の多い上記の二方式を中心に解説していきます。
他の入試の詳細を知りたい方は、この記事の後半部分で紹介しておりますので、目次などを活用しそちらをご参照ください。
推薦入試
推薦入試は、出身学校長の推薦に基づき、書類審査、小論文、面接、実技検査等により総合的に評価されます。
ほとんどの学群・学類で実施され、原則として大学入学共通テストは課されません。
ただし、人間学群心理学類では共通テストを課す二段階選抜が採用されています。
これに加え、生命環境学群生物資源学類では専門高校・総合学科の生徒を対象とした特別入試が、医学群医学類では茨城県の地域医療への貢献を志す学生を対象とした地域枠推薦が設けられています。
出願は11月上旬、選考は11月下旬に行われ、心理学類を除き12月中旬には合格者が発表されます。
アドミッションセンター(AC)入試
アドミッションセンター(AC)入試は自己推薦型の選抜入試で、高校時代の活動経験などを通して「問題解決能力」を多面的に評価します。
原則として大学入学共通テストは課されません。
高校生や既卒者、社会人経験者まで広く門戸を開いているのが特徴です。
選考は二段階で、一次選考が自己推薦書などの書類審査、二次選考が面接・口述試験によって行われます。出願は9月上旬で、最終合格者は11月上旬に発表されるため、推薦入試よりも早い時期に合否が判明します。
アドミッションセンター(AC)入試は、早期に合格の機会を得たい受験生、自身の個性や特定の分野への強い探究心、活動実績をアピールしたい受験生へおすすめです。
試験スケジュール
推薦は夏休み明けすぐに出願締め切りなので、書類作成は夏休み中に終わらせることをお勧めします。
難易度と大学のレベル
筑波大学の偏差値は57.5〜65.0です。
【ルークス内大学ランク評価】
国内国公立大学内でのランキング:総合11位
- 平均偏差値:19位
- 就職先評価指数:25位
- 世界評価指数:9位
- 大学ランク評価(進学する価値がどの程度あるか?):S1
例年、総合型選抜の倍率は一般と比べて非常に高く、推薦入試と一般入試の倍率は同程度となっています。
筑波大学に合格するための対策のコツ
理念やアドミッション・ポリシーから分かること
筑波大学の建学の理念は、あらゆる意味において、国内的にも国際的にも「開かれた大学」であることです。
従来の大学が陥りがちであった狭い専門領域に閉じこもることを反省し、学際的な協力のもと、創造的な知性と豊かな人間性を備えた人材を育成することを目的としています。
アドミッション・ポリシーでは、自立して世界的に活躍できる人材を育成するため、本学の教育を受けるのに必要な基礎学力を有し、探究心旺盛で積極性・主体性に富む人材を受け入れるとしています。
建学の理念である「開かれた大学」という考え方を理解し、アドミッション・ポリシーに示されている探究心や主体性を持って、専門分野にとらわれず幅広い学問分野に積極的に取り組み、社会や世界に貢献しようとする意欲が求められます。
他大学との併願や他出願方式との併願はできるか?
筑波大学総合型選抜において枠の多いアドミッションセンター(AC)入試では、他大学との併願が可能です。
筑波大学内での異なる入試方式における併願については、いささか複雑であります。
異なる入試方式においては、以下のグループ内の入試方式を同時に出願することはできません。
(※グループは当記事作成のために筆者が作ったものであり、大学側が公開しているものではありません。)
グループA
- アドミッションセンター(AC)入試
- 研究型人材入試
- 国際科学オリンピック特別入試
- 国際バカロレア特別入試(7月募集・10月募集)
- 海外教育プログラム特別入試
グループB
- 推薦入試
- 国際バカロレア特別入試(10月募集)
- 外国学校経験者特別入試(10月募集)
グループC
- 学群英語コース特別入試
- 総合理工学位プログラム(学士)入試
- 地球規模課題学位プログラム(学士)入試
上記の点を踏まえると、筑波大学に何度も出願したい場合で最も出願しやすい方法は、アドミッションセンター(AC)入試→推薦入試→一般入試であるといえるでしょう。
オススメの受験方法と入試の種類
アドミッションセンター(AC)入試合格のヒント
ここでは、筑波大学の総合型選抜入試である「アドミッションセンター(AC)入試」について詳しく解説していきます。
アドミッションセンター(AC)入試の鍵は、自分の「問題解決能力」を効果的に示すことです。
これは単なる学業成績ではなく、これまでいかに主体的に課題を発見し、取り組んできたかという経験そのものが評価されます。
具体的には、下記のような書類や試験にてその実績を示す必要があります。
自己推薦書
この入試の核となる書類です。
単に実績を羅列するのではなく、自分の経験を魅力的な物語として伝えることを意識しましょう。
どのような課題になぜ取り組み、どのような過程を経て、何を学んだのかを具体的に記述することで、あなた独自の視点や行動力を示すことができます。
面接・口述試験
書類で記述した内容を、さらに深く伝える場です。
自分の経験について多角的な質問をされることを想定し、選んだ学問分野への情熱を伝えられるよう準備しましょう。
面接官は、あなたの将来性や筑波大学での学習意欲に注目しています。
推薦入試合格のヒント
次に推薦入試について詳しく解説していきます。
推薦入試では、高い学業成績と出身高校からの確かな推薦が不可欠です。
大学側は、学業において優秀な実績を収め、各学類・専門学群の教育目標に合致する学生を求めています。
特に、下記の3要件は重視されると言えるでしょう。
優れた学力と特技
高い評定平均は基本的な要件です。
それに加え、多くの学類では科学コンクールでの実績や、スポーツ、芸術分野での卓越した技能など、特定の分野での優れた能力や実績が評価されます。
小論文・面接試験での成績
志望分野への理解度や学習意欲、そしてコミュニケーション能力が問われます。
何を学びたいのか、そしてなぜそれが筑波大学でなければならないのか、明確なビジョンを持っていることが重要です。
アドミッション・ポリシーの理解
各学類・専門学群は、求める学生像を「アドミッション・ポリシー」として公開しています。
これを熟読し、ご自身がいかにその基準を満たしているかを、提出書類や面接を通して示すことが合格への近道です。
アドミッションセンター(AC)入試、推薦入試、どちらの入試においても、明確な目的意識と筑波大学で学びたいという強い意欲が何よりも重要です。
大学は、与えられた機会を最大限に活かし、主体的に学びを深めていける学生を求めています。
総合型選抜の種類
筑波大学では、多様な総合型選抜の様態が存在しています。
自身に最も合っている入試方式を選択し、合格を目指しましょう。
推薦入試
出身学校長の推薦に基づき、学業成績や特定の分野での実績、そして人物像が総合的に評価されます。
評定平均が高く、部活動や課外活動、探究活動などで優れた実績を持ち、明確な目的意識を持って学びたいと考えている受験生に適しています。
アドミッションセンター入試(AC入試)
自己推薦型の入試で、これまでの経験から得た「問題解決能力」が重視されます。
学業成績だけでなく、独自の視点で課題を発見し、主体的に探究してきた経験を持つ人や、社会人経験などを通じて得たユニークな視点をアピールしたい人に向いています。
研究型人材入試
高校在学中に科学コンテストでの受賞歴や学術論文の執筆経験など、卓越した理系の研究実績を持つ生徒を対象とした入試です。
研究者としての高い潜在能力を持ち、大学入学後も研究活動に邁進したいという強い意欲を持つ受験生に最適です。
国際科学オリンピック特別入試
数学、物理、化学、情報などの国際科学オリンピックや国内の関連コンテストで優秀な成績を収めた生徒のための入試です。
特定の科学分野においてトップレベルの能力を持ち、その才能をさらに専門的に伸ばしたいと考える受験生に向いています。
国際バカロレア特別入試
国際バカロレア(IB)ディプロマ資格を取得した、または取得見込みの生徒を対象としています。
IBのカリキュラムを通じて培った探究心、論理的思考力、国際的な視野を活かして、大学での専門的な学びに繋げたい受験生に適しています。
海外教育プログラム特別入試
海外の教育プログラム(アビトゥア、バカロレア、GCE Aレベルなど)を修了した生徒向けの入試です。
海外での多様な学習経験と、そこで培われた語学力や国際感覚を強みとして、グローバルな環境で学びたいと考える受験生に向いています。
外国学校経験者特別入試
海外の学校に長期間在籍した経験を持つ帰国生徒などを対象としています。
外国での学習経験や生活を通じて得た語学力、異文化理解能力、そして多様な価値観を自身の強みとして、国際的な視野で学問を探究したい受験生に適しています。
学群英語コース特別入試
授業が英語で行われるプログラムへの入学を希望する学生向けの入試です。
高い英語運用能力を持ち、国際的な環境で専門分野を深く学びたいと考えている国内外の受験生に向いています。
Japan-Expert(学士)プログラム特別入試
日本の特定の分野(日本語教育、農学、ヘルスケア、芸術)について深く学び、将来その分野の専門家として国際的に活躍したいという強い意志を持つ留学生などを対象としています。
地球規模課題学位プログラム(学士)入試
地球規模の課題解決に貢献したいという高い志を持つ学生のための英語プログラム入試です。
文理の枠を超えて学際的に学び、国際社会が直面する複雑な問題に取り組みたいと考える受験生に向いています。
総合理工学位プログラム(学士)入試
理工学の幅広い分野を英語で学び、国際的に通用するエンジニアや研究者を目指す学生を対象としています。
複数の工学分野に興味があり、分野横断的な知識とスキルを身につけたい受験生に適しています。
学際サイエンス・デザイン専門学群入試
文理融合の視点からデータサイエンスなどを駆使して地球規模の課題解決に挑む、新しい学問分野に特化した入試です。
既存の学問領域にとらわれず、新しい知識や手法を柔軟に学びたいという意欲のある受験生に向いています。
学部別の出願条件と対策
※ページ上部の目次から学部別に辿ることで、目的の学部に関する情報に、ページ内リンクで直接辿ることができます。
人文・文化学群 人文学類 アドミッションセンター入試
定員
5名
出願条件
高等学校または中等教育学校を卒業した者(既卒生)、または翌年3月までに卒業見込みの者(現役生)など、大学入学資格を有する者。大学入学共通テストの受験は必要ありません。
入試内容
- 一次選考
書類選考。特に、これまでの活動内容とその根拠資料をまとめた「自己推薦書」と、800字以内で志望理由を記述する「志望理由書」が重視されます。 - 二次選考
一次選考の合格者に対し、個別面接・口述試験(30分程度)が行われます。提出書類の内容や、志望学類で学ぶために必要な学習能力、知識、意欲などが総合的に判定されます。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 一次選考結果発表: 9月下旬
- 二次選考: 10月上旬~下旬
- 最終合格発表: 11月上旬
人文・文化学群 比較文化学類 アドミッションセンター入試
定員
5名
出願条件
高等学校または中等教育学校を卒業した者(既卒生)、または翌年3月までに卒業見込みの者(現役生)など、大学入学資格を有する者。大学入学共通テストの受験は必要ありません。
入試内容
- 一次選考
書類選考。特に、これまでの活動内容とその根拠資料をまとめた「自己推薦書」と、800字以内で志望理由を記述する「志望理由書」が重視されます。 - 二次選考
一次選考の合格者に対し、個別面接・口述試験(30分程度)が行われます。提出書類の内容や、志望学類で学ぶために必要な学習能力、知識、意欲などが総合的に判定されます。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 一次選考結果発表: 9月下旬
- 二次選考: 10月上旬~下旬
- 最終合格発表: 11月上旬
人文・文化学群 日本語・日本文化学類 アドミッションセンター入試
定員
3名
出願条件
高等学校または中等教育学校を卒業した者(既卒生)、または翌年3月までに卒業見込みの者(現役生)など、大学入学資格を有する者。大学入学共通テストの受験は必要ありません。
入試内容
- 一次選考
書類選考。特に、これまでの活動内容とその根拠資料をまとめた「自己推薦書」と、800字以内で志望理由を記述する「志望理由書」が重視されます。 - 二次選考
一次選考の合格者に対し、個別面接・口述試験(30分程度)が行われます。提出書類の内容や、志望学類で学ぶために必要な学習能力、知識、意欲などが総合的に判定されます。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 一次選考結果発表: 9月下旬
- 二次選考: 10月上旬~下旬
- 最終合格発表: 11月上旬
生命環境学群 生物学類 アドミッションセンター入試
定員
若干名
出願条件
高等学校または中等教育学校を卒業した者(既卒生)、または翌年3月までに卒業見込みの者(現役生)など、大学入学資格を有する者。大学入学共通テストの受験は必要ありません。
入試内容
- 一次選考
書類選考。特に、これまでの活動内容とその根拠資料をまとめた「自己推薦書」と、800字以内で志望理由を記述する「志望理由書」が重視されます。 - 二次選考
一次選考の合格者に対し、個別面接・口述試験(30分程度)が行われます。提出書類の内容や、志望学類で学ぶために必要な学習能力、知識、意欲などが総合的に判定されます。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 一次選考結果発表: 9月下旬
- 二次選考: 10月上旬~下旬
- 最終合格発表: 11月上旬
情報学群 情報科学類 アドミッションセンター入試
定員
4名
出願条件
高等学校または中等教育学校を卒業した者(既卒生)、または翌年3月までに卒業見込みの者(現役生)など、大学入学資格を有する者。大学入学共通テストの受験は必要ありません。
入試内容
- 一次選考
書類選考。特に、これまでの活動内容とその根拠資料をまとめた「自己推薦書」と、800字以内で志望理由を記述する「志望理由書」が重視されます。 - 二次選考
一次選考の合格者に対し、個別面接・口述試験(30分程度)が行われます。提出書類の内容や、志望学類で学ぶために必要な学習能力、知識、意欲などが総合的に判定されます。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 一次選考結果発表: 9月下旬
- 二次選考: 10月上旬~下旬
- 最終合格発表: 11月上旬
情報学群 情報メディア創成学類 アドミッションセンター入試
定員
3名
出願条件
高等学校または中等教育学校を卒業した者(既卒生)、または翌年3月までに卒業見込みの者(現役生)など、大学入学資格を有する者。大学入学共通テストの受験は必要ありません。
入試内容
- 一次選考
書類選考。特に、これまでの活動内容とその根拠資料をまとめた「自己推薦書」と、800字以内で志望理由を記述する「志望理由書」が重視されます。 - 二次選考
一次選考の合格者に対し、個別面接・口述試験(30分程度)が行われます。提出書類の内容や、志望学類で学ぶために必要な学習能力、知識、意欲などが総合的に判定されます。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 一次選考結果発表: 9月下旬
- 二次選考: 10月上旬~下旬
- 最終合格発表: 11月上旬
情報学群 知識情報・図書館学類 アドミッションセンター入試
定員
5名
出願条件
高等学校または中等教育学校を卒業した者(既卒生)、または翌年3月までに卒業見込みの者(現役生)など、大学入学資格を有する者。大学入学共通テストの受験は必要ありません。
入試内容
- 一次選考
書類選考。特に、これまでの活動内容とその根拠資料をまとめた「自己推薦書」と、800字以内で志望理由を記述する「志望理由書」が重視されます。 - 二次選考
一次選考の合格者に対し、個別面接・口述試験(30分程度)が行われます。提出書類の内容や、志望学類で学ぶために必要な学習能力、知識、意欲などが総合的に判定されます。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 一次選考結果発表: 9月下旬
- 二次選考: 10月上旬~下旬
- 最終合格発表: 11月上旬
体育専門学群 アドミッションセンター入試
定員
12名
出願条件
高等学校または中等教育学校を卒業した者(既卒生)、または翌年3月までに卒業見込みの者(現役生)など、大学入学資格を有する者。大学入学共通テストの受験は必要ありません。
入試内容
- 一次選考
書類選考。特に、これまでの活動内容とその根拠資料をまとめた「自己推薦書」と、800字以内で志望理由を記述する「志望理由書」が重視されます。 - 二次選考
一次選考の合格者に対し、個別面接・口述試験(30分程度)が行われます。提出書類の内容や、志望学類で学ぶために必要な学習能力、知識、意欲などが総合的に判定されます。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 一次選考結果発表: 9月下旬
- 二次選考: 10月上旬~下旬
- 最終合格発表: 11月上旬
芸術専門学群 アドミッションセンター入試
定員
5名
出願条件
高等学校または中等教育学校を卒業した者(既卒生)、または翌年3月までに卒業見込みの者(現役生)など、大学入学資格を有する者。大学入学共通テストの受験は必要ありません。
入試内容
- 一次選考
書類選考。特に、これまでの活動内容とその根拠資料をまとめた「自己推薦書」と、800字以内で志望理由を記述する「志望理由書」が重視されます。 - 二次選考
一次選考の合格者に対し、個別面接・口述試験(30分程度)が行われます。提出書類の内容や、志望学類で学ぶために必要な学習能力、知識、意欲などが総合的に判定されます。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 一次選考結果発表: 9月下旬
- 二次選考: 10月上旬~下旬
- 最終合格発表: 11月上旬
医学群 医学類 研究型人材入試
定員
若干名
出願条件
大学入学資格を有し、高校在学中に日本学生科学賞や科学の甲子園など指定の科学コンテストで優れた実績を収めた者、または優れた理系の研究を行い学術論文を発表した者。大学入学共通テストの受験も必須です。
入試内容
- 一次選考
書類選考。研究レポートなどから研究の成果や主体性、大学での学習への適応性などを評価します。 - 二次選考
一次選考合格者に対し、60分の適性試験(筆記)と40分程度の面接・口述試験(ポスター発表含む)を実施します。 - 最終選考
二次選考合格者が大学入学共通テストを受験し、指定科目の合計点が原則として8割以上の者を最終合格とします。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 一次選考結果発表: 9月下旬
- 二次選考: 10月上旬~下旬
- 二次選考結果発表: 11月上旬
- 最終合格発表: 2月中旬
理工学群 化学類 国際科学オリンピック特別入試
定員
若干名
出願条件
大学入学資格を有し、過去3年間に国際化学オリンピックの日本代表に選抜、または化学グランプリの2次選考に参加した者。
入試内容
エントリーシートの内容に基づき、15分程度の個別面接を実施。学習への意欲や適応性を総合的に判定します。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 試験日: 10月上旬~下旬
- 合格発表: 11月上旬
情報学群 情報科学類 国際科学オリンピック特別入試
定員
若干名
出願条件
大学入学資格を有し、過去3年間に日本情報オリンピック本選でAランクとなった者、または未踏IT人材発掘・育成事業のクリエータとして採択された者。
入試内容
エントリーシートの内容に基づき、15分程度の個別面接を実施。学習への意欲や適応性を総合的に判定します。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 試験日: 10月上旬~下旬
- 合格発表: 11月上旬
情報学群 情報メディア創成学類 国際科学オリンピック特別入試
定員
若干名
出願条件
大学入学資格を有し、過去3年間に日本情報オリンピック本選でAランクとなった者。
入試内容
エントリーシートの内容に基づき、15分程度の個別面接を実施。学習への意欲や適応性を総合的に判定します。
時期
- 出願期間: 9月上旬
- 試験日: 10月上旬~下旬
- 合格発表: 11月上旬
人間学群・医学群 国際バカロレア特別入試(7月募集)
実施学類・定員
- 人間学群(教育学類、心理学類、障害科学類): 若干名(心理学類は1名)
- 医学群(医学類): 若干名(10月募集と合わせて3名)
出願条件
国際バカロレア(IB)資格を当該年の5月までに取得した者(見込み含む)で、指定科目を履修していること。また、日本語能力に関する要件を満たすこと。
入試内容
- 一次選考
書類選考。IBのスコア、EE、TOK、CASの内容から総合的に評価します。 - 二次選考
一次選考合格者に対し、30分程度の個別面接・口述試験を実施します。
時期
- 出願期間: 7月上旬~中旬
- 一次選考結果発表: 8月上旬
- 二次選考: 8月中旬
- 最終合格発表: 8月下旬
全学群(学際サイエンス・デザイン専門学群を除く) 国際バカロレア特別入試(10月募集)
定員
各学類で若干名(医学類は7月募集と合わせて3名)
出願条件
国際バカロレア(IB)資格を取得した者、または翌年3月までに取得見込みの者で、指定科目を履修していること。また、日本語能力に関する要件を満たすこと。
入試内容
- 一次選考
書類選考。IBのスコア、EE、TOK、CASの内容から総合的に評価します。 - 二次選考
学類により異なります。面接・口述試験のみの学類と、それに加えて小論文や実技検査を課す学類があります。
時期
- 出願期間: 9月下旬~10月上旬
- 一次選考結果発表: 10月下旬
- 二次選考: 11月下旬
- 最終合格発表: 12月中旬
医学群 医学類 海外教育プログラム特別入試
定員
2名
出願条件
アビトゥア、フランスのバカロレア、GCE Aレベル、APなど、海外の大学入学資格を有し、海外の学校に2年以上継続して在学した者。数学・理科2科目の履修や、日本語・英語能力の要件も定められています。
入試内容
- 一次選考
書類選考。海外教育プログラムでの成績や課題論文、活動レポートなどから総合的に評価します。 - 二次選考
一次選考合格者に対し、30分程度の個別面接・口述試験を実施します。
時期
- 出願期間: 7月上旬~中旬
- 一次選考結果発表: 8月上旬
- 二次選考: 8月中旬
- 最終合格発表: 8月下旬
外国学校経験者特別入試
実施学群・定員
多くの学群・学類で若干名募集。募集時期は10月募集と1月募集があります。
出願条件
- 第1種: 日本の大学入学資格を持ち、外国の学校に通算8年以上就学した者など。日本留学試験(EJU)、日本語能力試験(JLPT)、英語資格のスコアが求められます。
- 第2種: 日本の学校に4年以上在学し、海外の学校に継続して2年以上就学した者など。英語資格のスコアが求められます。
入試内容
書類審査に加え、小論文(芸術専門学群を除く)、面接、実技検査(体育・芸術専門学群)を課し、総合的に判定します。
時期
- 10月募集
- 出願期間: 9月中旬~10月上旬
- 試験日: 11月下旬
- 合格発表: 12月中旬
- 1月募集
- 出願期間: 1月上旬~中旬
- 試験日: 2月下旬
- 合格発表: 3月上旬
社会・国際学群、生命環境学群 学群英語コース特別入試
実施学類・定員
- 社会学類: 4名
- 国際総合学類: 4名
- 生物学類: 5名
- 生物資源学類: 6名
- 地球学類: 若干名
出願条件
高い英語能力を持ち、英語で専門分野を学ぶ意欲のある者。詳細な資格は募集要項で確認が必要です。
入試内容
書類選考と面接(オンラインの場合あり)によって総合的に評価されます。
時期
- 出願期間: 10月下旬~11月中旬
- 試験日: 2月下旬~3月上旬
- 合格発表: 3月下旬
人文・文化学群ほか Japan-Expert(学士)プログラム特別入試
実施学類・定員
- 日本語・日本文化学類(日本語教師養成コース): 3名
- 生物資源学類(アグロノミスト養成コース): 若干名
- 看護学類(ヘルスケアコース): 3名
- 芸術専門学群(日本芸術コース): 若干名
出願条件
日本の特定分野を深く学び、専門家として国際的に活躍したいという強い意志を持つ、主に留学生を対象とした入試です。
入試内容
書類選考(一次)と、面接・口述試験(二次)で選考されます。
時期
- 出願期間: 2月下旬~3月中旬
- 一次選考結果発表: 4月中旬
- 二次選考: 5月中旬
- 最終合格発表: 6月上旬
地球規模課題学位プログラム(学士)入試
定員
若干名
出願条件
地球規模の課題解決に貢献したいという高い志と、英語による授業を履修できる能力を持つ者。
入試内容
書類選考と面接(オンラインの場合あり)によって総合的に評価されます。
時期
- 出願期間: 11月下旬~12月下旬
- 試験日: 2月下旬~3月上旬
- 合格発表: 3月下旬
理工学群 総合理工学位プログラム(学士)入試
実施学類・定員
応用理工学類、工学システム学類: 合計13名
出願条件
理工学の分野を英語で学び、国際的に活躍するエンジニアや研究者を目指す者。
入試内容
書類選考と面接(オンラインの場合あり)によって総合的に評価されます。
時期
- 出願期間: 10月上旬~11月上旬
- 試験日: 2月下旬~3月上旬
- 合格発表: 3月下旬
学際サイエンス・デザイン専門学群入試
定員
推薦入試: 10名、適性入試: 30名
出願条件
文理融合の新しい学問領域に強い関心を持ち、データサイエンスなどを通じて地球規模の課題解決に挑む意欲のある者。
入試内容
- 推薦入試: 書類選考と面接で選考されます。
- 適性入試: 書類選考(一次)と、筆記試験および面接(二次)で選考されます。
時期
- 推薦入試
- 出願期間: 1月中旬~2月上旬
- 試験日: 2月下旬
- 合格発表: 3月中旬
- 適性入試
- 出願期間: 1月中旬~2月下旬
- 一次選考結果発表: 3月中旬
- 二次選考: 3月下旬~4月上旬
- 最終合格発表: 4月中旬
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