総合型選抜を設置しているおすすめ国立大学をまとめました!少しでも受験チャンスを増やしてみませんか?
「大学は絶対国立が良い!でも前期試験と後期試験しかチャンスがないのは不安…」
そう思っている方へ朗報です。
現在、国立大学でも総合型選抜(AO入試)を導入している学校が増えてきています。
国立大学受験のチャンスを増やすためにも、総合型選抜と一般入試の両立は実はかなりおすすめです。
一般的に国立大学の総合型選抜は私立大学に比べて提出に必要な書類が少なく、かつ多くの大学において学力考査が実施されているため、一般入試の勉強を生かしつつ総合型選抜にも挑戦できる仕組みが整っているのです!
今回は、総合型選抜の導入が進んでいる国立大学群の中でも特にねらい目の大学に絞って紹介します。
志望している大学に入学するためにも、総合型選抜をうまく活用してチャンスを増やしましょう!
総合型選抜を設置しているおすすめ国立大学
国立/筑波大学(茨城)
総合型選抜の形式
名称:アドミッションセンター(AC)入試
定員:90名
入試の特徴
- 評定平均による出願制限がなく、だれでも出願可能
- 専願制をとっていないため、併願可能
- 二次試験は「面接・口述試験」のみであり、小論文やプレゼンテーションといった対策に時間のかかる試験を設置していない
ルークス志塾のワンポイントアドバイス
筑波大学のアドミッションセンター入試は、出願のハードルが低いことが特徴です。
評定平均の制限もなく、かつ併願可能である国立大学はそう多くありません。
(加えて、対策にとられる時間も比較的短時間で済むことも特徴です。)
絶対に国立大学に行きたい!と思っている方は出願を検討することをおすすめします!
【公式サイト】筑波大学
国立/東北大学(宮城)
総合型選抜の形式
名称:総合型選抜(AO入試)
定員:Ⅱ期/280名、Ⅲ期/377名
入試の特徴
- 大学入学共通テストを受験しなくても合格できる方式がある(Ⅱ期)
- しかし、Ⅱ期では「調査書の学習成績群がA段階に属する」ことが出願要件として求められています
- 専願制をとっているため、合格した場合は必ず入学する必要がある
- 国立大学の中では、定員が圧倒的に多い
ルークス志塾のワンポイントアドバイス
東北大学は旧帝国大学群に属しながらも、総合型選抜(AO入試)合格者数をかなり多めに設定していることが特徴です。
その分チャンスが増えることになるため、東北大学を志望校に入れている方は是非受験を検討してみてください。
また、全学部に定員が設定されているため門戸の狭い医学部も対象に入っています。
他の大学よりも学部の選択肢が広いので、東北大学に興味のなかった方も一度情報をチェックしてみるとよいでしょう。
また、一般入試の対策をしていない方でも、学校の成績を利用すれば挑戦できる(Ⅱ期)方式が用意されていることも他の国立大学にはない特徴です。
【公式サイト】東北大学
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/
国立/名古屋大学(愛知)
総合型選抜の形式
名称: 学校推薦型選抜
定員:大学入学共通テスト利用/353名、大学入学共通テストを利用しない/15名
入試の特徴
- 総合型選抜ではなく「学校推薦型選抜」であるため出願には学校長の推薦が必要
- 指定校推薦とは異なるため、学校ごとに推薦できる人数に定員はありません
- 専願制をとっているため、合格した場合は必ず入学する必要がある
- 国立大学の中では、定員数が多い
- 旧帝国大学群の中では二番目に多い定員数になっています
- 大学入学共通テストを受験しなくても合格できる方式も用意されているが、かなり狭き門になっている
ルークス志塾のワンポイントアドバイス
名古屋大学も、東北大学と同様に学校推薦型選抜合格者数を多めに設定していることが特徴です。
ただし、総合型選抜と異なり学校長の推薦が必要となるため、出願を考えている方は早めに学校側へ相談しておくことが必要です。
二次試験は多くの学部で面接試験のみとなっており、対策に時間のかかる小論文の試験を導入している学部は少ないです。(文学部、教育学部のみ実施)
そのため、一般入試との両立の負担が比較的少ない入試であるといえます。経済学部と農学部においては、二次試験が実施されず出願書類と共通テストの結果のみで合否が決まります。
多くの国立大学と同様に専願制をとっているため、名古屋大学を第一志望としている方は是非検討してみてほしい入試です。
【公式サイト】名古屋大学
https://www.nagoya-u.ac.jp/
国立/九州大学共創学部(福岡)
総合型選抜の形式
名称:総合型選抜Ⅰ
定員:20名
入試の特徴
- 専願制をとっているため、合格した場合は必ず入学する必要がある
- 大学入学共通テストが免除される
- 二次試験は2日間にわたって開催され、実際に行われている共創学部での学びを体感できるような二次試験になっている。
- 講義を聞いてレポートを書く(レポートでの問いはほぼ確実に英語の問いが出題される)
- 初日の講義とレポートを踏まえた討論
- 個人面接(15~20分)
- 小論文(4時間)
ルークス志塾のワンポイントアドバイス
九州大学共創学部は、近年新設された学部であるため入試形式も他の国立大学に類を見ない特殊な方式をとっています。
特に、二次試験のボリュームは私立大学の総合型選抜を含めても一番多いと言っても過言ではありません。つまり、それだけ対策が難しい大学といえます。
しかし、同時に九州大学共創学部では大学入学共通テストの受験が免除されます。
私大だけを目指している受験生や、総合型選抜一本で絞っている受験生にも国立大学に合格できるチャンスがあります。
また、対策が難しい大学というのは言い換えれば「しっかりポイントを押さえて対策をすれば合格にグッと近づく大学」とも言えます。
倍率は約8倍、定員も20名と狭き門のように感じますが、正しい対策をすれば周りの受験生と差をつけ合格することが可能な入試です。
詳しい二次試験の対策方法や志望理由書の書き方は下記ページにまとめてありますのでぜひご覧ください!
【公式サイト】九州大学
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/
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