2025年度/武蔵大学経済学部、帝京大学経営学部/地域資源を利用して、観光でまちを活性化
2025年度【合格体験記】長谷川賢太さん

地域資源を利用して、観光でまちを活性化したい
武蔵大学経済学部経営学科、帝京大学経営学部観光経営学科
高校生活の送り方
どんな高校生活を送っていましたか?
高校では、県内でもトップレベルの強豪ハンドボール部に所属し、部活中心の生活を送っていました。1年生の頃は周りのレベルの高さについていくのがやっとで、家に帰ってからも自主練や走り込みを重ね、ようやく2年生から公式戦に出場できるようになりました。最終的には、県大会優勝、関東大会ベスト8、全国大会ベスト32という成績を残すことができ、貴重な経験となりました。
また入塾後には、地元・葛飾区の区議会議員や観光関連企業の社長などにインタビューする活動も行いました。実際に現場で活躍する方々から、地元が直面する課題やそれに対する考え方を直接聞けたことで、「地域をどう変えていくか」について、自分なりのビジョンを考える大きなヒントを得ることができました。
総合型選抜を受けようと思った理由
総合型選抜を受けようと思った理由はなんですか?
総合型選抜に挑戦しようと決めたのは、高校3年生の7月です。
正直、勉強にはあまり自信がなく、「今まで自分が一番頑張ってきたことである部活動を評価してくれる受験があるなら、そっちに賭けたい」と思い、総合型選抜を選びました。
志について
あなたが「志」を持つようになったきっかけは何ですか?
私の地元・葛飾区は、少子高齢化の影響で昔ながらの商店や街並みが少しずつ失われてきています。子どもの頃は毎日のように通った商店街やお祭りも、今では人が少なく、以前のような活気がなくなってしまいました。こうした変化を、自分の成長と共に間近で見てきたからこそ、「このままじゃいけない」「自分が地域を元気にしたい」と、自然と強く思うようになりました。これが、私が「地域活性化」に関心を持つようになった原点です。
志望校を選んだ理由
志望校を選ぶ際には、「自分の志に合った学びができるか」「家から通える距離か」などの条件も含めて検討しました。
最初は志望校のイメージがぼんやりしていましたが、シェルパのサポートも受けながら、大学の求める人物像と自分が一致しているかどうかを調べたり、オープンキャンパスにも参加して、最終的に「ここなら自分の力が活かせる」と思える大学を選ぶことができました。
大学、社会に出てやろうとしていること、これからの目標
大学・その先の社会でやりたいことは何ですか?
将来的には、少子高齢化で観光客が減少した地域にマーケティングの力を活かして、再び人を呼び込めるような仕組みをつくることが目標です。
そのために、まずは大学でマーケティングや観光政策などをしっかり学びながら、人脈も広げて、地域に根ざした活動を積み重ねていきたいと思っています。
大学で楽しみにしていることは何ですか?
自分が志した「地域活性化」や「マーケティング」について本格的に学べることが何より楽しみです。大学では、座学だけでなく実践の場も多いので、積極的に参加して、自分の力を試していきたいです。
最後に、これから総合型選抜を考えている人へ
正直、一般入試ではどこの大学にも行けなかったと思います。しかし、総合型選抜なら自分のやってきたことや強みを評価してもらえると知りました。
部活しかしてこなかった方でも、合格可能性は十分にあります。もし、「成績に自信がない」「勉強以外の強みを活かしたい」と思っているなら、総合型選抜に挑戦する価値は絶対にあると思います!