【SFC】慶應SFC総合型選抜(AO入試) 面接で面接官が評価するポイントと対策法
【慶應SFCの面接を攻略】合格者50人を徹底分析してわかった評価されるポイントや練習方法をお教えします
慶應義塾大学SFCを志望する皆さんへ
「SFCの面接ってどういう中身なの?」
「圧迫面接と言われるのは本当?」
「どんな面接練習が必要なの?」
「塾に通わなければ受からないの?」
など、2次面接はわからないことだらけですよね?
この記事ではルークス志塾の池袋キャンプ長が、SFC受験生が面接で抱える質問や悩みにお答えします!また、面接の全貌についてもわかりやすくまとめました。
加えて2020年度SFCの総合型選抜(AO入試)の合格者50名のデータを元に、アドミッションポリシーからは読み取れない「面接官が評価しているポイント」も紹介します。合格者の少ない塾では絶対に見えてこない分析結果ですので、必見です!
慶應SFC 総合型選抜(AO入試)面接の概要
時間
受験生によって25分で終わる時や、40分弱面接をした事例もありますが、面接の時間は30分程度です。そして短いから落ちる/長いから合格するなど、面接時間によって合否は決まりません。
人数比
実際の面接は教授:受験生=3:1で行われます。自分が学びたい教授が面接官になる場合もあれば、全く違う教授の時もあります。
そして自分が受けている学部ではない教授も面接官となりますので、面接官に合わせて話の粒度を変えるなど、わかりやすく話す力が必要です。
服装
服装は基本的には制服を着用すると良いでしょう。制服がない場合はスーツ等で正装するのが無難です。
ただ、総合型選抜(AO入試)は受験生自身の総合的な人物評価であることから、何かアピール要素があるなら服装は自由です。
倍率
面接試験は絶対評価の様で、合格する定員等は定まっていないとされています。しかし例年、どの方式でも面接の倍率は2倍程度です。
SFCの面接が圧迫面接と感じるのは「進路相談の場」だから
総合型選抜(AO入試)はマッチング入試と呼ばれる通り、大学と受験生との相性を確認する入試です。特に大学側は、受験生が「うちに入学して幸せになれるか」まで見ています。
だからこそ実際の面接で「それならSFCじゃなく●●大学でも良いのではないか」「大学に行かず自分で始めたらどうか」などの質問がなされます。教授にSFCじゃなくても良いのではないか?と言われたら、うろたえて圧迫に感じるのも、無理はないでしょう。
それに加え、受験生の熱意なども評価対象になることから、あなたの志に対する本気度も問われます。
「なぜその構想をあなたがやる必要があるのか?」「構想の社会的意義はなにか?」「その構想では不十分、実現できない」などの質問も、圧迫と感じてしまうのではないでしょうか?
慶應義塾は「半学半教」の精神を大切にしているからこそ、受験生と対等な目線で志の相談にのっているのです。
だからこそ人によって、圧迫面接に感じてしまうのではないかと思います。
SFCの面接官が見る、評価のポイント
アドミッションポリシーから見た評価ポイント
以下に「SFCの面接官が見る評価ポイント」を3つのポイントでまとめました!
1:適切に問題を発見し、解決策を提案すること
2:実践知を重視した仮説検証をすること
3:なぜ自分の志に分野横断的な着眼が必要か考えること
「なぜSFCがこれら3つを大切にするのか」などの詳細はSFCの教授方がご出版されている本にお譲りします。SFC受験生の必読書ともいえるものですので、入試の前に一読しておくことをオススメします。リンクはコチラから。
1:適切に問題を発見し、解決策を提案すること
いわずもがな、SFCは創立から現在まで「問題発見・解決」に長けた人材育成を理念としています。そしてこれは総合型選抜(AO入試)に留まらず、一般入試でも最重要項目となっている点からも、SFCが問題発見・解決を大切にしていると伺えます。
当然、面接試験の中でもあなたが着目した問題と解決策に対しての質問が多くなされます。「問題が発見できているか」「問題を構造的に理解しているか」「解決策は合理的か」などの観点が主な評価軸となります。
2:実践知を重視した仮説検証をすること
問題発見・解決と同等に重視されているのが実践知と呼ばれる概念です。実践知とは「やってみて知れること」と言えます。詳細は総合政策学の本に譲りますが、実社会の問題を解決するためには机上の空論に留まらず、社会の複雑性を理解し、実践知をベースにすることが重要だとSFCは考えています。
だからこそ総合型選抜(AO入試)でも、あなたの志に対して実践や活動を通じた仮説検証が重要となります。
例えば実際の面接で「あなたは何に取り組んできたのか」「構想があるなら実践すればいいのではないか」など、実践ベースの仮説検証を問う質問が多くなされます。
また必ずしも実践や活動が輝かしいものである必要はなく、高校生が真剣に志に向き合い、実践知を重視した学び方に適正があるかどうかが評価軸になります。
3:なぜ自分の志に分野横断的な着眼が必要か考えること
3つ目のポイントは、SFCの最大の特徴ともいえる「分野横断的学習」の重要性を理解しているか、という点です。「なぜあなたにSFCが必要なのか」という質問に直結しますが、SFCは1つの分野に留まらず、隣接する学問を繋ぎ合わせなければ問題を解決することは難しいと言っています。
裏を返せば、一つの切り口でしか問題を捉えられないと、SFCが大切にしている理念とはマッチしません。広い視野を持ち、コラボレーションをする力を持っているのか、あるいは伸びしろがあるのかなどの点が評価対象となります。
総合政策学部で見られるポイント
まず前提として、総合政策学部と環境情報学部に大きな違いはなく、大切にしていることは同じです。現に、どちらの学部に進学しても取れる授業に違いはありません。
それを踏まえ、総合政策学部の評価ポイントは「総合」という概念を理解することから始まります。総合の中には「学問の総合」などの意味の他に、「アクターの総合」という観点も重視されています。
総合政策学部ができる前、日本には公共政策学等の名前で学部学科が存在していました。公共とは公的アプローチによる問題解決のことを指しますが、21世紀の問題解決のアクターは民間や個人にも拡大しています。
だからこそ「総合」政策学部では、それぞれのアクターの強みと弱みを理解し、総合的なアプローチを意識することが重要となります。
環境情報学部で見られるポイント
環境情報学部は「最先端のサイエンス、テクノロジー、デザインを駆使し、柔軟に人文科学・社会科学と融合する」との記述がある通り、より解決策の面を評価する傾向にあるといえます。
また、環境情報学部は「人を取り巻くものは環境、そことやりとりするものは情報」というコンセプトから生まれた学部です。こうした概念を理解し、あなたの志の中で「環境」と「情報」を定義し、互いがどう作用していくのかについて考えてみると良いでしょう。
アドミッションポリシー以外で、近年特に評価されるポイント
「理想」と「現実」のバランス
ここからは、毎年多くの合格者を輩出しているルークス志塾だからこそできる分析をベースに、アドミッションポリシーからは読み取れない「評価ポイント」を紹介していきます。
まず最初は、「理想」と「現実」のバランス感についてです。基本的にこれら2つの要素はトレードオフ的な構造をしています。例えば志望理由書内で「理想的」なことを語るのは、独創性に長けるものになりますが、実行性の面では不十分になりがちです。
そして大学には「高校生なんだから、夢を語った方が良い」と考える教授もいれば、「在学4年間で確実に成果を出す」ことを好む教授もいます。
そして今年のルークス志塾生のSFC合格者を分析するに、「地に足ついた現実的な目標」を掲げる受験生の方が合格していた傾向にあります。入学後の学習計画やプロジェクトなど、短期的な未来を具体的に描けている受験生の方が最終的な結果に結びついています。
来年度も同様の傾向が見られると断言はできませんが、自力で志望理由を考える受験生は、「理想」と「現実」のバランス感を意識してみてください。
評価ポイントのまとめ
評価ポイントが長くなったので、これまでの重要な部分をまとめると
1:適切に問題を発見し、解決策を提案すること
2:実践知を重視した仮説検証をすること
3:なぜ自分に分野横断的着眼が必要か考えること
4:行政、企業、NPOなど多様なアクターを考慮すること(特に総合政策学部)
5:何が「環境」「情報」に当たるのか理解すること(特に環境情報学部)
6:理想論に留まらず地に足ついた目標を考えること(直近の傾向)
これらが重要なポイントとなります。
直近の面接官が評価するポイントは、多くの合格者を出している塾にしかわかりません。
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SFC面接を乗り越えるための練習法
SFC面接対策には3つのポイントがあります
ルークス志塾がSFC面接を乗り越えるべくオススメする対策法は
1:志望理由書に関する知識を広く深く詰め込む
2:在学4年間と卒業後のを具体的にイメージする
3:自分のキャラクターを理解する。
です。それぞれ説明していきます。
1:志望理由書に関する知識を広く深く詰め込む
結論からいえば、志望理由書(1次試験)と面接(2次試験)で必要な知識は違います。
まず1次試験(志望理由書)で必要な知識は、志の分野に関する深い知識です。1次試験は、ある意味でSFCに「一方的に」書類を送る形式です。だからこそ自分なりの論理構成で志望理由を形成すれば良いので、深い知識があれば充分です。
しかし2次試験は、コミュニケーションが「双方的」になるからこそ、多様な切り口からの論理構成(問題分析/解決策)を理解し、咀嚼する必要があります。
SFCは文理融合のキャンパスで多様な教授が在籍するからこそ、自分の分野に関する深い知識と同様に、広い視野と知識が必要です。自分の分析や解決策に固執しない心構えを養い、志に隣接する学問分野まで手を伸ばしてインプットをすると良いでしょう。
2:在学4年間と卒業後のを具体的にイメージする
「アドミッションポリシーからは読み取れない、近年特に評価されるポイント」で記述した通り、近年のSFCは地に足ついた現実的な目標が好まれる傾向にある様です。
どの授業を履修するか等の具体的な学習計画や、在学中に実施したいプロジェクトの詳細などを計画しましょう。「そこまで考える?!」という点まで具体的に考えも損はありません。
ただ実行性を考えるあまり、新規性や独創性を蔑ろにしてはいけません。先行事例・研究を理解し、それと自分の目標をどう位置づけするのかについても考えましょう。
3:自分のキャラクターを理解する
基本的に面接の回答は「自分軸」と「社会軸」の2種類があります。
自分軸とは、自分の経験や価値観、考えをベースに回答するものです。そして社会軸とは、社会事象や科学をベースに論理的に回答するものです。「問題発見・解決」を主軸に志望理由を書くと、どうしても解答が社会軸一辺倒になってしまうこともあるかと思いますが、自分軸の話も重要です。
「なぜその解決策に拘るのか」「なぜその問題・解決策をあなたが取り組むのか」「その原動力は何か」など、あなたの内に秘める想いも評価の対象です。
そして自分軸的な回答をするためには、あなたの過去を振り返って自分のキャラクターについて理解することが重要です。
学校では本質的な対策が難しいケースも?
上記の様に、私大AO最難関とも呼ばれる慶應SFCの面接は特殊で、対策はコツを要します。しかし、高校の先生や合格者の少ない塾では、近年の傾向や評価ポイントを分析が困難で、重要点を抑えた面接対策が難しいことも事実です。
「結局、私はどの分野の知識を付ければ良いの?」「私の学習計画の評価を知りたい」「私の自分軸って何?」など、合格のためにはあなただけのカリキュラムが重要です。
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