【対策のコツ】国際教養学部/公募制推薦入試
【国際教養の全て】上智大学 国際教養学部 に公募制推薦入試で合格するための対策方法!
はじめに
はじめまして!Loohcs 志塾の市川創太郎です。
このページでは、上智大学国際教養学部 (FLA) の公募制推薦入試について、概要から対策まで様々な情報をまとめました。是非最後まで読んでみてください!
上智大学国際教養学部 (FLA) とは?
国際教養学部は1949年に設置された国際部を大元に、英語でのリベラルアーツ教育を徹底してきた伝統ある学部です。
1年次から2年次にかけて基礎的な学力を身につけ、それ以降はより専門性の高いメジャーを選択することになります。国際系の学部の中にあって70年以上の伝統を持つことは圧倒的な教育リソースや教育内容自体の質に大きな影響を与えています。
昨今のグローバル化に伴い、ぜひ目標として欲しい学部です!
また、他の大学と比較すると倍率が低く、出願条件さえ満たしていればチャレンジしてみることをお勧めします!
入試の概要
2021年度入試日程
はじめに、2021年度入試の日程をまとめました。上智大学の公募制推薦入試では、事前に提出された出願書類、個別テスト及び面接を通して総合的に合否が判断されます。
各種手続き内容 | 日程 |
出願手続き | 2020年11月01日~11月09日 |
個別テスト | 2020年11月28日 |
合格発表 | 2020年12月11日 |
入学時期 | 2021年4月 |
出願条件と試験内容
国際教養学部の公募推薦入試では英語資格・検定試験の成績が出願条件として与えられています。ここでは出願条件に加えて、提出書類と試験の内容をまとめました。以下の表を参考に受験への対策をはじめましょう!FLA公募制推薦入試では、合格時に入学することを確約できることが求められています。他の併願大学との日程調整については特に確認しておくべきです!また、他の学部の公募制推薦入試では課題レポートが学部別に課されていますが、国際教養大学では例年、課題レポートは課されていません。
出願条件 | 1: 高等学校卒業等の要件 2: 全体の評定平均値が 4.0 以上 3: 外国語検定試験で所定の成績を収めること 4: 合格した場合学部への入学が確約できること。 |
提出書類 | 1: 志願票 2: 調査書 3: 自己推薦書 (英語) 4: 外国語検定試験の成績証明書 など |
試験内容 | 1: 英語理解力試験 (English aptitude test/essay writing) 2: 面接 |
英語外部検定試験の利用について
上智大学の公募制推薦入試では出願時に英語外部検定試験のスコア提出を求められます。以下の表は各種英語外部検定試験別の出願条件です。国際教養学部では上智大学の多学部の公募推薦入試と比較して一層高い英語力が求められます。また、利用できる試験が限られており、英検は使用できませんのでご注意ください。
英語外部検定試験名 | 出願基準 |
英検 | 利用不可 |
TOEFL iBT | 83 |
IELTS | 6.5 |
TEAP | 340 (各セクション 75 以上) |
TEAP CBT | 615 |
過去の入試倍率
2017年度から過去4年分の入試データをまとめました。他大学の国際教養系学部 (早稲田大学国際教養学部や国際教養大学国際教養学部) と比較するとかなり倍率が低いです。
年度 | 募集人数 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2017年度 | 37名 | 65名 | 37名 | 1.8倍 |
2018年度 | 37名 | 75名 | 43名 | 1.7倍 |
2019年度 | 37名 | 104名 | 42名 | 2.5倍 |
2020年度 | 37名 | 83名 | 42名 | 2.0倍 |
自己推薦書の対策方法
FLA の公募制推薦入試では、外部の英語検定試験の成績や高校時代の成績に加えて、自己推薦書の作成や筆記試験、面接が大きな課題となります。ここからは、自己推薦書の作成から筆記試験及び面接までの対策方法をまとめていきます。
国際教養学部の公募制推薦入試では、出願時に自己推薦書の提出が求められます。英語での記載、そして、「「志望動機」「学力」「学業成績以外の卓越した能力」「課外活動・社会活動の実績」「特技」等を記述し、自己を推薦する内容である」ことが求められます。
また、語数等の指定はありませんが、大学の Web サイトより入手可能なフォームに従っての記載となり、およそ1,000語程度での記入が可能となっています。
Esseay Writing の対策でもお伝えしますが、FLA の公募制推薦入試では英語力の有無が強く問われます。自己推薦書の作成にあたっても不自然な英語の使用や初歩的なミスは絶対になくしましょう。
そして内容面についてですが、自分自身の実績や経験については求められている通り記載した上で、大学での4年間の学びをいかに自らの将来へとつなげていけるかについても展開しましょう。例えば、留学経験があり、今までの学びを上智大学でより一層深めたとき、どんな将来が広がっていますか?大学への入学は決してゴールではありません。大学へ入学した先にどのような「志」があるのか。自らの将来を見通した上で大学での4年間はどのような学びが求められているのか。そしてなぜあなたは上智大学の国際教養学部で学びたいのか。一貫性を持って内容を詰めていきましょう!
下記のページを参考に自らが大学 4 年間を通して追求したい志を見つけていきましょう!
Essay Writingの対策方法
次に、受験生の合否に大きく関わる、筆記試験の対策方法をまとめていきます。
筆記試験では、与えられたテーマについて自らの意見を英語でまとめることが求められます。
こちらも語数等の指定はありません。重要なのは長さではなく文章全体の構成や内容面になります。語数稼ぎの冗長な表現等は使用せず文章自体の質を高めていきましょう。
例えば、Intro はしっかりと文章全体の方向性を示す導入として機能していますか?Body はテーマについて多角的な視野を通して書かれた内容となっていますか?Conclusion は文章全体の内容を簡潔にまとめられているでしょうか?他にも、似たような表現ばかり使っていないか、コロケーションに配慮した言葉選びができているかなど注意すべき点をあげたらキリがありません。幸いテーマ英作文は TOEFL や英検でも導入されていたりと多くのサンプルがあります。何度も練習し、添削や模範解答の読み込みなどを通して徹底的に英作文の質を上げていきましょう!
面接の対策方法
FLA の公募制推薦入試では卓越した英語力が求められます。面接試験ももちろん英語で行われ、質疑応答を通して解答内容はもちろん、十分な英語でのコミュニケーションスキルがあるかどうかも問われます。
日頃から英語で発信する機会を設け英語で話すことに慣れておきましょう。外国人の友人などがいれば積極的に英語での会話をお願いしてみても良いですね!面接では志望理由や高校時代の活動について意外にも一般的な質問などがされることが予想されます。自らの経験などだけでなく意見などもしっかりと発信できるように練習していきましょう!
合格のための対策スケジュール
上智大学国際教養学部 (FLA) の公募制推薦入試合格のための対策スケジュールをまとめておきます。学生さんごとに対策の仕方も変わってはきますが、あくまで一例、参考にしてみてください。
時期 | やるべきこと | 目標 |
1年4月〜3年4月 | 評定平均の底上げ | 4.0 以上 |
1年4月〜3年4月 | 英語力の底上げ | |
2年4月〜3年4月 | 外部試験 (英語) の受験 | TEAP: 340 TEAP CBT: 615 IELTS: 6.5 TOEFL iBT: 83 |
2年4月〜3年11月 | 筆記試験及び面接対策 | |
3年4月〜3年11月 | 自己推薦書等の作成準備/完成 |
上智大学に関連する記事一覧(学部別の対策方法など)
最後に!
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
最後に、我々 ルークス志塾では上智大学国際教養学部の公募制推薦入試合格のための自己推薦書の作成指導や個別テスト対策指導などをご用意しています。ルークス志塾では、上智大学合格者をはじめ多様な知識、経験を持ったシェルパ (講師) が徹底的に志望校合格のためのサポートをさせていただきます。
また、公募制推薦入試の受験に欠かせない英語力も英検1級やTOEFL iBT 100点以上相当の講師陣が徹底的に底上げさせていただきます!自己推薦書の作成や筆記試験、面接の対策は一般的な試験対策とは異なり学生さんお一人では難しいこともたくさんあります。無料相談会や体験授業等もご用意していますので是非一度ご相談ください!
また、別途、TOEFL や IELTS、TEAP 等の試験対策もご用意しています。公募制推薦入試の受験はまだ悩んでいるという方も各種英語試験については持っておいて損はありません。こちらについても是非ご確認ください!