【徹底解説】上智大学外国語学部英語学科に公募制推薦入試で合格するための対策法
はじめに
はじめまして!Loohcs 志塾シェルパの市川創太郎です。
このページでは、上智大学の外国語学部英語学科で実施されている公募制推薦入試について解説していきます。
英語学科の公募制推薦入試で大切なこととは?
今回解説する公募制推薦入試とは、上智大学で実施されている総合型選抜の一種です。
この入試では学部別試験の成績に加えて、特に、質の高い課題レポートの作成や外国語検定試験の成績と高校での評定平均をあげることが欠かせません。入試対策はもちろんのこと、日頃の授業や定期テストについてもしっかりと取り組みましょう!
入試の概要
まずは入試の概要について入試日程や出願条件、選考内容などをまとめました。年度により変更が加わる可能性がありますので、詳しい情報は入試要項が発行され次第、忘れずに確認しましょう。
入試日程
はじめに、例年の入試日程をまとめました。
出願手続き | 11月上旬 |
試験日 | 11月下旬 |
合格発表 | 12月中旬 |
入学時期 | 翌 4 月 |
出願条件と試験内容
次に、募集人員や出願条件、提出書類、試験の内容などの基本情報についてまとめました。以下の表を参考に受験への対策をスタートしていきましょう!
募集人員 | 70 名 |
出願条件 | 1: 高等学校卒業等の要件を満たすこと。 2: 全体の評定平均値 4.0 以上かつ英語の評定平均値 4.3 以上 3: 外国語検定試験において基準点を満たすこと 4: 上智大学を第一志望とし、出願学科への入学を確約できる者。 |
提出書類 | 1: 志願票 2: 調査書 3: 自己推薦書 4: 外国語検定試験の試験結果を証明する書類 5: レポート等特定課題 など |
試験内容 | 1: 英語の諸技術適性検査 (90 分) |
外国語検定試験の利用について
ここでは外国語検定試験の利用についてまとめています。学部の定める出願条件をクリアしていない場合は出願することができませんので必ず受験前に必要な成績を収めておきましょう。
また、以下の表に記載されていない検定試験についても一部使用可能な場合がございます。詳しくは、大学の発行する要項を別途ご参照ください。
実用英語技能検定 (英検) | 準1級 CSE 2.0: 基準なし |
TOEFL iBT | 72 点 |
IELTS | 5.5 |
TEAP | 330 点 (各 70 点) |
TOEIC L&R/S&W | L&R: 785 点 S&W: 310 点 合計: 基準なし |
過去の入試倍率
過去の入試データについて 2018 年度から過去3年分のものをまとめました。例年、2倍以下で推移しています。しっかりと対策をしておけば十分に合格の可能性がありますね!
年度 | 募集人数 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2018 年度 | 60 名 | 154 名 | 99 名 | 1.6 倍 |
2019 年度 | 65 名 | 176 名 | 85 名 | 2.1 倍 |
2020 年度 | 70 名 | 104 名 | 70 名 | 1.5 倍 |
今からはじめる、受験対策スケジュール
ここからは詳しい対策方法について解説していきます。
まずはじめに、公募制推薦入試の受験に向けての対策スケジュールをまとめました。外国語検定の受験などは早めに済ませておくことで学科試験などの対策に時間をたっぷりと割くことができます。今からできることを始めておきましょう!
1年4月〜 | 成績の底上げ |
1年4月〜 | 英語力の底上げ |
2年4月〜3年4月 | 外国語検定の取得 |
3年4月〜3年10月 | 志望理由書の作成 |
3年4月〜 | 学部別試験対策 |
3年8月〜3年10月 | 課題レポートの作成 |
3年11月〜 | 面接対策 |
志望理由書の書き方とは?
上智大学文学部英文学科の公募制推薦入試では志望理由書の提出が必須となっています。ここでは、志望理由書の作成に向けての対策方法をまとめていきます。
はじめに、志望理由書の作成にあたっては以下の点に注意するように心がけてください。
1: 自分の過去から現在、そして未来について考える。
2: 英語を学ぶ意義について考える。
3: 大学での学びを考える。
ここからはそれぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
まずは、志望理由書を書くにあたって、自らの過去から現在、そして未来について考える必要があります。ここで重要なのは、ただ闇雲に自らの人生を見直すのではなく、しっかりと「志」を持つことです。言語学の観点から英語に興味を持ったきっかけや英語を学ぶ理由について考えていきましょう!
次に重要なこととして、英語を学ぶ意義について考える必要があります!自らの知的好奇心の探求だけでなく言語学全体の発展や、関連する学術分野への貢献など、幅広い視野を持って英語の研究へ取り組む姿勢を持つことができると良いでしょう!また、一般的な英語学習とは異なり、言語学として英語学習に取り組むことも忘れないようにしましょう。
3つ目に取り上げるのは、大学での学びについてしっかりと考えておくことです。あなた自身の「志」の実現に向けてどのような大学生活をおくるのか。そして、なぜそれを上智大学で取り組みたいのか。しっかりと考えておきましょう。
そして、これらのことを踏まえつつ、志望理由書の作成に取り掛かります。内容の充実とともに欠かせないのが、文章の構成や表現についても気を配ることです。伝えるべき内容を簡潔にまとめあげ、合格を勝ち取りましょう!
課題レポートの作り方
上智大学の公募制推薦入試では学科ごとに指定されるレポート等特定課題に取り組む必要があります。なお、外国語学部英語学科での課題は次の通りです。
「あなたの高校時代に最も影響を受けた本あるいは先生とは (A4 レポート用紙 2 枚程度)」
他の学部学科と比較しても、広めのテーマが設定されています。ここでは、外国語学部英語学科への入試であることも意識した上で、自らの英語への関心を抱くきっかけとなったものなど、関連した分野への影響を強く与えたものについて書いていきましょう。特に、「なぜ」「どのようにして」など影響を与えた理由等に目を向けると書きやすいです。
学科ごとの個別テスト (英語の諸技術適性検査) への対策方法
また、上智大学の公募制推薦入試では、学科ごとの個別テストも実施されます。英語学科では、英語の諸技術適性検査が実施されます。4技能全てにおいて優秀な成績を収める必要があります。外国語検定への対策などを通して、十分な英語力をつけていきましょう。特定の問題形式ばかりを解くのではなく、いろいろな形の問題を解くことで英語力の根幹から強化していきましょう!
面接の対策方法
最後に面接の対策方法です。上智大学の公募制推薦入試では、例年、15 分ほどの短い面接が実施されます。面接では、志望理由や、高校生活等に関する質問から、英語学科での学びに関連したものまで幅広く問われることが予想されますので、あらかじめ質問を予測したり、自らの考えをまとめたりしな柄準備しておきましょう。Loohcs 志塾では模擬面接などを通して面接の対策をしていくことが可能です!試験直前、面接のみの入塾も可能ですのでぜひご相談ください。
Loohcs 志塾からのご案内
ここまで、読んでいただきありがとうございました。最後に、Loohcs 志塾では上智大学外国語学部英語学科の入試を合格するための対策をご用意しています。
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