2025年度/ 慶應義塾大学総合政策学部/”開発途上国のイマを絵にのせる画家”
2025年度【合格体験記】村上太栞さん

”開発途上国のイマを絵にのせる画家”
慶應義塾大学総合政策学部
高校生活の送り方
どんな高校生活を送っていましたか?
高校時代より、”開発途上国のイマを絵にのせる画家”として発信活動を行ってきました。高2夏にはアフリカ・ルワンダ共和国に「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」高校8期生として留学し、トップアーティストや現地民と絵画制作に励みました。のちに絵画展事業「途上国とつくるアート展」を全国各地で開催。利益を途上国現地に還元する新しい国際協力の枠組みとして、現地NPO法人や各コンテストで高評価をいただきました。また、地元の美術館の運営補助に携わり、「東京大学グローバル・サイエンス・キャンパス」5期生としての学術研究活動に勤しむほか、インキュベーションプログラム「BLAST!SCHOOL」7期での活動で得られたスタートアップの知見をもとに国際協力事業を展開するなど、分野横断的に活動していました。現在は日本ルワンダ学生会議に所属しながら事業の本格化を目指しています。
中学3年次のとき、アフリカの貧困世帯の子供の生活を偶然映像で見て、立場の弱い人々に貢献したいという使命感に駆られました。それがきっかけで、高校1年次から奨学金をはじめとするアフリカ留学への準備を進めたり、地元で政策提言をしたりといった活動をしていました。
高校2年次には、実際にアフリカ現地に留学し、自分の得意としていた芸術と国際協力を紐づけた発信活動を本格化しました。その中では、自分の持つ芸術の幅を広げるため、芸術を起点に学術研究を行ったり、事業に励んだりしました。
その他には、学校祭や探究系ワークショップの運営を頑張っていたり友人と学生団体を立ち上げたりといったような感じで、専門領域に拘らずやりたいことを好きな時にやっていたという印象があります笑。
総合型選抜を受けようと思った理由
総合型選抜を受けようと思った理由はなんですか?
これは完全に第一志望校に合格するチャンスを増やすためでした。私自身、その志望先への思いが当初より強くあったため、総合型選抜に限っては他の大学を受けることはせず、単願で対策を進めました。また、もしも総合型選抜で不合格となっても一般試験で合格できるように並行して過去問を進めていました。そのおかげで、あまり思い詰めることなく、「総合型で受かったらラッキー」くらいのマインドで楽しく総合型の対策に取り組むことができたと感じています。
志望校を選んだ理由
志望校はどのように決めましたか?
志望校には、高校1年次にオープンキャンパスで訪れてみたところ、自分に適したこの上ない環境だと確信し、強く志望するに至りました。かなり難関校であることは重々承知していましたが、ここしかないという気持ちで選択しました。実は、私は高校3年生のときにLoohcsに入ったのですが、そこで初めて本当に生徒の数だけ多様な受験計画があるのだと気づいて。だからこそ、高校1年生くらいの段階からLoohcsに通えていたらもっと将来の選択肢を広げられたのかなあ…!と今になって思ったりもしてます!
Loohcs志塾を選んだ理由
Loohcs志塾を選んだ理由を教えてください。
私は地方在住だったので、オンラインでの指導体制が充実している点でLoohcsに即決しました。また、冬休みや春休みの期間中だけ授業を受けることができる特別講習のプランも選べるので、金銭的にも他の塾に比べて助かるところもありがたかったです。
入塾前は自分の通っていた地元の高校では受けられるサポートに限界を感じていたこともあり、より指導実績の豊富なシェルパから指導を受けることは、私の受験成功にとって大きな助けになりました。
Loohcs志塾で実際に受講していた対策について
Loohcs志塾で実際に受講していた総合型選抜対策はなんですか?
自己分析, 面接
授業では、多様なシェルパの皆様の授業を日替わりで取って対話を重ねていました。そのおかげで、異なる価値観を取り入れながら、志望理由の穴を無くしていくことができました。
Loohcs志塾での対策や総合型選抜入試を通じて成長したこと
対策や総合型選抜入試を通じて成長を感じたことを教えてください。
一番は「自分を客観視する力」が伸びたことです。
Loohcsに通う前は、自分の考えや価値観が絶対的なものだと思い込んでいました。自分が正しいと感じることに対しては意見を押し通そうとしてしまうこともあったと思います。しかし、授業を通じて、少しずつ「本当にそれが正しいか?」「他の視点から見てみると?」と自問自答を続けることが習慣になっていきました。
また、視点を変えて考えると、課題に対して新しいアプローチを見つけられるようになります。自分の行動の幅が大きく広がるということです。だからこそ、Loohcs志塾は受験ありきの指導ではなくて、一生涯使える「良い思考の癖」を身につける場所だと思っています。
大学、社会に出てやろうとしていること、これからの目標
これからの目標を教えてください!
まずは、Loohcsに通って改めて明確化できた自分自身のビジョンを実現できるよう、貪欲に実践を繰り返していきたいです。総合型選抜で大学に合格できたことはゴールではなく、スタートラインだと思っています。勝ち取った権利を存分に活かして、絶やさず行動をしていく所存です!