2021年度/国際基督教大学他/ジェンダーから解放される社会づくり
2021年度【合格体験記】A.Tさん

ジェンダーから解放される社会づくり
国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科/英語外部試験利用型、立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科 、慶應義塾大学総合政策学部
A.T さん
受講校舎: 渋谷校
出身高校: 広尾学園高等学校
入塾時期: 高校2年/12月
合格大学: 国際基督教大学
どんな高校生だった?
高校はどんな学校でしたか?
本科/医進サイエンス/インターナショナルコースの3つに分かれており、学校全体ではICT教育等に力を入れています。
私は高校1年生までインターナショナルコースに所属していたので、そこで実践的な英語力を培うことができました。また、様々なバックグラウンドや価値観を持った学生と交流し、自身の視野を広げる成長の機会になりました。部活動が週3回と制限があるので、比較的文武両道しやすい学校であったと思います。
どんな高校生活を送っていましたか?
高校2年生までは、部長を務めていたこともあり、ダンス部での活動に全力投球していました。
その中で時間を見つけて、勉強や課外活動に取り組んでいました。
学習面では、海外留学や移住も視野に入れていたので、特に英語に力を入れていました。部活も勉強も、課外活動も、遊びも全て楽しむことができたと思います。
課外活動はどんなことをしていたか?
私はジェンダー問題に当初から興味があったので、女性や子どもの人権保護を目的に活動する国際NGOや女性の独立支援を行う会社でのインターンシップ等を行いました。その他にも、多文化共生に関わるボランティアやイベント運営に携わったり、政治系の学生団体等で活動をしていました。
志望校を選んだ理由
ICUを志望校にした理由を教えてください。
当初は、バイリンガル教育、リベラルアーツ教育に力を入れているという点からICUにまず惹かれました。その後、大学の持つ考え等を知れば知るほどICUを大好きになりました。
例えば、平和、多様性を愛し、「個の尊重」という精神が根付いている点等です。また、自然豊かな開けた空間で対話を中心とした授業を実施している点にも惹かれました。
その他にも、自身の研究テーマであるジェンダーやメディアの研究が盛んである点も志望した一つの理由です。
立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科を志望校にした理由を教えてください。
立教のコミュニティ福祉学部も、ジェンダー研究も盛んでした。ジェンダーついて考える中で、これまで「死」というテーマに直面する経験がとても多くありました。そんな中で、立教大学コミュニティ福祉学部の持つ「命の尊厳のために」という理念に大変惹かれたからです。
慶應義塾大学総合政策学部を志望校にした理由を教えてください。
SFCに憧れの方が通っていらっしゃったことがきっかけです。
また、教育をジェンダー課題の解決策の手段の一つとして関心をいだいていたので、教育研究やNPOの活動が活発なSFCを志望しました。
受験対策について
なぜ高2の12月から対策を始めようと思ったのですか?
高校1年生まで所属していた学校のインターナショナルコースでは、一般受験ではなく、推薦入試での大学進学が主流でした。そのため、総合型選抜(AO入試)を受験することはその頃から視野に入れて、活動を始めていました。
高校2年の12月に入塾した理由は、その時期にちょうど部活を引退し、受験対策を本格的に始めたいと考えたからです。
入塾当時からジェンダーについては考えていましたか?
考えていました。でも、ジェンダーが自分の追求していきたいことだと思えたのは、志塾で講師の皆さんとの対話の中でした。具体的には、自分の今までの経験を振り返り興味関心を明らかする自己分析進めて固めていきました。
塾ではどういう対策・授業をしていましたか?
高校2年の間は小論文の授業を中心に受講していました。
その後は、書類対策を中心に、直前期は各大学の集中対策考査を受講していました。
その他、塾長の斎木さんなどの授業を丸一日受けられるプログラムでは、長い時間で社会について塾生たちと考えたり、1日で自身のプロジェクトを立てたりと、とても濃密な時間を過ごすことができました。小論文の授業では、幅広い分野の教養を身に付け、書類対策では、講師との対話を通じて自分自身と向き合いながら、出願書類をアップデートさせていきました。
実際、塾で対策してどうでしたか?
早めから対策できたことによって、同期の塾生とも早くか打ち解け、プロジェクトの立ち上げを一緒にやるなど、切磋琢磨できたと思います。
ただ、夏は出願準備に時間が取られて、あまり小論文対策に力を入れることができなかったので、小論文はもっと早めから計画的に対策を進めておけばよかったと思います。早めから対策することによって、問題を解きながら、様々な社会問題に触れ、自分の関心テーマを見つけるのにも役に立つと思います。
総合型選抜(AO入試)を終えて、成長したなと思うところはありますか?
総合型選抜(AO入試)を終えて、社会の様々な問題に広く目を向けられるようになれたと思います。そして、総合型選抜(AO入試)を通じて得られた一番のことは、自分の至らなさを良い意味で自覚できたことだと思っています。自分と向き合うことから逃げずに、至らなさを自覚できたからこそ、より多くのことを調べる・実際にイベントに参加してみるなどの行動に移せました。そして、今後もその努力を続けていきたいと思っています。
ルークス志塾について
なぜルークス志塾に通おうと思ったのですか?
尊敬する部活の先輩に紹介していただいたからです。また、無料相談会でお会いした際の塾長の斎木さんの熱のこもったお話、講師の皆さんの頼もしい姿に魅了されました。
あなたが思う、ルークス志塾に向いてる人ってどういう人ですか?
一緒に総合型選抜(AO入試)に向けて切磋琢磨できる仲間を求めてる人に向いているのではないかと思います。
ルークス志塾の強みはコミュニティの強さだと思います。塾生同士で協力して学生団体を立ち上げたりと、ライバルというよりも共に戦う仲間という感覚があります。試験の直前の期間も、皆で相談したり、励まし合い、乗り越えることができると思います。
これからについて
大学に入ってやりたいこととか、将来の目標を教えてください!
現段階での将来の目標は、性の固定概念から解放され、1人1人が個性を活かして参画できる社会を創ることです。ジェンダーの分野ではすでに活動されている先輩方が数多くいらっしゃいます。その方々と肩を並べられるよう尽力し、社会を変える一助になりたいと思います。