【合格者が解説】中央大学法学部における国語の対策法を解説します!
中央大学法学部の国語の問題で問われる力とは?
中央大学法学部を目指すみなさん、こんにちは。Loohcs志塾ウェブチームの伊東です。
中央大学に向けた本格的な対策を始める今、
中央大学法学部の国語の対策には何をすればよいか?
どのくらいの実力が合格には必要なのか?
という悩みはありませんか。
いくら勉強を進めても、知りたいこと、不安なことはたくさんあると思います。
そこで!
この記事では実際に合格した私が、おすすめの勉強法をもとに中央大学法学部、国語の入試対策を解説します。いまのあなたに必要な勉強が見つかるはずです。
中央大学法学部の国語問題の概要
受験方法
中央大学法学部に挑戦する方法は沢山あります。
入試方法と募集人数を以下の一覧にまとめました。
統一入試 | 一般入試 | 共通テスト | ||||||
4教科型 | 3教科型 | 4教科型 | 3教科型 | 併用型 | 単独前期5教科 | 単独前期3教科 | 単独後期 | |
法律学部 | 20 | 36 | 60 | 269 | 52 | 115 | 24 | 6 |
国際企業法学部 | 5 | 10 | 5 | 60 | 13 | 19 | 6 | 3 |
政治学部 | 5 | 20 | 20 | 128 | 26 | 52 | 12 | 6 |
統一入試は、全学部統一の入試です。一回の試験で、複数の学部、学科を受験することができます。
また、当日、全部で4教科受験して、4教科型、3教科のどちらにも出願することも可能です。
☆ちなみに☆
4教科型とは…
英語、国語、数学、社会(世界史、日本史、政治経済のうち1科目)での受験。
3教科型とは…
英語、国語、数学または社会の3教科での受験
一般入試は、法学部の個別試験のことを指します。今回の記事では、この一般入試の問題について後で分析して行きます。
共通テスト併用型は、大学入学共通テスト(英・国・他1科目)の得点と個別入試の得点を合計して評価されます。
共通テスト単独方式は、大学入学共通テスト(英・国・他1教科または3教科)で評価されます。後期入試は5教科型だけです.
それぞれの入試方法はどれか一つを選んぶことも、複数を組み合わせることもできます(もちろん全部でもOK)。複数で受験する場合は受験料の割引もあります♪
中央大学法学部、一般入試の問題形式
問題は大問3題から構成されています。
文章 | 設問形式 | 時間配分 | |
大問1 | 現代文(評論文) | 記述、選択 | 20分 |
大問2 | 現代文(評論文) | 選択 | 15分 |
大問3 | 古文 | 選択 | 15分 |
文章自体は、他の私立大学と比べて標準的な長さです。ただ、全体の試験時間が60分と短いので、速読の練習は必要です。
古典は、毎年古文が出題されます。漢文の出題は法学部はありません。(ちなみに、中央大学では文学部のみ漢文が出題されます。)
中央大学法学部の古文の問題は、決して難問ではありませんが、基礎的な単語力、文法力がついていなければ解けない良問です。
学校では教えてくれない合格点の考え方
中央大学法学部の国語の問題は7割以上が目標点といえます。
なぜなら、中央大学法学部の合格点は6割~6割5分だからです。
記述式の問題もあるので、自己採点で正確に点数を出すのは難しいと思いますが、記述式を除いて全体の7割がとれるようになれば、国語で点を稼げるといってよいでしょう。
中央大学法学部の受験生の中には早慶を第一志望にする学生も多くいて、全体のレベルが高いです。また、倍率は10倍以上です。
古文などの単語の意味が分かっていれば解ける簡単な問題では点を落とさないように勉強しましょう。
中央大学法学部の国語の分野別分析と解き方のポイント
現代文
中央大学法学部の現代文は、基本的に論説文・評論文が出題されます。
大問1、大問2が現代文の大問で、環境問題や近代哲学などについての硬い内容の文章と身近な文化などについての取っ付きやすい内容の文章が1問ずつ出されることが多いです。
文章の内容は、政治、経済関連だけでなく、哲学、文化など幅広い傾向です。そういった文章を読みなれておくこと、よく使われる語彙をある程度理解しておくことが必要です。
大問1では、抜き出し問題だけでなく、説明問題で30字~60字程度の記述式問題が出題されます。
大問2は全て選択肢も問題です。
☆合格者が教える解き方のポイント☆
記述問題は、換言説明や指示語、理由説明などの定番のパターンですが、記述問題の採点は学校や予備校の先生などの第3者にしてもらうのが有効だと思います。
問題をこなして、入試問題の文章に慣れることで速読力をアップしましょう!
漢字の書き取り問題も配点は低いですが、必ず出題されます。高校までの常用漢字の範囲を確認しておき、絶対に間違えないようにしましょう!
古文
中央大学法学部の古文の問題は、市販の問題集によくみられるような標準的な問題です。それだけに、間違えると他の受験生と差がついてしまいます。
単語帳や文法書を使って、基本的な知識をしっかり身に着けてください。
☆合格者が教える解き方のポイント☆
古文は、内容を文脈から推測して読むと誤読をして大きく失点してしまう可能性があります。助動詞など文法的な手がかりをもとに読み進めるようにしましょう。
中央大学法学部の国語対策におすすめの勉強法
現代文編
中央大学法学部の現代文の問題の練習のポイントは、文章の硬さや社会的、人文学的な内容に慣れることです。中央大学や他大学の文系学部の過去問を利用して練習を重ねてください。
また、入試問題を読む上での、最低限の語彙をつけるために「現代文キーワード誤解」(Z会出版)などを利用するのもおすすめです。
普段の日常会話ではなかなか使わないカタカナ語が入試問題では沢山でてきます…カタカナ語を知っていると、文章をスムーズに読み進められます。対策は必須です!
新聞などを読むことも語彙力アップにつながします。
☆合格者のおすすめ参考書一覧と使い方☆
中央大学対策には
「徹底攻略!GMARCHの国語」(駿台出版)
「記述編 現代文のトレーニング」(Z-会)がよいでしょう。
時間を計って解くこと、間違え直しをしっかりすることが大切です!
・
古文編
中央大学法学部、古文対策にではまず、単語と文法を完璧に覚えること、その後受験期が近づいたら文章問題を練習することがセオリーです。
問題集には、入試精選問題集を用いたり、中央大学やの他の私立大学の過去問を解くのがよいでしょう。
☆合格者のおすすめ参考書一覧と使い方☆
「読んで見て覚える重要古文団子315」(桐谷書店)
「新・要請文語文法」(日栄社)←文法書は高校で使用しているものでよいと思います。
「古文入試精選問題集」(河合塾)
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おわりに
中央大学法学部の国語の問題は、模試の問題にも出題されるような一般的な形式のものが多いです。
国語という教科は、一朝一夕で実力がつくものではありませんが、早くから学習を始めればきっと合格が見えてくるでしょう!