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早稲田大学

早稲田大学の総合型・学校推薦型選抜
〜入試の特徴と対策のコツ・各学部の出願条件〜

早稲田大学

Waseda University

※大学によりスケジュールや入試内容が年度によって変更になる場合がありますので、必ず公式サイトも確認しましょう。

目次(ページ内リンク)

早稲田大学の総合型・学校推薦型選抜の特徴

選抜の全体感

早稲田文系学部では多くの学部で一般入試以外の入試を採用しています。
また総合型選抜(AO入試)に関しては、一般入試よりは少ないものの十分な量の合格枠が設けられていることから、一般入試よりも低い倍率で合格出来る入試が多いです。

特に政治経済学部や国際教養学部、文化構想学部は英語力も重視しています。
海外経験や、国際系の高校へ通っている経験が強く活きる入試にもなっているので、これらの受験生は同学部を受験することをオススメします。

試験スケジュール

ほとんどの学部で9月ごろに出願が始まり、11月頃に合格発表があります。

総合型選抜入試・学校推薦型選抜入試の難易度と大学のレベル

早稲田大学の偏差値は62.5〜70.0で、私立大の中ではトップレベルです。

国内私立大学として、平均偏差値3位、就職先評価指数5位、世界評価指数13位と、ルークスの大学ランク評価(進学する価値がどの程度あるか?)はS1で、私立大総合2位・国公立含め10位となっています。

早稲田大学の倍率は一般入試で約6倍、共通テスト利用で約3.3倍となっています。総合型選抜では1.0倍~33.0倍と、出願する学部によって大幅に異なっています。

早稲田大学に合格するための対策のコツ

理念やアドミッション・ポリシーから分かること

早稲田大学の建学の精神は、「学問の独立を全うし、学問の活用を効し、模範国民を造就するを以て建学の本旨と為す」です。
この建学の精神に基づき、
「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」という三大教旨を建学の理念としています。

アドミッション・ポリシーでは、下記の事項を求められています。

  • 早稲田大学の教養教育および専門教育の基礎となる水準の知識・技能
  • 早稲田大学での学修に必要となる論理的思考力・判断力・表現力
  • これらを身につけるための主体性・協働性

また、建学の精神にのっとって、下記の事項も必要とされています。

  • 進取の精神に富んだ旺盛な知的好奇心とそれから導かれる独創性
  • 自主独立の精神と他者への共感を育む豊かな感性
  • 社会に貢献する強い意志を支える高い勉学意欲

建学の精神にのっとったアドミッション・ポリシーが明記されているため、それらに賛同しながら積極的に学ぶ姿勢が重要です。

早稲田大学の入試対策は複数出願できるか?

早稲田大学の総合型選抜入試では、他大学・早稲田大学の他の入試制度との併願が可能です。

しかし、地域探究・貢献入試では複数の学部・学科の併願は不可とされているため、地域探究・貢献入試を志している方は、行きたい学部や学科を明確にし臨む必要があります。

オススメの受験方法と入試の種類

早稲田大学自由選抜の突破のカギは志望理由書、活動報告書などの書類対策にあると考えていいでしょう。
そのため、志望理由書や活動報告書のような提出書類をより高いレベルに仕上げることが重要となります。

また、学部によっては国際経験や英語力もかなり重視されています。
総合型選抜の対策をすすめると同時に、英語の資格取得などの準備もすすめていきましょう。

更に「地域探究・貢献入試」では、最終選考として共通テストが課されます。
総合型選抜だからと気を抜かず、共通テスト対策もしっかり行いましょう。

アスリート向けの入試は多数の種類があります。選手だけではなく、マネージメント活動をしてきた人にも応募のチャンスがあるのは特筆すべき点です。
自分がどの入試に出願することができるのか、しっかり検討しつつ準備をすすめましょう。

総合型選抜の種類

早稲田大学では、すべての学部で総合型選抜が実施されているわけではありません。
自身の志望している学部・学科に、総合型選抜が設けられているかを確認しましょう。

地域探究・貢献入試(法学部、教育学部(※)、文化構想学部、文学部、人間科学部、スポーツ科学部

※教育学部は、生涯教育学専修、教育心理学専修、初等教育学専攻、国語国文学科、地理歴史専修、地球科学専修が対象

地域が抱える課題の解決や地域の発展に向けて、グローバルな視野を持ちつつ、自ら主体的に学び(「地域探究」)、社会的・文化的・学術的に貢献(「地域貢献」)する意欲のある学生を求める入学試験。

全国自己推薦入試(社会科学部)

勉学に励みつつも、それ以外の何かにも取り組んできた人、いわゆる受験勉強に力点をおいてきた人とは一風異なった「+αの個性」を持つ人を対象とする入試制度。「個性」と「地域性」を重視し、全国から幅広い人材を歓迎している。

早稲田建築AO入試/創成入試(創造理工学部)

創造性豊かで指導力に富み、率先してチームをまとめ上げるコミュニケーション能力に優れた活発な学生を求める入試制度。

特別選抜入試(先進理工学部)

先進理工学部の化学・生命化学科、応用化学科、生命医科学科、電気・情報生命工学科において、理工系科目の極めて優れた能力を有する学生を求める入試制度。

FACT選抜入試(人間科学部)

幅広い基礎学力と、理科・国語の2教科についての特に優れた基礎学力を持ち、加えて、データを客観的に読み解き要約する力、そこから得られた洞察を科学的知見と結び付けて分析する力、それらを批判的かつ論理的にまとめ、わかりやすく提示する力を高い次元で併せ持つ学生を求める入試制度。

総合型選抜Ⅰ群/トップアスリート入試(スポーツ科学部)

スポーツ科学部において、出願時点でオリンピックや世界選手権への出場経験、あるいはオリンピックや世界選手権出場につながる国際的レベルの競技大会への出場経験、もしくはそれに相当するレベルの競技能力を有する学生を求める入試制度。

総合型選抜Ⅱ群/アスリート選抜入試(スポーツ科学部)

スポーツ科学部において、高いスポーツ技能によってスポーツ界のリーダーとなり得る資質を有する学生を求める入試制度。公募制ではなく、早稲田大学体育各部と連携しながら、書類および面接による選考が行われる。

総合型選抜Ⅲ群/スポーツ自己推薦入試(スポーツ科学部)

スポーツ科学部において、一定の高い競技能力を有し、スポーツに対する旺盛な熱意を持つと同時に、その体験を通じてスポーツを科学的に探究する能力を培ってきた学生を求める入試制度。

スポーツサポート歴入試(スポーツ科学部)

スポーツ科学部において、運動部活動やスポーツチームなどにおける課題発見や解決に向けた「ささえる」活動経験および高い学力を有し、スポーツを科学的に探究できる学生を求める入試制度。

 

学部別の出願条件と対策

※ページ上部の目次から学部別に辿ることで、目的の学部に関する情報に、ページ内リンクで直接辿ることができます。

法学部

学部・学科 出願条件 提出書類 一次選考 二次選考 選考内容 合格発表

法学部

地域探究・貢献入試

  • 評定平均の規定なし
  • 課題レポート
9月上旬 10月下旬
  • 総合試験(筆記)
  • 共通テスト(最終選考として、二次選考通過者のみ実施)
2月上旬

教育学部

学部・学科 出願条件 提出書類 一次選考 二次選考 選考内容 合格発表

教育学部

地域探究・貢献入試

生涯教育学専修、教育心理学専修、初等教育学専攻、国語国文学科、地理歴史専修、地球科学専修

  • 評定平均の規定なし
  • 課題レポート
9月上旬 10月下旬
  • 総合試験(筆記)
  • 共通テスト(最終選考として、二次選考通過者のみ実施)
2月上旬

文化構想学部

学部・学科 出願条件 提出書類 一次選考 二次選考 選考内容 合格発表

文化構想学部

地域探究・貢献入試

  • 評定平均の規定なし
  • 課題レポート
9月上旬 10月下旬
  • 総合試験(筆記)
  • 共通テスト(最終選考として、二次選考通過者のみ実施)
2月上旬

文学部

学部・学科 出願条件 提出書類 一次選考 二次選考 選考内容 合格発表

文学部

地域探究・貢献入試

  • 評定平均の規定なし
  • 課題レポート
9月上旬 10月下旬
  • 総合試験(筆記)
  • 共通テスト(最終選考として、二次選考通過者のみ実施)
2月上旬

人間科学部

学部・学科 出願条件 提出書類 一次選考 二次選考 選考内容 合格発表

人間科学部

地域探究・貢献入試

  • 評定平均の規定なし
  • 課題レポート
9月上旬 10月下旬
  • 総合試験(筆記)
  • 共通テスト(最終選考として、二次選考通過者のみ実施)
2月上旬

人間科学部

 

FACT選抜入試

 

出願資格A

  • 「全体の評定平均値」が3.9以上
  • 「理科」および「国語」で履修したすべての科目を合わせた評定平均値が4.1以上
  • 指定の科目を履修していること(※1)
  • 英語資格かスコアを提出できること(※2)
・志望理由書
・事前課題
9月上旬 10月中旬 ・論述試験
・面接試験
11月上旬

人間科学部

FACT選抜入試

出願資格B(帰国生向け)

  • 日本国外所在の中等教育機関において、最終学年を含め、2学年以上を継続して在籍した者、または在籍予定の者(※3)
  • 指定された英語資格の要件を満たす者。(※4)
  • 物理・化学・生物・地学等の理科に関する科目の成績が著しく優秀であったことが示される者
・志望理由書
・事前課題
9月上旬 10月中旬 ・論述試験
・面接試験
11月上旬

※1: 「理科」の「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」から3科目以上履修している(ただし、「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目以上の履修を必須とする)。「国語」の3科目以上を履修している。

※2:次の(a)(b)いずれかの要件を満たす者。
(a) 早稲田大学の指定する外国語資格・検定試験のいずれか1つのスコア、結果を提出できる者。
(b) 国際バカロレア資格を取得見込者で、出願時にIB Predicted Scoreを提出できる者。

※3:更に、次の(a)(b)いずれかの要件を満たす者。
(a)出願時に日本の教育制度以外の課程にて教育を実施する日本国外所在の中等教育機関に在籍し、2025年3 月 31 日までに卒業(修了)見込みの者。
(b)日本の教育制度以外の課程にて教育を実施する日本国外所在の中等教育機関を卒業(修了)し、かつ出願時に卒業(修了)後 2 年以内の者。

※4:次の(a) (b) (c)いずれかの要件を満たす者。
(a)TOEFL-iBTのスコアが72以上の者。
(b)TOEIC L&R / TOEIC S&Wのスコアが1560点以上(ただし、TOEIC S&Wのスコアを2.5倍にしてL&Rのスコアと合算)の者。
(c)国際バカロレア資格を取得見込みの者。

社会科学部

学部・学科 出願条件 提出書類 一次選考 二次選考 選考内容 合格発表

社会科学部

全国自己推薦入試

  • 全体の評定平均値が 4.0 以上の者
  • いずれかの英語外部試験において、基準点を満たしたスコアを提出できること(※1)
  • 高等学校在籍期間中に、めざましい活躍をしたこと(※2)
  • 志望理由書
  • 活動記録報告書
9月下旬 11月中旬
  • 小論文
  • 面接
12月中旬

※1:実用英語技能検定(CSEスコア):1,950以上、GTEC CBT:930以上、IELTS:4.0以上、TEAP:225以上、TOEFL iBT:42以上、TOEIC L&R / TOEIC S &W:1,150以上

※2:次の1つ以上に該当する者。

  • 学芸系またはスポーツ系クラブなどに所属し、都道府県以上の大会・コンクール・展覧会などにおいて優秀な成績を収めた者。
  • 生徒会活動において、めざましい活躍をした者。
  • 資格(語学検定や財務・会計資格など)を有する者。
  • その他、学校外での諸活動(クラブ活動、ボランティア活動など)において、めざましい活躍をした者。

スポーツ科学部

学部・学科 出願条件 提出書類 一次選考 二次選考 選考内容 合格発表

スポーツ科学部

地域探究・貢献入試

  • 評定平均の規定なし
  • 課題レポート
9月上旬 10月下旬
  • 総合試験(筆記)
  • 共通テスト(最終選考として、二次選考通過者のみ実施)
2月上旬

スポーツ科学部

総合型選抜Ⅰ群(トップアスリート入学試験)

  • 「事前セミナー」および「個別面談」の参加必須
  • 事前セミナー申込用紙
  • 第1回事前セミナー:4月中旬
  • 第2回事前セミナー:6月中旬
  • 第1回個別面談:6月上旬
  • 第2回個別面談:7月上旬
  • 個別面談
本出願:9月上旬

スポーツ科学部

総合型選抜Ⅱ群(アスリート選抜入学試験)

  • 公募制ではないため非公表

スポーツ科学部

総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)

  • あらゆるスポーツ種目で、全国大会出場等の優秀な競技成績を有する者
  • スポーツ競技歴調査書
9月中旬 11月上旬
  • 小論文
  • 面接
11月上旬

スポーツ科学部

スポーツサポート歴入試

  • スポーツチーム(運動部活動を含む)の競技活動を一定期間定期的にサポートした経験を有する者
  • スポーツサポート歴調査書
  • レポート課題
9月上旬 11月上旬
  • 口述試験
  • 共通テスト(最終選考として二次選考通過者のみに実施)
2月中旬

 

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この記事を書いた人

受験生の皆さんを応援するために、総合型選抜対策をはじめとした最新の受験情報、効果的な勉強法、モチベーションを高めるコツなどを提供する専門チームです。14年間で2000人以上の難関大学合格者を輩出してきたLoohcs志塾の講師陣や総合型選抜合格者で構成されており、長年の教育現場での経験から信頼性の高い情報を厳選してお届けします。

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