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【解説】早稲田大学国際教養学部 総合型選抜(AO入試)の対策方法

【徹底解説】早稲田大学 国際教養学部 総合型選抜(AO入試)合格のための対策方法をどこよりも詳しく解説!

授業を受ける生徒
目次(ページ内リンク)

はじめに

はじめまして!ルークス志塾シェルパの市川創太郎です。このページでは、早稲田大学国際教養学部 (SILS) の総合型選抜(AO入試)について入試の概要から対策の方法まで様々な情報をまとめました。SILS にチャレンジしてみたいと考えている学生さんは是非最後まで読んで入試対策の参考にしてみてください!

早稲田大学国際教養学部 (SILS) とは?

SILS (School of International Liberal Arts) は早稲田大学に2004年から設置された比較的新しい学部となっています。SILS 最大の特徴は、日本にいながら英語での学位取得を目指すことにあります。また、日本では珍しいリベラルアーツをいち早く取り入れた学部であることも有名です。早稲田大学国際教養学部ではグローバル化の中で世界が直面する多様な課題に対して多角的な視野と見識を持って取り組むことのできる人材の養成を目指しています。また、早稲田大学には SILS と同様に英語での学位取得を目指すプログラムがいくつか設定されています (政治経済学部 EDESSA や文化構想学部 JCulP 等)。SILS では特定の研究分野を持つこれらのプログラムと比較しより幅広い知識を得られることが特徴的な点でもあります。将来、国の内外を問わず活躍したいと考えている学生さんはぜひチャレンジしてみてください。

入試の概要

2021年度入試日程

はじめに、2021年度入試の日程をまとめました。2021年度入試においては2次面接試験の実施はなく、志望理由や英語外部検定試験のスコア等の提出書類に加え、全志願者対象の筆記試験の結果から合否が判定されます。また、筆記審査については早稲田大学早稲田キャンパスにて行われます。

各種手続き内容 日程
出願手続き 2020年9月15日~9月18日
筆記審査 2020年10月25日
合格発表 2020年11月23日 10:00
入学時期 2021年4月
出願条件と試験内容

国際教養学部の AO 入試では特別な出願条件は設定されていません。ここでは書類選考時の提出書類と試験の内容をまとめました。以下の表を参考に受験への対策をはじめましょう!

出願条件 1: 高等学校卒業等の要件
提出書類 1: Application Form
2: Essay など (Application Form 内に記入します)
3: 調査書
4: 英語外部検定試験のスコアを証明する書類        など
試験内容 1: 筆記試験 (Critical Writing)
外部試験の利用について

早稲田大学国際教養学部の総合型選抜(AO入試)では出願時に英語外部検定試験のスコア提出を求められます。それぞれ点数にかかわらず出願は可能ですが、過去の合格者の実績から見て、英検は少なくとも準1級TOEFL iBT 100点以上、IELTS に関しても7.0点以上を目安に取得しておくことが合格への道となります。

過去の入試倍率

2018年度から過去3年分の入試データ (総合型選抜(AO入試)/4月入学/国内選考) をまとめました。多少の変動は見られますが、概ね4倍程度で推移しており、同じく英語での学位取得を目指す政治経済学部 EDESSA や文化構想学部 JCulP 等と比較しても大差のない倍率となっています。

年度 募集人数 筆記試験受験者数 合格者数 実質倍率
2018年度 100名 440名 150名 3.6倍
2019年度 100名 605名 153名 4.0倍
2020年度 100名 620名 154名 4.0倍

志望理由の主な対策方法とは?

志望理由書対策のための集団授業

SILS の総合型選抜(AO入試)では、学校での成績や外部の英語検定試験に加えて、志望理由や中学校卒業以降の経験や異文化体験のまとめ筆記試験 (Critical Writing) が大きな課題となります。ここからは、志望理由書の作成と筆記試験の対策方法をまとめていきます。

例年とは異なり SILS の2021年度総合型選抜(AO入試)で求められる志望理由は日本語800文字以内の記入が求められます。内容は以下の指示文に従って記入しなくてはなりません。

「今までのご自身の経験と将来の夢をつなぐ場として SILS を選んだ理由」

ここでは、なぜ SILS を志望するのかを軸に現在までの経験と将来の展望をまとめることが求められています。

また、「中学卒業以降の異文化体験」及び「中学卒業以降に一番力を入れて取り組んだこと」についてもそれぞれ日本語300文字以内での記入が求められています。

これらの、志望理由等の作成にあたって特に重要なのが (1)  SILS という学部自体に対して十分な知識を備えておくこと、そして (2) 大学での学びや自らの将来の展望に対して一貫性のある経験を早いうちから蓄えておくこととなります。特にあなた自身の経験を蓄積するために、後述の受験対策スケジュールにも記載しますが、高校1,2年生の段階から積極的に取り組んでいく必要があるでしょう。早めの段階から取り組むことは間違いなくあなたの合格の可能性を引き上げてくれます!

学生さん一人ひとりの興味関心や志によってとるべき対策方法、積むべき経験等は変わってきます。ボランティアなどを通して実践的な経験を身につけるべきなのか?海外の学生との交流を通じて多角的な視野を身につけるべきなのか?単に経験といっても様々な形が考えられます。まずは、「あなた自身が将来どんな人間になりたいのか?」、「そのためにはどのような学びが大学4年間を通して求められているのか?」、そして「SILS はあなたの求める学びに対して最も適した環境であるのか?」これらをじっくり考えてみると良いでしょう!

筆記試験 (Critical Writing) の主な対策方法とは?

次に、4月入学生対象の筆記試験、Critical Writing の対策方法をまとめていきます。

SILS の総合型選抜(AO入試)では受験する全学生を対象に筆記試験が実施されます。他の総合型選抜(AO入試)とは異なり書類のみでの1次審査等は行われないので注意してください。

主な内容としては3種類の英文を読みそれぞれ選択式の問題記述式の問題両方が課されます。2020年度は2018年度及び2019年度の入試と比較して記述形式の問題においてより長めの文章を答える必要性が出てきました。加えて、2021年度入試では志望理由書の英語での記載が課されていないため、2020年度入試に匹敵する、もしくはそれ以上の分量での回答が求められるのではないかと予想されます。

また問題自体の内容も文章全体をまとめあげるものから、学生さん自身の意見をまとめ、それに対応する根拠を提示することが求められるように変わりました。これまで以上に幅広い観点から物事を捉え英語で表現することが求められています。

長めの文章を読むことに慣れ文章全体の概要をつかめるようになることが SILS 合格のための対策の第一歩となります。そして、読んだ文章に対し自らの意見をまとめる練習をしていきましょう。ここでは、自らの意見を簡潔にまとめしっかりとした根拠を提示しなくてはなりません。SILS の過去問の利用はもちろんですが、他にも国際教養大学一般入試等の過去問も活用して自らの英語表現を磨いていきましょう!

合格のための対策スケジュール

早稲田大学国際教養学部 (SILS) の総合型選抜(AO入試)合格のための対策スケジュールをまとめておきます。学生さんごとに対策の仕方も変わってはきますが、あくまで一例、参考にしてみてください。特に外部試験については早めに基準をクリアしておくことで志望理由書や Critical Writing の対策に集中できます!

時期 やるべきこと 目標
1年4月〜 評定平均の底上げ 最低でも 4.0 以上
1年4月〜3年4月 社会問題の発見/考察
1年4月〜3年4月 英語力の底上げ
1年9月〜2年9月 外部試験 (英語) の受験 英検: (準)1級
TOEFL iBT: 100
IELTS: 7.0
2年8月〜3年10月 筆記試験の対策
3年7月〜3年9月 志望理由等の作成準備/完成

早稲田大学に関連する記事一覧(学部別の対策方法など)

最後に!

ここまで、読んでいただきありがとうございました。最後に、我々 ルークス志塾では早稲田大学国際教養学部 (SILS) の総合型選抜(AO入試)合格のための志望理由の作成指導筆記試験対策指導及基礎的英語力向上のための指導などをご用意しています。英検1級合格者やTOEFL-iBT 100点以上等を持つシェルパ (講師)基礎的な英語力の向上から入試直前期の対策に至るまで徹底的にサポートさせていただきます。志望理由の作成や難化傾向にある筆記試験に対応できるまでの英語力を身につけるとなると学生さんお一人では難しいこともたくさんあります。無料相談会や体験授業等もご用意していますので是非一度ご相談ください!

また、別途、TOEFL や IELTS 等の試験対策もご用意しています。SILS の総合型選抜(AO入試) の受験はまだ悩んでいるという方も各種英語試験については持っておいて損はありません。こちらについても是非ご確認ください!