【対策のコツ】文学部史学科/自己推薦入試
【受験生必見】青山学院大学文学部史学科 自己推薦対策で圧倒的に差をつける秘訣を伝授します!
はじめに
初めまして!ルークス志塾シェルパの久保領雄音です。
今回の記事では、青山学院大学文学部史学科自己推薦入試について、入試の概要から対策の方法までをまとめました。最後まで読んでくれたあなたが圧倒的に合格に近くための対策についての秘訣をお伝えしています。史学科の自己推薦入試にチャレンジしたいと考えている方は是非参考にしてみてください!
史学科とは
青山学院大学文学部史学科では、歴史について広い分野に対応できる教育環境が提供されています。
史学科の特徴は日本史、西洋史、東洋史、考古学の4つのコースが設けられていることです。日本史コースでは古代から現代社会論について、西洋史コースでは欧米各国の歴史について、東洋史コースでは中国史とイスラム史について、考古学コースでは日本の歴史時代について、それぞれ守備広く学ぶことができます。どのコースも日本だけでなく東洋や外国全般の考古学の専門家が揃っています。このような教授陣の多彩な顔ぶれは、他の私立大学の史学科にはない魅力の一つです。
また、はじめに史学全般についてを学び、段階的に様々な視野から歴史を見渡してから深く専門知識を究めることができるカリキュラム構成になっています。そのため将来についてまだぼんやりしている人でも、4年間をかけてじっくり考えることができます。
参考文献:青山学院大学、「青山学院大学文学部史学科」
入試の概要
出願手続き、試験日、合格発表を順番にまとめた入試の流れになります。
まずは出願資格を得ることが最優先です。1次試験は書類選考による書類審査です。志望動機・理由書、自己推薦入学者選抜課題は時間をかけて丁寧に取り組みましょう。対策方法については下記に詳しく解説していますので是非参考にしてみてください。
2次試験は小論での筆記試験と面接です。願手続きを計画的に行うためにも、しっかりと逆算して準備に取り掛かりましょう。
2021年度入試日程
各種手続き内容 | 日程 |
1次試験出願手続き | 2020年09月24日~10月08日 |
1次試験合格発表 | 2020年11月13日 |
2次試験出願手続き | 2020年11月13日~11月16日 |
2次試験 | 2020年11月23日 |
合格発表 | 2020年12月07日 |
入学時期 | 2021年4月 |
(出典:青山学院大学、「2021年度自己推薦入学者選抜要項」)
出願資格について
史学科の自己推薦入試を受けるために、まずは以下の出願資格が必要となります。一般的に自己推薦入試(総合型選抜(AO入試))は出願基準が高いため、高校の定期試験は手を抜かずにしっかり取り組みましょう。
- 本学科を第一志望として本学科へ進学を希望する者
- 以下の1または2のいずれかに該当する者
- 高等学校における「全体の学習成績の状況」が4.0以上である者
- 高等学校における「全体の学習成績の状況」が3.8以上、かつ「世界史B」もしくは「日本史B」の「学習成績の状況」が4.5以上である
過去の倍率
過去2年間の倍率をまとめました。志願者数に大きな増減はありませんでした。倍率はおよそ3倍強であることから、総合型選抜(AO入試)にしては史学科は倍率がそこまで高くない印象です。
しかし、定員が15人に対して合格者数がそれを下回っているため、しっかりと試験対策をして試験に挑むことが必要でしょう。
募集人数 | 志望者数 | 合格者数 | 倍率 | |
2019年度 | 約15名 | 41名 | 11名 | 3.7倍 |
2020年度 | 約15名 | 39名 | 11名 | 3.5倍 |
(出典:青山学院大学、「2021年度自己推薦入学者選抜要項」)
志望動機・理由書を書く秘訣
文学部史学科へ出願するために必要な入学願書では、1200字程度で志望動機・理由書を提出する必要があります。自己推薦入試は、あなたという人間を総合的に評価して合否を決める入試方式です。
だからこそ、この志望動機・理由書であなたが入学する目的を明確にしっかりと表現することができれば圧倒的に合格に近くでしょう。志望動機・理由書を書くときに大切なことは、「過去」「現在」「未来」と、一つの時間軸上であなたにしか書けないあなたの物語を伝えることです。
また、「なぜ他の史学部ではなく青山学院大学文学部の史学科に入学したいのか。」、「どうしてもここでなきゃダメなんだ」というあなたの熱意を文章にする必要があります。志望理由書でどのような文章を構成していけば良いのかは、こちらの記事で詳しく解説しております。是非参考にしてみてください。
自己推薦入学者選抜課題対策について
史学科の自己推薦入試には、以下のような自己推薦入学者選抜課題があります。
2020年度版:「今年、全世界・日本国内で起こったことを後世に記録として残すとしたら、あなた はどのような内容の情報を、どのような媒体・形式で収集し、保存しますか。既存 の史資料の例を引きながら説明しなさい」
この問題では、あなたが史資料から情報を読み取り理想ではなく、歴史(過去)を参考に論理的に考えを説明することが求められます。分量は約2000字と、かなりボリュームがあるため、計画的に作業を進めていくことをお勧めします。
さらに問題文には、「 なお、文献を参照した場合は、著者、文献名、出版社および刊行年を明記すること。 参考文献リストは、指定の文字数に含めることとします。」と表記されています。
ここには、あなたの空論で考えをまとめるのではなく、文献から証拠を紐付けすることが大切であるという意味が込められています。ですので、引用の仕方をしっかりと守り、説得力のある文章を書いていきましょう。
この課題は、二次試験のように限られた時間内で書き上げるものではありません。時間を好きなだけかけて良い課題です。しかしその分、内容の質がどうしてもみられてしまうので、しっかりと対策する必要があるでしょう。
筆記試験対策について
ここからは、一次試験を突破した受験生が受けることのできる二次試験の対策についてお伝えしていきます。筆記試験は「歴史に関する史料」または「歴史に関する英文」のいずれかを選択し、問題に答える小論文形式です。
高校卒業過程までの歴史の範囲は是非全てに目をとしておきたいところです。おすすめは、資料集をページ順に振り返り勉強をするのではなく、世界の出来事を時系列順に復習していくことです。例えば、豊臣秀吉が天下統一をした頃、欧米やアジア諸国では何が起きていたのかという様に復習していきます。どんな質問を出されても、ある程度の知識や見解を述べられるように準備しておきましょう。
面接対策について
面接の内容は主に、あなたが提出した志望動機・理由書の内容に沿ったものです。面接においても、出願時に提出した書類の内容と口頭の内容が違っていては、説得力がかけてしまう恐れがあります。ですので、もう一度志望動機・理由書を熟読し、突っ込まれそうな箇所は予めリストに上げて対策をしておくと良いでしょう。ここでも、あなたの軸がブレブレにならないように、過去、現在、そして未来の時間軸を意識しながら面接に挑みましょう。
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最後に
青山学院大学文学部史学科自己推薦入試について、その対策方法を少しでも参考にすることはできましたでしょうか。まずは出願資格でもある評定平均の基準を突破することが最優先です。しっかりと学校の授業に集中して定期試験では点数を安定的に獲得してください。
その上で、志望動機・理由書、自己推薦入学者選抜課題、筆記試験、面接の対策を行いましょう。筆記試験や面接では、歴史についての知識や見解が問われます。常日頃から日本や世界の歴史や現在の出来事にアンテナを張って知識を増やしていきましょう。
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