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【いちばん詳しい解説】総合型選抜とは

総合型選抜とは?AO入試・学校型選抜との違いや対策方法をわかりやすく解説

生徒と講師

「そもそも総合型選抜ってどのような入試?」
「総合型選抜とAO入試って何が違うの?」

上記のように総合型選抜の概要がよくわからないことが多いのではないでしょうか?

総合型選抜とは、学校の求める基準に学生が沿っているかを、ペーパーテストの結果だけで判断しないようにした選抜制度です。また、総合型選抜と旧AO入試との違いは、学力も含めた総合的な基準が設けられているかどうかです。

この記事では実際にルークス志塾(旧AO義塾)の池袋キャンプ長がよくある総合型選抜(旧AO入試)に関しての質問や悩みにお答えし、入試の全貌をわかりやすくまとめました!

この記事を通じて「総合型選抜そのもの」と「どうやって対策すべきか」の大枠を理解しましょう!

また、ルークス志塾(旧AO義塾)では、総合型選抜にて合格した先輩の資料を閲覧できるほか、塾の乗り換えや塾の掛け持ちをしたい学生のために、授業料1ヵ月無料のキャンペーンを実施しています。

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目次(ページ内リンク)

総合型選抜とは?ペーパーテストだけに依らない選抜制度

総合型選抜(AO入試)とは、マッチング入試

総合型選抜は、以前はAO入試と呼ばれていました。
AO入試は、アドミッションズ・オフィス(AO)入試の略称です。

大学の学部・学科は「こういう生徒が欲しい!」のようなというアドミッションポリシー、言い換えると大学が求める生徒像を提示します。

言い換えるならば、総合型選抜は「大学と受験生とのマッチング」を重視した入試で、「ペーパーテストだけに依らない選抜制度」を総称した入試形態です

 

また、大学側は「この生徒はうちの大学に合っているのか」を判断するために、学力検査・学力考査、志望理由や面接などで評価するので、生徒は自身の意欲や大学でやりたいことなどをアピールする必要があります。

総合型選抜が重要視されている背景

国立・公立・私立の合格枠

総合型選抜が重要視されている背景として、グローバル化やテクノロジーの進歩によって「答えのない社会で活躍できる人材」が求められるようになったことが挙げられます。
こうした社会の変化を背景に、総合型選抜を導入する大学は年々増加しています。

さらに、大学入試改革により、AO入試の名称を総合型選抜へ変え、学力も含めてより総合的な実力を図る入試形態となっています。

結果として、試験の信頼性は上がり、より多くの大学が多くの合格者枠をAO入試や総合型選抜に割くようになりました。

実際に、総合型選抜をはじめて導入した慶應大学や他の私立大学はもちろん、近年では東京大学や京都大学など、国公立大学を含めたほぼすべての大学が、総合型選抜に類似した入試を導入しています。
今や、私立大学では2人に1人が総合型選抜で大学に進学しています。

そして2020年の大学入試制度改革にともない、総合型選抜の枠はさらに更に拡大していくことが見込まれています。

総合型選抜と他の試験の違いとは?

総合型選抜と一般入試、その他の推薦入試との違いを下記にて紹介します。

  • 総合型選抜とAO入試の違い
  • 総合型選抜と一般入試の違い
  • 総合型選抜と他の推薦入試との違い

AO入試から総合型選抜へ名称が変更した理由も紹介するので、それぞれ見ていきましょう。

総合型選抜と旧AO入試の違い

学力も含めた総合力が評価される入試になった

従来の総合型選抜(AO入試)とのいちばん大きな違いは、学力がより重視されるようになったことです。

総合型選抜(AO入試)では学力検査が必須ではありませんでしたが、大学入試改革により総合型選抜では大学入試改革によって、学力検査が課されるようになりました。

大学は「3つのポリシー」を明記することが義務化された

もう一つ注目すべき点として、大学側は3つのポリシーの策定が義務付けされました。

ポリシーとは、簡単に言うと「方針」のようなものです。
3つのポリシーとは、

  • 「卒業認定/学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)
  • 「教育課程編成/実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)
  • 「入学者受入れの方針」(アドミッション・ ポリシー)

以上の3つを指します。

これまでは総合型選抜(AO入試)でも、各大学の募集要項にはアドミッション・ポリシーは明記されていましたが、抽象的であり形式的な記述が多くありました。

そのため大学側のポリシーが明確に示されることで、受験生の皆さんが、大学の教育内容をしっかりと認識し、自分の興味に合わせた大学選びが可能となります。

また、ただ単に特別な実績を持っているだけでは通用しなくなり、その大学でしかできない学びを受験生がしっかりと理解し、どうして必要としているかが問われるようになりました。

特に重要なアドミッション・ポリシーについて、より詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください。

関連:アドミッションポリシーとは?言葉の意味や分析方法・志望理由書への反映方法まで解説

総合型選抜と一般入試の違い

総合型選抜と一般入試との違いとして、試験内容が挙げられます。

前述した通り、総合型選抜は「学力+意欲」を重要視する試験内容となっていますが、一般入試は学部によって指定された学科テストの点数のみで合否を出します。

総合型選抜と他の推薦入試との違い

いわゆる一般入試以外には、総合型選抜・自己推薦・公募推薦・指定校推薦などがあります。
指定校推薦を除き、総合型選抜・自己推薦・公募制推薦入試に「大きな違いはない」です。

一般的な比較説明を読むと、「公募制推薦入試は出願基準があり、かつ専願」「総合型選抜は誰でも出願でき、かつ併願可」などの説明が見られますが、総合型選抜でも出願基準を設けている場合や併願を認めないケースなどさまざまです。
入試形態については各大学の募集要項を確認しましょう。

ちなみに指定校推薦は、大学から各高校に合格枠が与えられている入試です。
自分で直接大学に売り込む総合型選抜とは異なり、学校での評価を積み重ねることが重要です。

総合型選抜の3つのメリットとは?

総合型選抜のメリットを3つ紹介します。

  • 受験回数が増える
  • 準備や対策で自身のキャリアを理解できる
  • 自分自身の強みを活かせる

順に紹介しますが、下記記事では総合型選抜のメリットを、「表面的」と「本質的」に分けて3つずつ紹介しています。総合型選抜のメリットを詳しく知りたい方は、ぜひ参考にして下さい。

関連:総合型選抜(AO入試)や推薦入試の受験を強くオススメする理由と、隠されたデメリットについて解説します。

メリット①受験回数が増える

総合型選抜のメリットとして、受験回数が増えることが挙げられます。

総合型選抜は出願と選抜時期が早いため、たとえ落ちてしまっても一般入試で受け直すことが可能です。

そのため、総合型選抜と一般入試でチャンスを2回に増やすために受けることもできます。

しかし、専願のみの学校もあるので、併願が可能なのか事前に確認しておきましょう。

メリット②準備や対策で自身のキャリアを整理できる

総合型選抜の2つ目のメリットとして、準備や対策で自身のキャリアを整理できることが挙げられます。

総合型選抜の出願書類を作成したり、面接対策をしたりすることで、大学で何をしたいか自分の中に落とし込めるため、キャリアデザインを受験を通してできます。

たとえ落ちても、キャリアを整理できている点は一般入試を受けた後にも生きてくるでしょう。

メリット③自分自身の強みを活かせる

3つ目の総合型選抜のメリットは、自分自身の強みを活かせることです。

総合型選抜は、学力だけではなく、自身の得意領域・強みも評価の対象となります。

自身の得意領域や強みを評価してもらうためには、徹底した自己分析が必要ですが、学力以外の部分で受験を有利にできる可能性があるのは、総合型選抜のメリットでしょう。

総合型選抜の2つのデメリットとは?

前章では総合型選抜のメリットを3つ紹介しましたが、本章ではデメリットを2つ紹介します。

  • やる気を出すのが遅い生徒には難しい
  • 一般入試に影響が出る可能性が高い

順に紹介します。

デメリット①やる気を出すのが遅い生徒には難しい

総合型選抜のデメリットとして、やる気を出すのが遅い生徒には難しい点が挙げられます。

このデメリットは、どの試験でも当てはまるかとは思いますが、総合型選抜では、3年間の学校生活での積み上げが総合的に評価される試験でもあるため、3年生になってからやる気を出しても間に合わないです。

よって、やる気を出すのが遅い人には総合型選抜の受験は難しいでしょう。

デメリット②一般入試に影響が出る可能性が高い

2つ目の総合型選抜のデメリットとして、一般入試に影響が出る可能性が高いことが挙げられます。

前章のメリットにて、「受験回数が増える」と紹介しましたが、一般入試と総合型選抜の両方を対策していくと、どちらも中途半端な対策となってしまう可能性があります。

受験(チャンス)が増えるのはメリットですが、デメリットにもなる可能性があると覚えておきましょう。

総合型選抜の選考方法とは?一次選考と二次選考の2種類

総合型選抜の試験内容は基本的に、一次(書類)選考と二次選考に分かれています。

一次の書類選考では、調査書などの高校からの書類と、志望理由書などの学生からの書類の提出が求められます。大学によっては、事前課題レポートがあったり、作成した動画を添付する必要があったりします。

二次選考では多くの場合、大学へ直接行き、小論文をその場で書いたり面接があったりします。面接は出願書類の内容や、志望分野への知識などを聞かれることが多いです。また、グループディスカッションが行われることもあります。

では下記にて、総合型選抜の選考の流れを紹介します。

総合型選抜の選考の流れ

総合型選抜の選考の流れは下記となります。

  1. 6月|エントリー
  2. 8月〜9月|出願(一次の書類提出)
  3. 10月〜11月|二次試験
  4. 11月〜12月|合格発表

順に紹介します。

6月|エントリー

大学によっては、6月くらいの時点でエントリーが必要になります。エントリーでは、簡単な志望理由を書いた資料の提出や、オープンキャンパス参加、オープンキャンパスでの個別面談などが求められる可能性があります。

8月〜9月|出願(一次の書類提出)

多くの大学が8月〜9月に出願となります。
出願では、調査書や志望理由書の提出が求められます。ここで提出した書類が一次1次の書類考査の対象となります。
ここでの書類には顔写真なども必要になるので、夏休みに書類準備とともに共に写真も用意しておくとよいでしょう。

また、合格するための志望理由書の書き方を知りたい方は、下記記事にてまとめているので、ぜひ参考にして下さいしてください。

関連:【プロ講師が解説】総合型選抜(AO入試)で合格する志望理由書の書き方

10月〜11月|二次試験

10月〜11月の期間に一次試験合格者を対象とした二次試験があります。
二次試験では、面接や小論文、グループディスカッションが課されます。
一次試験が終わった時点ですぐに二次の対策を始めるとよいでしょう。

また、二次試験が難関となる大学もあり、その場合は二次試験の対策をもっと早くから始めましょう。

11月〜12月|合格発表

多くの大学や入試方式で年内に合格が出るのが、総合型選抜の特徴です。
さらに、一般入試と時期がずれているので一般入試との併願することも可能です。

総合型選抜を対策する前の事前準備とは

総合型選抜の対策を行う前の事前準備を紹介します。

  • 自分をよく分析しよう
  • 自分とマッチする大学を探そう

本格的に対策を行う前に事前準備を忘れないでください!

事前準備①自分をよく分析しよう

総合型選抜では、あなたが将来何をしたいのか、そのために大学で何を学びたいのかを明確にする必要があります。

そのために、まずは「自分の興味分野」「取り組んできたこと」「辛かった経験」などを含め、これまでの経験をすべ洗い出してみましょう。 自身の経験やそこでの感情を振り返ることで、自分だけの将来像を描くことができます。

きっかけは自分の趣味でも構いません。過去の塾生の例で言えば、「韓国文化が好きだけど両親にその話をすると反韓感情からか怒られてしまう、なぜだろう。」のような経験から、「日韓関係の改善」を志望理由書のテーマにした受験生がいました。このように、自分を振り返ることで、将来像を描けるでしょう。

事前準備②自分とマッチする大学を探そう

次に4年間を過ごしたい大学を考えてみましょう。 ①で明確化された学びができるのはどこかを基準に選んでください。

偏差値やネームブランドで上から順に選ぶのではなく、オープンキャンパスや学術発表会・学祭へ足を運んだり、ホームページやパンフレットを精読するなど、手足を動かしながら大学学部の特徴を調べてみましょう。 そして自分の学びたいこと/研究したいことにマッチする大学学部をリストアップしてみましょう。

総合型選抜に合格するための3つの対策方法とは?

総合型選抜・推薦入試では自分の興味関心や課外活動などを強みとしてアピールできるため、一般入試の学力や偏差値から考えると合格が難しい大学にも逆転合格できる可能性があります。

ただし、ただ自分のアピールをすればよいのではなく、それが大学の求める学生像とどう一致しているかや、大学の学びを経て社会にどのように貢献していきたいかなど一貫性を持って伝える必要があります。逆転合格にはがむしゃらに頑張るのではなく「戦略的な対策」が必要です!

また、総合型選抜は現役生の特権のように思っている人もいるかもしれませんが、多くの大学が、現役生・高卒性・社会人に受験を認めています。
ルークス志塾では30歳を超えた受験生が、AO入試で見事志望校に合格しました。

以下、3つの対策方法をみていきましょう。

  • 出願条件を満たすようにする
  • 志望理由をブラッシュアップする
  • 面接や小論文の「伝える力」を磨く

それぞれ紹介します。

対策①出願条件を満たすようにする

総合型選抜の出願条件として、多くの大学で設けられているのは、一定以上の評定平均があることや語学資格を保持していることです。

総合型選抜はペーパーテストのみで合否が決まる訳ではありませんが、もちろん基礎的な学力がが学力が求められています。それを測るための1つの指標として、評定平均や語学などの資格が必要です。
多くの総合型選抜で学力試験を実施していないからこそ、評定平均や資格を重視する大学学部は多い傾向にあります。

出願条件を満たさなければ挑戦すらできないので、日々の努力を怠らずにクリアしていきましょう。

また、評定平均の重要性に関しては下記記事にて詳しくまとめているので、ぜひ参考にして下さい。

関連:評定が低くても大丈夫?総合型選抜(AO入試)合格と「評定平均値」の関係について解説!

対策②志望理由をブラッシュアップする

総合型選抜では志望理由書やその後の面接試験で、大学で何を学びたいのか、そして将来は何をしたいのかなどを問われます。
学問の専門家である大学の教授の前で、表面的な理解や興味のみを示しても、すぐにわかってしまいます。
自分が選んだテーマに本気で取り組みたいことを示すことが必要ですが、それには下記2点が重要です。

  • オタク度を上げる
  • 活動実績を作る

それぞれ見ていきましょう。

オタク度を上げる

オタク度を上げるとは、つまり、志望理由のテーマへの深堀りです。

自己分析で自分が興味があるとわかったことを深堀りしていきます。まずは、自分が将来実現したいことは、現状の社会にどのような問題があるのかをまずは書籍や検索などを駆使して調べてください。その分野の第一人者に話を聴いてみるのもよいでしょう。とにかく、自分のテーマに関しては、他のどの受験生にも負けないオタクになってください。

オタクになることによって、現状の問題に自分がどう向き合って解決していくかも考えられるようになります。オタクになればなるほど、自分の志望理由や、大学で学びたいことの計画も深まっていくでしょう。

活動実績を作る

活動実績は、自分が将来・大学でやりたいことに対して一歩でも活動しているかどうかです。

ただボランティアに参加するのではなく、自分が将来目指していることに対する活動が評価されます。その実績を作り志望理由書に盛り込んでいくことが大切です。

詳しい活動実績の作り方は、下記記事をご覧ください。

関連:総合型選抜(AO入試)合格者に共通する「活動実績」について解説!実は、「実績だけが全て」ではありません。

対策③面接や小論文の「伝える力」を磨く

出願条件を満たし、オタク度を上げて志望理由のブラッシュアップを行っても、試験でそれを伝えられなければ合格にはたどり着けません。総合型選抜で多く採用されている、小論文や面接などの選考の中で、自分の考えていることを的確に表現するには、練習をして「伝える力」を身に付けることが必要です。

例えば、小論文では、まずは型を学び、過去問などを通じて書く練習を行い、適切なフィードバックを受けて実力を向上させていきましょう。

また、面接では想定質問に対する回答を丸暗記する受験生も多いですが、それでは面接官と対話ができなかったり、想定外の質問に慌ててしまったりします。模擬面接を行って実践的な練習をしていきましょう。

そこで小論文対策を行いたい方は、下記記事にて小論文の書き方を分かりやすく解説してるので、ぜひ参考にしてみてください。

関連:【高校生必見!】小論文の書き方を分かりやすく解説。書き出しや構成、勉強方法を紹介

さらに、下記記事では総合型選抜の面接対策を、高校生の皆様にお伝えしているので、こちらもぜひ参考にして下さいしてください。

関連:総合型選抜(AO入試)の面接・口頭試問ではここが見られている!「評価されるポイント」とその「対策法」および「質問例」をお伝えします。

総合型選抜に関するよくある質問

最後に総合型選抜に関するよくある質問を紹介します。

  • 総合型選抜に受かる人・向いている人の特徴はなに?
  • 総合型選抜は大学と専門学校で違いはある?
  • 総合型選抜で受かりやすい大学はある?
  • 総合型選抜の合格率はどれくらい?
  • 総合型選抜はいつから対策を始めるべき?

同じような疑問をお持ちの方はぜひ参考にして下さい。

総合型選抜に受かる人・向いている人の特徴はなに?

総合型選抜に受かる人・向いている人の特徴としては下記が挙げられます。

  • 英検準1級以上の保持者
  • スポーツや部活動を頑張っている人
  • 好きでたまらないものがあるオタク型

ルークス志塾(旧AO義塾)では上記のような人が受かりやすい傾向にありました。しかし、総合型選抜に向いている人はいないと考えています。

なぜ上記のように向いている人がいないと考えているのかは、下記記事にて詳しく紹介しているので、気になる方はご覧ください。

関連:総合型選抜(AO入試)に向いている人・受かりやすい人の特徴を、ルークス志塾プロ講師が解説します!

総合型選抜は大学と専門学校で違いはある?

大学の総合型選抜は前述した通り、「学力+意欲」を重要視していますが、専門学校の総合型選抜は学力試験を設けていない場合が多いです。

また、合格した場合必ず入学することを条件にしている学校も多いです。

総合型選抜で受かりやすい大学はある?

総合型選抜で受かりやすい大学の特徴として、出願条件に「高校の評定平均」がない学部が挙げられます。

高校3年間の成績よりも、どのような興味を持ち合わせているのかを重要視している大学が受かりやすいでしょう。

総合型選抜の合格率はどれくらい?

結論からいうと、総合型選抜では、私立文系のような一般入試で倍率の高い大学・学部では合格率は高い傾向にあります。

有名大学の細かな合格率に関しては下記記事にてまとめているので、ぜひ参考にして下さい。

関連:総合型選抜(AO入試)は、受かりやすい?一般入試と倍率や合格率を比較してみました。

総合型選抜はいつから対策を始めるべき?

結論から言えば「早いに越したことはない」です。

総合型選抜は受験生の総合的評価であるため「部活動で頑張った経験」「海外経験」「学校の勉強を頑張ってきた」「趣味に没頭してきた」など、あなた自身がすでに強みを持っている場合は、直前になってからでも間に合う可能性はあります。しかし、何度も述べているようにそれだけでは合格できないので、受験を考えた時からすぐに対策を始めてください。

ちなみに多くの受験生は文理選択や進路選択など、大学受験へ向けた意思決定の際に総合型選抜の受験を考え出します。
特に高校2年生の夏に大学のオープンキャンパスへ足を運び、そこから対策を始める受験生が多い傾向にあります。

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この記事を書いた人

山下部 幸秀のアバター 山下部 幸秀 Loohcs志塾池袋校舎長

Loohcs志塾池袋校舎長。慶應義塾大学環境情報学部を在学中に独立して2019年に池袋校舎を開校、志望校合格率86.9%を達成。現在は指導歴の長いプロ講師として、東大や早慶上、GMARCHやSFC一般入試など、幅広く教鞭を執り続けている。