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【解説】明治大学農学部自己推薦特別入学試験 選考課題(食料環境政策学科)の対策法

【徹底解説】明治大学農学部 自己推薦特別入試の全て!~選考課題(食料環境政策学科)編~

今日は明治大学農学部食料環境政策学科の自己推薦特別入試の選考課題について解説していきます!1次試験の選考課題について学科ごとに解説しているので、食料環境政策学科以外の選考課題について知りたい方は、記事一覧から探してみてみてください!!

目次(ページ内リンク)

明治大学農学部って?

明治大学農学部では、人類にとって重要な食料資源である動植物・微生物を対象とした生命科学、環境科学、食料科学および社会科学など広い範囲にわたる学理を明らかにすることを教育理念としています。
そして、研究成果を実際に現場で展開することによって、食料資源の安定的供給と有効利用の実を挙げること、人間をはじめとするすべての生物の生存に適した自然環境の整備に寄与することを重視しています。

農学科では、環境の変化に合わせた食料の安全供給を目指し、農産物や有用動物などの育成・管理方法、適切な栽培環境の整備や周辺地域の環境保全についても研究を行います。

農芸化学科では、生活に密着した食品や環境の課題解決を目指し、幅広くバイオサイエンスを学びます。微生物を用いた環境に優しい技術の開発、健康によい食品の開発、動植物や微生物が生産する有用物質の探索などの研究を行っています。

生命科学科では、動植物、微生物などの生命活動を分子、遺伝子のレベルから理解することを基盤として、人類が直面している食料問題、先端医療、環境などの問題解決への活用を目指します。

食料環境政策学科では、「食と農」「環境と資源」を2本柱とし、食料問題・環境問題を体系的・総合的に学びます。少人数科目と実習科目も充実している。

自己推薦特別入試はどんな受験生を求めてる??

自己推薦特別入試とは、これまで自分が真摯に取り組んできた学習または活動を各学科・専攻での専門的な教育の中に明確に位置付け、それに挑戦しようとする意欲を持った人材を学生として迎えることを目的に、書類、小論文、口頭試問によって選考を行う入試方式です。
学科ごとに求める生徒像が大きく異なりますが、高い学習意欲、課外活動や外国語、理系科目で突出した才を持つ生徒を求めています。

詳細な入試情報、および生命科学科の選択課題についてはこちらを参考にしてください。

 

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【生命科学科】明治大農学部自己推薦特別入学試験 選考課題の対策法を解説! 【徹底解説】明治大学農学部 自己推薦特別入試!~選考課題(生命科学科)編~ 今回は明治大学農学部自己推薦特別入試、生命科学科の選考課題について解説していきます。な...

 

2020年度の選考課題を見てみよう

<課題図書>

生源寺眞一(2018):生源寺眞一著『新版 農業がわかると、社会のしくみが見えてくる 高校生からの食と農の経済学入門』家の光協会

<課題レポート>

 1.課題図書の感想文。課題図書を読んだ感想を,あなたの問題意識を踏まえ,約 1,000 字で書いてください。

2.調べ学習課題図書のなかで,自分が興味をもった内容について調べ学習をしてください。 なお、次の点に留意して,2,000~3,000 字程度のレポートにまとめてください。

 (1)自分の興味をもった内容,問題意識に関連する文献や新聞記事,統計などを調べてください。 

(2)調べたことについて自分の意見を述べてください。

<注意事項>

 (1)レポートの冒頭には「氏名」「志望学科」「在籍高校」を必ず書いてください。

 (2)感想文と調べ学習はともに,Word 等のワープロソフトで作成し,「A4 サイズ」「40 字×36 行」でページ設定をしてください。

(3)文字のフォントは明朝体 10.5 ポイントを基本としますが,見出しや強調したいところなどについては自由に設定してもかまいません。 

(4)図表や写真を挿入する場合は,図表番号と題名を付け,出所を明示してください。 

(5)引用する文献・新聞記事については,出所を明示してください。

(6)インターネットの情報源については,アドレスとアクセスした期日を明示してください。Wikipedia は調べる過程で参照してもよいですが,引用は認めません。 

(7)当課題は,課題に取り組む本人のレポートへの取組姿勢・努力量・考える力などを中心に評価します。

この問いに対してどのように考えていくかについて一緒に考えてみましょう。

課題図書の感想文

課題図書を読んだ感想を,あなたの問題意識を踏まえ,約 1,000 字で書く課題です。以下のポイントを意識しましょう

課題図書の内容をまとめていこう

本の内容をすべてさらうのではなく、自分の興味を持った部分や学びとなった部分を重点的に、この記事の最後にある「本の要約早技」を参考に要約していきましょう!

課題文の中で問題意識を持った部分を書き出そう

著者が複数挙げていた現代の農業に関する問題と自身の問題意識で合致するものを書きましょう。具体的な問題から、その問題の本質が何なのか、原因はどこにあるのかまで考えましょう。体制であったり、環境についての問題に気づけると、より深く農業全体の課題解決につながる議論を行うことができるようになります。

大学でどのように学びを発展させたいか考えよう

このような課題内容の場合、参考資料の書き方や、字数、必ず書かなくてはならない内容など細かく指定されている場合がほとんどです。今回は以下の6点が注意事項として指定されています。これを1つでも守らなければ採点すらされない可能性すらあります。注意して課題に取り組みましょう。

注意事項は熟読して守ろう

このような課題内容の場合、参考資料の書き方や、字数、必ず書かなくてはならない内容など細かく指定されている場合がほとんどです。今回は以下の6点が注意事項として指定されています。これを1つでも守らなければ採点すらされない可能性すらあります。注意して課題に取り組みましょう。

課題レポート

調べ学習課題図書のなかで,自分が興味をもった内容について調べ学習をする課題です。次の点に留意して,2,000~3,000 字程度のレポートにまとめます。

課題図書の中で興味を持ったことを大雑把に調べてみましょう

興味を持ったことについて少し調べてみましょう。(ここで「興味を持った」というのは「疑問を感じた」という意味合いで)ソースは問いません。Wikipedia等も含めて、課題図書の内容からテーマに関する純粋な知識を増やしましょう。

仮説を立ててみましょう

疑問に対して、自分なりの仮説を立ててみましょう。なんとなくではなく、根拠を持った仮説を立てることを心がけましょう。(感覚ではなく、データに基づく推測)

深掘りできそうな組織、人物、地域を絞り、文献調査を行う

テーマに関する事柄に関する出来事、人など関連する事柄の歴史、現在(未来最新)について調べながら、今までどうだったのか、これからどうなるのかを中心に調べましょう。課題解決には「歴史を知る、今を知る」ことが重要だからです。

仮説が正しいと証明する文献、仮説とは異なる意見の文献どちらもを探そう

調べていくうちに自然と自分の仮説が正しいと示す資料ばかり集めるようになり、資料を事実とは違う形で捉えるようになります。常に中立の立場で調べていきましょう。

調査をもとに自分の中での疑問に対する結論をまとめよう

結論を明確に出す必要は必ずしもあるわけではないですが、調査結果をもとに考察してみましょう。

どういうシナリオで書いていくか考える

ここでいうシナリオとは「課題解決のシナリオ」です。どのような手法で、どのような手順でだれにどのような影響を与えるのか。問題に対する具体的な解決策を考えます。3000字の制限があるので書ける分量は限度がありますが、1つ目の課題で述べた問題意識を踏まえ、具体的なものを想像しながらシナリオを書いてみましょう。

本の要約早技

今回のような課題では1200字という制限があるため、本の要約を行う必要があります。本の要約をする際に重要となるテクニック、ポイントについて教えちゃいます!

重要部だけを書き出していく

可能な限り、具体例や筆者の身の上話、導入を排除して読み進めていきましょう。重要なこと、要点を書き出していきましょう。

一番最後の形式段落のなかや、具体的な例が書かれている部分の前後にあることが多いです。また「よって」、「そのため」などの接続詞が文頭に置かれた場合は、続く文章が要点(結論)となることが多いです。

またもっと感覚的に、新たな知識、誤解していたことについて書き出すのも有効です。読み込むのではなく、流して読んでいきましょう。本から得た知識、発見を見えた瞬間からメモしていきましょう。要約が大変なのであれば、文をそのまま書き写すのでも構いません。

流れを整理しあらすじを作る

「だれが」、「いつ」、「何を」、「どのように」、「こんな理由で」、行い、「どうなったか」のみにまとめていくと、さらに簡潔な内容で表すことができます。書籍の中で展開された話の流れを簡潔に示し、自分がその中で興味を持ったことをより高い比重で書きましょう。

着目するテーマのパートを読み直す

議論の整理が終わったら、もう一度興味深い内容について述べている部分を読み直しましょう。書籍の中で出てきたキーワード、事例についてリサーチを重ねて行いましょう。そこからさらにどのような内容に興味が湧いたのかについても述べましょう。

リサーチで重要な3つのこと

先行課題では綿密なリサーチが必要なことがわかりましたね。ではリサーチする中で重要なポイントを確認しましょう。

最新の情報なのかを常に確認しよう

調べていた記事が数年前のもので現在は変わってしまっているといったミスが多いです。特に政治や新型コロナウイルス等の感染症に関する情報はたった1ヶ月で大きく変わっている場合が多いです。常に意識して、得た情報が最新のものであることは確認しましょう。

バイアスをなるべく除きながら調べよう

調べる中でただ何も考えず調べるのではなく仮説を立て、それが正しいのかを検証する方向で調べましょう。しかしその仮説を裏付けるために無意識のうちに情報をねじ曲げて受け取っていないか、最終的に批判的に見直しをしましょう。分の発想を伝える際やこのように調べるときには自分を批判的に見る視点が重要です。

引用する資料について

引用する資料は、新聞、執筆者がわかる論文・書籍にしよう。誰が書いたかわからないようなネット記事やSNSの内容から引用するのは絶対にやめましょう。どこから引用した資料なのかを控えておきましょう。

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