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明治大学の小論文対策|90分で書く4つの手順と3つの注意点

「明治大学の小論文は、どの入試で課されるのか」と迷う受験生もいます。

2027年度の文学部自己推薦特別入試では、90分の小論文と口頭試問が行われます。農学部では、特別講義に関する筆記試験が行われます。

総合型選抜の専門塾であるルークス志塾は、確認できた入試情報と小論文の書き方を整理しました。この記事を読めば、文学部の選考内容と出願条件を理解し、小論文の準備を始められます。

目次(ページ内リンク)

2027年度は文学部で90分の小論文、農学部で講義の筆記試験を行う

明治大学の文学部と農学部では、自己推薦特別入試の第2次選考が異なります。受験生は、志望学部に合わせて準備する試験を確認してください。

文学部は90分の小論文と口頭試問を受ける

文学部の第2次選考では、90分の小論文と口頭試問が行われます。文学科、史学地理学科、心理社会学科の全学科と全専攻で共通です。

受験生は、文学部の試験日と出願期間を2027年度の募集要項で確認してください。この記事では、公式確認ができていない具体的な日付を掲載していません。

農学部は2027年度に特別講義に関する筆記試験を受ける

農学部の第2次選考は、小論文ではなく、特別講義に関する筆記試験です。農学部を受験する方は、試験名と内容を確認してください。

農学部の2027年度入試の日程は、次のとおりです。

  • 第1次出願締切:2026年9月4日
  • 第1次選考発表:2026年9月25日
  • 第2次出願締切:2026年10月1日
  • 第2次選考:2026年10月6日
  • 最終合格発表:2026年11月4日

農学部のページでは、2023年度から2025年度入学試験までの過去問が公開されています。受験生は、志望年度の募集要項と公開済みの過去問を確認してください。

農学部を受験する方は、講義理解・課題レポート対策で筆記試験の準備方法を確認できます。

文学部と農学部では、2028年度入学試験から選考方法が変わる予定です。2028年度以降の受験生は、明治大学が公開する最新情報を確認してください。

自己推薦特別入試って?どんな生徒像を求めている?

自己推薦特別入試とは、これまで自分が真摯に取り組んできた学習または活動を各学科・専攻での専門的な教育の中に明確に位置付け、それに挑戦しようとする意欲を持った人材を学生として迎えることを目的に、書類、小論文、口頭試問によって選考を行う入試方式です。

以下の要項から、大学を求める生徒像を見ていきましょう。

文学部の教育目標は,過去から現在まで多様に展開されてきた人間の営みのすべてに対して,さまざまな角度からの考察を試みながら,究極的には,人間そのものを普遍的かつ総合的に理解することです。その目的を達成するため,充分な専門的知識を身につけた幅広い教養人の育成を教育方針としています。なお,文学部では専攻単位に志願者を募集します。当該専攻分野に対する明確な問題意識や目的意識,強い学習意欲を持つ志願者を期待します。

以上のような教育目標,教育方針に基づき,文学部では,次のような学生を求めます。

・本学の建学の精神「権利自由・独立自治」を理解し,世界での活躍を見据えながら,他者や異文化を受容しつつ,確かな「個」の確立に意欲のある学生

・人と人のつながり,人と社会のつながりに関心をもち,人間の創作物や人類の過去,社会事象等のアプローチから人間学の探究に挑戦する意欲のある学生

・他者との関わりの中で,独創的な生き方を模索し,新しい概念や価値観の創出を追究したい学生

・専攻する専門領域において明確な問題意識や目的意識,強い学習意欲を持つ学生

  また,各学科では,次のような学生を求めます。

  文学科:様々な文化のあり方を学ぶことに積極的で,それに謙虚な理解を示すことが出来る学生,また自らの専門性の確立によって自分の「個」を形成する意欲のある学生を求めます。

  史学地理学科:自然と人間世界のあり方に幅広い興味を持つ学生,ものごとを歴史的地理的に探究したい学生,文献の読解・分析能力やフィールド調査能力を身につけて職業に活かしたい学生,幅広い歴史・文化の知識を活かして国際的に活動したい学生を求めます。

  心理社会学科:個人や集団に対する援助的姿勢を持ち,自立的思考のできる社会人となるための多角的視野を持つ学生を求めます。

出願条件を確認しよう!

文学部の出願条件は評定平均3.5以上など3項目

文学部自己推薦特別入試には、3つの基本条件があります。専攻によっては、高校で履修した科目も条件に含まれます。

出願条件は年度によって変わる可能性があります。受験生は、必ず受験年度の募集要項で最終確認してください。

3つの基本条件

基本となる出願条件は、次の3項目です。

項目条件
第1条件志望する専攻で学ぶ意思が強く、明治大学文学部を第1志望とすること。
第2条件全体の評定平均値である学習成績の状況が3.5以上であること。
第3条件授業以外の自主的な学習や活動で力を発揮し、第三者へ説明できること。活動は、入学後の学びにつながる内容であること。

コンクールなどの入賞実績だけで合否が決まるわけではありません。入学後の学びにつながる活動と努力を、自分の言葉で説明する力が求められます。

4専攻の履修条件

日本史学、アジア史、西洋史学、地理学の4専攻には、科目の履修条件があります。

専攻高校での履修条件
日本史学専攻日本史B、世界史B、またはそれらに準じる科目のいずれかを含め、4単位以上を履修していること。
アジア史専攻世界史Bに準じる科目を含め、4単位以上を履修していること。
西洋史学専攻世界史Bに準じる科目を含め、4単位以上を履修し、英語の評定平均値が4.0以上であること。
地理学専攻地理Bに準じる科目を含め、4単位以上を履修していること。

受験生は、科目名や単位の扱いを受験年度の募集要項で確認してください。

6専攻の自己アピール例

自己アピールでは、志望する専攻の学びと活動経験の関係を説明します。自己アピールに使える6専攻の活動例は、次のとおりです。

専攻自己アピールに使える活動例
日本文学専攻研究評論、読書感想文、創作での受賞歴。書道、詩歌、古典芸能など、日本文学の周辺分野での活動と成果。
演劇学専攻台本の研究や創作、舞台や映像作品への出演、演出など、舞台芸術や映像に関する活動と受賞歴。
文芸メディア専攻小説や詩歌の創作と受賞歴。演劇やライブでの活動歴。
考古学専攻現地調査や研究発表の経験。日本考古学協会の高校生ポスターセッションなどへの参加。
地理学専攻国際地理オリンピック国内予選の受験、学会の高校生向け発表会への参加、地理学の自主研究。
哲学専攻日本倫理・哲学グランプリへの参加と入賞、国際哲学オリンピックへの参加、対話を通じて哲学を考える活動。

表の活動は例であり、入賞歴が合否を決めるわけではありません。受験生は、自分の活動から得た学びと、大学で学びたい内容を結び付けて説明します。

2027年度の選考は2,000字の自己推薦書と90分の小論文で進む

2027年度の文学部自己推薦特別入試は、書類による第1次選考から始まります。第1次選考を通過した受験生は、第2次選考を受けます。

選考内容
第1次選考自己推薦書を提出する。志望する学科と専攻で学びたい内容を2,000字以内で書く。
第2次選考90分の小論文と口頭試問を受ける。全学科と全専攻で共通する。

自己推薦書では、高校までの学習や活動と、大学で学びたい内容を結び付けます。第2次選考の日程は、2027年度の募集要項で確認してください。

受験生は、文学部自己推薦特別入試の面接試験対策で口頭試問の準備方法を確認できます。

明治大学の小論文を4つの手順で組み立てる

小論文では、出題文の指示に従い、自分の主張と根拠を順序立てて書きます。次の4つの手順で文章を組み立ててください。

  • 手順1:冒頭で結論を示す
  • 手順2:予想される反対意見に答える
  • 手順3:2〜4つの根拠を挙げる
  • 手順4:結論と今後の見通しを説明する

手順1:冒頭で結論を示す

小論文の冒頭では、設問に対する自分の結論を簡潔に示します。読み手が最初の段落で主張を理解できるように、立場を明確にしてください。

手順2:予想される反対意見に答える

受験生は、自分の主張に対して出る反対意見を考えます。反対意見を示したうえで、提示した立場を選ぶ理由を説明してください。

手順3:2〜4つの根拠を挙げる

自分の主張を支える根拠は、2〜4つを目安に挙げます。自分の主張が成り立つ理由と、別の意見より適切だと考える理由を書いてください。

手順4:結論と今後の見通しを説明する

受験生は、最後の段落で冒頭の結論を詳しく説明します。自分の考えに加えて、課題が今後どのように変わるかも示してください。

90分の小論文を読みやすくする3つの確認事項

受験生は小論文を書き終えたら、設問への回答、文の長さ、具体例の正しさを確認します。確認する内容は、次の3つです。

  • 確認1:設問の指示を最後まで読む
  • 確認2:1文に書く内容を1つに絞る
  • 確認3:最新で正しい具体例を使う

確認1:設問の指示を最後まで読む

設問には、筆者の意見への賛否や、自分の経験を含めるよう求める場合があります。受験生は、指定された条件を確認してから書き始めてください。

受験生は答案を書き終えた後も設問を読み直し、すべての条件に答えているか確認します。

確認2:1文に書く内容を1つに絞る

根拠を1文に詰め込むと、主語と述語の関係が分かりにくくなります。1文に書く内容を1つに絞り、必要に応じて句点で分けてください。

確認3:最新で正しい具体例を使う

具体例は、主張の理由を読み手へ伝えるために使います。記憶が曖昧な数字や事実を書かず、正確に説明できる例を選んでください。

小論文で避けるべき3つの書き方

小論文では、自分の主張を客観的な根拠で支える必要があります。次の3つの書き方を避けてください。

  • 注意1:好き嫌いを理由にする
  • 注意2:自分の経験だけを根拠にする
  • 注意3:感想だけで文章を終える

注意1:好き嫌いを理由にする

悪い例:数学の授業をなくすべきだと私は考える。なぜなら数学が嫌いだからだ。

好き、嫌い、面白い、つまらないという気持ちだけでは、主張の正しさを説明できません。受験生は、第三者が確認できる事実や筋道を根拠として示してください。

注意2:自分の経験だけを根拠にする

悪い例:数学の授業で私は起きていたことがない。つまり数学はつまらない。

1人の経験だけでは、ほかの人にも当てはまる主張だと説明できません。受験生は、自分の経験に加えて、第三者が確認できる根拠を示してください。

注意3:感想だけで文章を終える

悪い例:筆者と意見が合うので、実際に話したいと考えました。家に帰って数学を1から解き直します。

小論文は、設問に対する主張と根拠を書く文章です。読後の感想や今後の予定だけで終えず、設問への答えを結論として示してください。

明治大学の学部記事一覧

明治大学文学部の90分小論文は4つの手順で準備する

2027年度の文学部自己推薦特別入試では、90分の小論文と口頭試問が行われます。自己推薦書は2,000字以内で作成します。

受験生は、結論、反対意見への回答、2〜4つの根拠、詳しい結論の順で答案を組み立てます。試験日と出願期間は、2027年度の募集要項で確認してください。2028年度以降は、変更後の選考方法も確認します。

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この記事を書いた人

受験生の皆さんを応援するために、総合型選抜対策をはじめとした最新の受験情報、効果的な勉強法、モチベーションを高めるコツなどを提供する専門チームです。14年間で2000人以上の難関大学合格者を輩出してきたLoohcs志塾の講師陣や総合型選抜合格者で構成されており、長年の教育現場での経験から信頼性の高い情報を厳選してお届けします。

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